アドフェスト

再発したか、「お腹の風邪」

昨日の朝食までは特に問題を感じなかった。 その後、「お腹の風邪」(ウィルス性胃腸炎)らしき兆候が出始めた。 あれ、三四週間前に意外なほど苦労したあの感じに似てるな。 しかし、人間はよくない兆しは なるべく信じたくない動物である。 ま、大丈夫じゃ…

未完成な新規プログラムが面白い

今回は日程の都合で会期4日のうち、 後半二日間だけ地域国際広告祭アドフェストに参加する。 事前にあらかた見たいものはチェックしておくが、 後は現地で臨機応変、行き当たりばったりで覗くことにしている。 初参加のときはフルに見た方がいいが、 回を重…

スーパー裏方Eさんに助けてもらった

会議二日目は9時に開始、13時で終了。 ランチを済ませたら散開です。 目が回るほど多忙な参加者が多数いるので、 そのスケジュールを調整するだけでも一仕事です。 (僕も東京で裏方を務めることがあるのでよく分かります) 費用や時間をなんとかやりくりし…

ミニセッションを出前してきました

元同僚Nさんに頼まれ、 今年の地域国際広告祭アドフェストツアー参加のみなさんに ミニセッションを出前してきました。 旅行会社の方がツアーキットを配布するのが この日のメインイベント。 僕は前座を務めます。 どうせやるならひとつでもふたつでもお役に…

AdFest18と銀座ウエスト

銀座に足を運び 地域国際広告賞AdFest18のミニセミナーを実施。 今年の参加者30名ほどのみなさんが聴きに来てくれた。 僕にできるAdFestへのささやかな貢献と思い、 資料、スライドを準備しました。 40分ほどで終了。 後は旅行代理店担当者の方が、 ツアーに…

東京チーム、Young Lotusダブル優勝

AdFest17、最終日四日目午前のハイライトは Young Lotus Workshop プレゼンテーション。 予選を勝ち抜いた5組が、 若者がAdFestにもっと興味を持つためにはどうしたらいいか、 知恵を絞り舞台で発表する。 香港、ムンバイ、ソウル、シンガポール、東京。 各…

広告祭の隙間時間に『資本論』を読む

もう40年も前のことだけれど、就職する際に、 「これからは資本主義の片棒を担いで、 お金を稼ぐことになるんだろうな」と不安だった。 右も左も分からず会社に入ってみると、 親切な先輩、怖い先輩、 ちょっと意地悪な先輩たちが、 仕事や会社員の心得を教…

"The Fabulous Four"—日本の若手4人が作品披露

AdFest17二日目。 いつも楽しみにしている若手フィルム・ディレクターのセッション、 "The Fabulous Four 2017" を見に行く。 今年のテーマは "20 years of diversity" (多様性の20年)。 AdFest 20周年にちなんだものだ。 シナリオ予選通過者は5分のショー…

フェスティバルの全体像をつかむ

AdFest17会場PEACH地下駐車場スペースを利用して 博報堂プロダクツが写真展を開催。 空間の上手な使い方だと感心した。 フェスティバルを長く活き活きと存続するには、 こうした細部の工夫・刷新がとても大事だ。 なんだか秘密基地っぽくて写真を楽しむ気分…

20周年のタイ・パタヤAdFest17へ

4ヶ月半ぶりの海外出張でタイに向かう。 パタヤで開催される地域国際広告賞AdFest17に参加し、 その後、バンコクでリージョンの同僚たちと一日半のセッション。 AdFestは1998年創設で今年20周年。 僕は唯一のチェンマイ開催第1回から参加して16回目になる。 …

全広連アドフェスト16報告会

きょうの午後は MacBook2台カバンに入れて銀座に出かける。 1台が不調でももう1台をバックアップにできる。 全広連主催アドフェスト16報告会のスピーカーのひとりとして 30~40分ほどのミニセッションをやることになったのだ。 アドフェストは1998年にNPO運営…

動画を編集し、字幕を入れた

ビデオ編集の練習をしている。 以前購入してApple Storeでトレーニングも受けた ソフトウェアFinal Cut Pro Xだ。 地域国際広告賞アドフェストで 社が派遣した二人の審査員Yさん、Sさんを現地パタヤでインタビューした。 場所は僕のホテルの部屋を使い、 タ…

銀座でアジアの勉強会

午後から銀座に出る。 博報堂の石井うさぎさん、電通の東畑幸多さんらが 3月にタイ・パタヤで開催した地域国際広告祭アドフェストの 報告をしてくれるのだ。 ヤングロータス日本代表で出場した若手二人、 畠山侑子さん、柴田悠香さんの報告も楽しみだ。 その…

自慢と嫉妬のコントラスト

AdFest最終日。 各カテゴリー審査委員長のパネルディスカッション、 Jury President Crossfire。 AdFest名物のひとつだ。 今年はマニラのDavid Guererroがモデレーター。 審査のプロセスや思いなどが 各審査委員長のコメント、事例で直接伝わる貴重なセッシ…

The Spirit Lives in the Place

ようやく終わりました。 イスタンブールで審査した大陸間国際広告賞The CUPの プレゼンテーション、"The Sprit Lives in the Place" です。 この一週間、準備を重ねてきました。 (撮影: Karen Chan) 朝一番のセッションだったにも関わらず大勢の人が来てく…

AdFest2013が始まった

AdFestが始まった。 2013年のテーマは"Connect the Dots(点と点をつなげ)"。 Steve Jobsのスタンフォード大学でのスピーチに インスピレーションを受けた言葉である。 AdFestでは参加者が一カ所に集まり食事も一緒にする。 ホスピタリティがしっかりしてい…

人間は勘違いし失敗する動物だ

バンコクからパタヤに移動する。 中途で道路工事をやっている区間があり渋滞している。 いつもより30分ほど余計に時間がかかり、 2時間半でアドフェスト会場に到着。 荷物を部屋に置き、スピーチのための機材チェックやら スタッフとの打ち合わせに入る。 ア…

精霊はその土地に宿る。Genius Loci

先週イスタンブールで行われた 大陸間国際広告賞The CUPでなにをどう見てきたか。 僕を代表として派遣してくれた地域国際広告祭AdFestのために 45分のプレゼンテーションを準備している。 カンヌとは異なるThe CUPのコンセプト、 「精霊はその土地に宿る (Ge…

夜食をすませて、ひとり仕事

きょうも朝から会議、打ち合わせ、メール、 社外の方からのプレゼンテーションなどで目いっぱい。 ひとりで考えて文章やスライドにまとめる時間は19時以降になる。 「ひとり仕事」をやろうと覚悟を決めた日は、 地下2階マクドナルドで夜食をテイクアウト。 1…

アドフェスト2012入賞作品スナップショット

(パタヤのAdFest会場、通称PEACH) (AdAsiaのためのツール、Second Aid Kit。日本) (Social Bookmark。 スティーブ・ジョブズ伝記にふさわしいアイデア。日本) (ライターで煙草に火をつけようとすると 死者を弔う祈りの声が聞こえてくる。インド) (…

アドフェスト2012全入賞作品決定

12時からは全部門7人の審査委員長による パネルディスカッション。 (2人は既に所用で帰国したため審査委員長代理が出席) 今回は重要なお役目を務めているので 僕も一週間フル稼働である。 審査委員長それぞれが一二点作品を選び その作品について全員が多…

"Belief(信頼)"が降りてきた

今夜の授賞式では ダイレクト/プロモ部門審査委員長として短いスピーチがある。 前夜ふと思いついた言葉があったので 朝食を取りながらメモを書く。 "Belief(信頼)"という言葉である。 この言葉で両部門のグランプリをくくって 話してみたらどうだろう。 …

アドフェスト2012開幕

きょうはアドフェストのオープニングパーティ。 昨年は東日本大震災の影響で日本からの参加者が激減したが 今年は200人以上に回復。 アジアパシフィックを中心に 全部で1,000人以上が世界各国からやってくる。 パタヤに3年ぶりに戻ってきて、 まずまずの盛況…

スモールトークを使う

アドフェスト審査三日目。 審査が始まる前、審査の合間、審査終了後。 ご飯を食べながら、トイレに連れ立つとき、クルマを待つ間、 ちょっとしたすきまにスモールトークをする。 共通の友人の消息。最近手がけた仕事の話。夕べ別れた後の逸話。 時事問題への…

作品の生命力を見極める

アドフェスト審査二日目。 審査は生き物なのでちょっとしたことで 流れが変わることがある。 流れにのまれてリストから消えてしまう作品がある。 その一方で生命力のある作品は 自分で自分の居場所を見つけてしっかり生き残る。 デジタルの時代になろうと、 …

苦難と覚醒

アドフェストの審査でパタヤに来ている。 2003年のフィルム・プリント、 2008年のラジオに続いて審査は三度目になる。 今回は前半三日間はダイレクト・プロモ、 後半二日間は360、INNOVA、Roots三賞の審査に加わる。 1998年、チェンマイで開催された第一回ア…

パタヤで体感したベルリン

ベルリンスクールがパタヤにやってきた。 5月から始まる四期生の募集と、 新設の奨学生制度の案内をするのが主目的である。 と同時に、 「そもそもベルリンスクールってなんだろう」 と疑問や興味を持つ人たちのために、 実にベルリンスクールらしい方法でセ…

Yuji Shiota "Sara and Sandy"

僕がアドフェストでもっとも楽しみにしている セッションのひとつが、"Fabulous 4"。 アジアパシフィックのヤングディレクターたち (まだ7本以上の作品を演出していないことなどの 条件がある)に脚本を応募してもらい、 優秀作4本を選び、ショートフィルム…

混沌と混乱のアジアに生きる

2009年のアドフェストは参加者数、応募数に 世界同時不況のかげりが出ていた。 右肩上がりで2008年まで来たのが 一気に数年前の規模に逆戻りした感覚であった。 審査委員長のひとりとしてパタヤ入りしている Sir John Hegartyによれば 「広告は世界の肯定的…

世界同時不況下のアドフェストへ

第12回アドフェストに参加するため、 タイ・パタヤに乗り込む。 アジアも世界同時不況に直撃され、 むろん無傷ではいられない。 その空気感をつかむためには やはり現地にやってくる必要があった。 今年のアドフェストのスローガンは、 "Made in Asia"である…