働く

かあちゃん、お荷物は、のらねこやまとが運んでくれるんだよね!

クリッピングから 朝日新聞2024年4月13日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉ニャンか違う 世の中の仕組みが 少しずつわかってきた5歳の孫。 宅配便が届くと、こう言いました。 「かあちゃん、お荷物は、 のらねこやまとが運んでくれるんだよね!」 …

1994年製造冷蔵庫が天寿を全うした(ご苦労さまでした)

冷蔵庫が壊れた。 国産T社製、1994年製造。 普通は12、3年が寿命らしい。 29年使えたのは相当珍しいことなのだそうだ。 この冷蔵庫を購入した町内の中型電機店は とっくに畳んでいる。 メーカーT社は家電事業(映像製品を除く)を 2016年に中国の企業集団に5…

その前にクリスマスがあるんです

ああ、もう年末なんだなぁ…… と思うサインが僕にはいくつかあります。 そのひとつ、ご近所のH牛肉店案内。 年末年始営業について書いてあります。 「もうそんな時期になったんだねぇ」 おかみさんに話しかけると、 「その前にクリスマスがあるんです」。 そ…

たった一つの小さな誇りは、グレることなく、気強く生きてきたこと(木下スミ子)

クリッピングから 毎日新聞2022年6月18日朝刊 読者投稿欄「みんなの広場」 グレずに気強く生きてきた 主婦 木下スミ子 75 (福岡県) 8日付本欄「自慢の父に叱られて」を読み、 何と幸せな親子関係だろうと目頭を熱くしました。 そして私の惨めな記憶もよみ…

ピアノをクレーンで運び出す?

「ピアノクレーン」の文字が目に入りました。 お、2階からピアノを運び出す様子が見られるかな、 と買い物帰りの自転車を脇に止めました。 現れたのはピアノではなく、ベッド。 残念。 もう少し待ってたら、ピアノが出てきたのかな。 僕の他にも野次馬カップ…

ウチから富士山ってこんな風に見えたっけ…?

晴れた日は寸暇を惜しんで 物干しで猫ベッド・猫マットを干してます。 寒いなぁ〜、と思っていたら、 遠くに冠雪した富士山が…… あれ、ウチから富士山ってこんな風に見えたっけ…? 後で同居人に訊いたら、 「ワシも知らんかった」とのたまっておりました。

佐藤優『仕事に悩む君へ はたらく哲学』(マガジンハウス、2021)

シマオという佐藤優の分身が、 佐藤優に相談し質問する設定が秀逸だ。 『仕事に悩む君へ はたらく哲学』(マガジンハウス、2021)を読む。 仕事に悩む君へ はたらく哲学作者:佐藤優マガジンハウスAmazon(ブックデザイン/TYPEFACE イラストレーション/iziz…

照れながらお仕事するのね

クリッピングから 朝日新聞2021年12月4日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉在宅勤務します 4歳の孫に「ママはきょうテレワークだからね」と言うと、 孫はうつむいて恥ずかしそうに、 「照れながらお仕事するのね」。 どんなお仕事を想像したのかし…

その態度を「正気」と呼びます(上野千鶴子)

クリッピングから 朝日新聞2021年10月23日朝刊別刷be 「悩みのるつぼ」回答者 社会学者 上野千鶴子 昇進格差に悩む50代女性の相談。 営業部門にいるため、どんなに頑張っても課長補佐止まり。 今後の人生に取り組む心構えは? 上野さんの回答から引用します…

佐藤優『還暦からの人生戦略』(青春新書インテリジェンス、2021)

インテリジェンス能力を日常でどう使いこなすか。 ひとつの応用例を見るようだった。 佐藤優『還暦からの人生戦略ー最高の人生に仕上げる”超実践的ヒント”』 (青春新書、2021)を読む。 還暦からの人生戦略 (青春新書INTELLIGENCE 622)作者:佐藤 優青春出版…

ミッションを達成すると(小さなことでも)うれしい

同居人に依頼され、庭の踏み木の端っこをカットした。 小型ノコギリで一日2枚ずつ、作業時間30分。 5日間かけて無事完成。 小さなことでもミッションを達成するとうれしいもんだね。 これで踏み木の上を歩いても、(たぶん)転ばないぜ。

行くところが分かって安心したわ(川田くにゑ)

クリッピングから 朝日新聞2021年3月27日朝刊別刷be それぞれの最終楽章 読者から③ 西山桂子さん(75)兵庫県姫路市 1週間前に「お迎え」の夢を見た こんなふうに旅立たれる方もいるんだなぁ、 と心に深く残って、クリッピングしておきました。 父が腎臓病を…

「BMW」で通勤する90歳総務部員・玉置泰子さん

クリッピングから 朝日新聞デジタル2021年1月30日 私に定年はない 90歳の「世界最高齢」総務部員 (朝日デジタルから) 90歳の現役フルタイム総務部員・玉置泰子さん。 小見出しの「ヨガをしてから「BMW」で出勤」に興味を引かれ、 記事の中味を読み始めた。…

大王夜食弁当お品書き(2020.6.16)

本日は同居人が会社に行く日です。 電車が混雑しない時間帯を選び、人との距離を取り、 外食は控え、帰宅したら手洗い、マスク洗い、 シャワー(もしくは風呂)が欠かせません。 電車やバスで出掛ける日は どなたでも行って帰ってくるだけで 気疲れするに違…

テレワーク合間主夫業仕込まれる(大橋進)

クリッピングから 讀賣新聞2020年4月9日朝刊 よみうり時事川柳(長井好弘選) テレワーク合間主夫業仕込まれる 栃木 大橋進 簡潔で、実感があって、うまいなぁ。 どんな状況に置かれてもネタを見つけてしまうたくましさ、 見習いたいもんです。 家事はやって…

東村アキコ『東京タラレバ娘 シーズン2(1)』(講談社Kissコミックス、2019)

シリーズ累計500万部突破(電子含む)のヒット作品が帰ってきました。 駅そばTSUTAYAでようやく借りてきました。 東村アキコ『東京タラレバ娘 シーズン2(第1巻)』 (講談社、2019)を読む。 東京タラレバ娘 シーズン2(1) (Kissコミックス)作者:東…

自分が咲く場所は自分で探す(片岡桃代さんの娘)

クリッピングから 朝日新聞2019年9月20日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 咲く場所 決めた娘 兵庫県西宮市 片岡桃代 カウンセラー 50歳 (略) 思えば娘の就活は、私にとっても試練と葛藤の連続だった。 他人を押しのけてまで自分を通すことはしない、 ちょっと…

古谷田奈月『神前酔狂宴』(河出書房新社、2019)

浜野と梶は幡ヶ谷にある派遣事務所カサギスタッフで面接を受けていた。 「時給1200円〜」につられて二人は千駄ヶ谷の高堂神社併設の披露宴会場 高堂会館で働き始めることになる。 二人とも神のことなどどうでもよくて、金オンリーの動機だ。 やがて、もう一…

ジブリ美術館、正社員募集(28歳まで応募可)

クリッピングから 朝日新聞2019年8月5日朝刊 求人広告: 開館以来、多くのお客さまをお迎えしている 三鷹の森ジブリ美術館で、一緒に働きませんか! 求める人材はこう書いてある。 28歳までの方(若年層の長期キャリア形成のため)・ 明るく元気で人づきあい…

朱野帰子『会社を綴る人』(双葉社、2018)

地味な物語である。 それでも最後まで読ませる力がある。 朱野帰子『会社を綴る人』(双葉社、2018)を読む。 会社を綴る人作者: 朱野帰子出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2018/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る 主人公の紙…

松屋がセルフサービスになっていた

改装が終わった松屋に行ってみた。 お、なんか前と様子が違うぞ。 食券を店員に渡そうとしたら、 「席でそのままお待ちください」と言われた。 病院のロビーにあるような電光掲示板があって、 自分の食券番号が点滅したら注文した料理のできあがり。 配膳カ…

無名の日本人の偉さは勤勉と工夫にある(中井久夫)

クリッピングから 朝日新聞2019年6月21日朝刊 折々のことば 鷲田清一 (第1498回) 日本では有名な人はたいしたことがない。 無名の人が偉いのだ。 中井久夫 その偉さは「勤勉と工夫」にあると精神科医は言う。 なかでも「既存のものをあまり目立って変えな…

宝物はいつか消えるものなのよ(駄菓子屋のおばさん)

スクラップブックから 朝日新聞2019年5月16日朝刊・読者投稿欄 宝物はいつか消えるものなのよ 中学生 佐野達哉(静岡県 14) 僕が小学3年の頃、 「宝物はなに?」と駄菓子屋のおばさんに聞いた。 おばさんは一瞬こまったような表情をしてから言った。 「戦争…

ポリバケツのフタの雪

本日は燃えるゴミ収集日。 雪が降るとの天気予報。 ゴミ収集チームのみなさん3人に 「ありがとうございます!」と声を掛ける。 ポリバケツのフタに雪が少し残っていた。

政府の発表が信じられないとは、恐ろしいことです(池上彰)

お待ちかねの連載記事です。 朝日新聞2019年1月25日朝刊 「池上彰の新聞ななめ読み」 新聞を読むプロ中のプロ、池上さんが 最近一ヵ月のテーマで何を取り上げるか。 読者に親切な記事の書き方について 具体的な公開セミナーの場でもあります。 さて、1月は。…

年末年始の資源・ごみ収集ポスター

他の方のことは存じ上げませんが、 僕はこの貼り紙を見ると 「ああ、今年も終わるんだなぁ…」としみじみ実感します。 「年末年始の資源・ごみ収集」のポスターです。 清掃員のみなさんの献身的な仕事なしには 一週間だって気持ちよく過ごせない。 あのパリな…

ハオハオが在留ベトナム人の胃袋を慰める

スクラップブックから 朝日新聞2018年10月30日朝刊 ベトナム「国民的」麺 日本に エースコック 在留者増で逆輸入 ベトナムで圧倒的な人気を誇る エースコック(本社・大阪)の袋入り即席めん「ハオハオ」が 11月から、日本でも味わえるようになる。 ベトナム…

村田沙耶香『コンビニ人間』(文藝春秋、2016/文庫2018)

日本型資本主義の行き着いたカタチのひとつが コンビニであるように思う。 商品・人材管理によって効率を突き詰め、 利潤を追求する装置としてよくできている。 村田沙耶香『コンビニ人間』(文藝春秋、単行本2016/文庫2018)を読む。 第155回芥川賞受賞作…

大衆立呑酒場「富士屋本店」に呼ばれた夜

なんだかこの店に 今夜は呼ばれているような気がした。 寄り道金曜日。 渋谷に向かう。 看板を見つけるとホッとする。 ああ、まだ営業していたんだ。 立ち飲みの名店「富士屋本店」。 地下に続く階段に行列。 こんなことは初めてだな。 普段なら諦めるところ…

木曜日の、月見湯温泉

会社で事務スタッフのKさんが 行き先表示のホワイトボードに記入した後、 つぶやきました。 「ああ、毎日、おんなじことの繰り返しでヤになっちゃう…」 Kさんは頭の回転が速く快活でおしゃべりで、 同僚のみなさんからも親しまれています。 今週はお盆休みで…