学ぶ

プレッシャーかける前に、親が学べ

「週刊東洋経済」2月11日号の 鳥飼久美子さん(立教大学名誉教授)の記事が印象に残った。 <特集「食える子」を育てる>(どぎついタイトルだね)で 英語教育について発言している。 ●英語に限らず、一般的に人間は5〜6歳までに 約3万時間を費やして母語を…

讀賣朝刊連載「読解力が危ない」

讀賣朝刊一面で始まった連載「読解力が危ない」。 Z会は既に社会人向けに「仕事で生きる文章力」2講座を開講していて、 それぞれ2〜3ヶ月の添削指導で受講料19,000円と23,000円。 (受講開始から1年間のサポートサービス付き) 500名の受講者を持つ講座にな…

吉本隆明「遠山啓—西日のあたる教場の記憶」(1979)

巻末に添えられた文章が読みたくて H図書文化館から借りてきた。 遠山啓『文化としての数学』巻末、 吉本隆明「遠山啓—西日のあたる教場の記憶」を読む。 文化としての数学 (光文社文庫)作者: 遠山啓出版社/メーカー: 光文社発売日: 2006/11/09メディア: 文…

こども二人を大学に行かせる費用

読売朝刊に日本学生支援機構が調べた 2014年の学費・生活費が掲載されている。 国立大でも下宿していれば、 年間平均171万かかる。 私立大・自宅生176万円とほぼ変わらない。 文科省が提案している給付型奨学金を 月3万円もらえたとして年間で36万円。 僕は…

佐藤優『君たちが知っておくべきこと』(2016)

灘高生徒が生徒会主催・先輩訪問行事を活用して 作家・佐藤優の仕事場を訪れた。 2013年から16年まで毎年4月、 新潮社編集部コーディネートで実施したゼミナールの記録だ。 佐藤優『君たちが知っておくべきこと—未来のエリートとの対話』を読む。 君たちが知…

「キリスト教とナショナリズム1」開講

3ヶ月前に申し込んだ同志社2016年春講座が始まった。 佐藤優講師『キリスト教とナショナリズム1』(全5回)だ。 昨年の春講座・秋講座で『ナショナリズムと国家1・2』を受講し、 同志社では3講座目だ。 教科書は3冊。 いずれもずっしり重く取り組み甲斐があ…

動画を編集し、字幕を入れた

ビデオ編集の練習をしている。 以前購入してApple Storeでトレーニングも受けた ソフトウェアFinal Cut Pro Xだ。 地域国際広告賞アドフェストで 社が派遣した二人の審査員Yさん、Sさんを現地パタヤでインタビューした。 場所は僕のホテルの部屋を使い、 タ…

10人分のPeer Reviewを引き受けた

僕が学んでいるMOOC(Massive Open Online Courses =大規模公開オンライン講座)、Coursera事務局が Peer Reviewを頼んできた。 お互いの答案を基準にのっとって採点し、 フィードバックを送るのがPeer Reviewだ。 3人のReviewをすればいいのだが、自分の勉…

質疑応答まで勉強になる佐藤講座

17時30分の終業ベルまで頑張って働いて、 ベルが鳴ったら京橋の同志社大学東京オフィスに向かう。 佐藤優講師『ナショナリズムと国家2』 第4回「ウクライナ紛争」に出席する。 90分の密度濃い講義後に質疑応答が始まる。 熱心な参加者の質問、佐藤講師が当意…

初心者のためのJavaScript講座、始まる

大規模公開オンライン講座 "Coursera" で$79で購入した ウェブデザイン第3講"Interactivity with JavaScript"が昨日から開講。 4週間のコースだ。 この講座が始まると毎週末に課題〆切がやってくるので 時間のやりくりを普段より上手にやる必要に迫られる。 …

コーディングは算盤にどこか似ている

〆切1時間前まで粘ったウェブデザインCSS3 二週目のコーディング課題。 二人の級友の採点は18ポイント満点で Aさんが18ポイント、Bさんが12ポイント(6ポイント減点)。 平均を取って15ポイント。 80%以上で合格。 僕は83%得点したからスレスレ合格だった。 …

どうして行き詰まっていたんだろう

あんなに行き詰まっていたのに いったん解けてしまうと どうして行き詰まっていたのかが分からない。 この繰り返しがコーディングだ。 第一週宿題の〆切が刻々と迫ってくる。 ディスカッションフォーラムを覗いて 同じ悩みを持っている仲間がいないか探して…

メルマガ『佐藤優直伝・インテリジェンスの教室』

2015年1月から メルマガ『佐藤優直伝・インテリジェンスの教室』を購読している。 月2回、第2第4木曜配信。購読料月1,080円。 毎号5部構成。 構成は目次のようなものだから 『デジタルノート』で公開しても問題はないだろう。 第1部 インテリジェンス・レポー…

60代を速歩でウォーキング

ウォーキングを始めて16年目になる。 週末は公園を抜け、川沿いを歩き、また公園に帰ってくる。 コースに少々バリエーションがあって、 45〜60分くらいのエクササイズだ。 どの季節も楽しいが、いまから初冬くらいまで、 葉が色づき、すっかり落ちる間のウォ…

コードを書く日は休肝日

休暇中、一日にひとつかふたつは 家の用事をしてポイントを稼いでおく必要がある。 きょうは小宴後片付け、掃除(台所、宴会部屋)。 比較の亡霊―ナショナリズム・東南アジア・世界作者: ベネディクトアンダーソン,Benedict Anderson,糟谷啓介,イヨンスク,増…

秋休み、始まった!

自宅に持ち帰る仕事が5〜10時間分ほど残ったものの 来週木金を年次休暇に当て、 9連休のシルバーウィークになった。 社会人になって初めてのことだ。 うれしいね。 (魚卯の小鯛。一塩して一夜干しがうまい) シニア契約社員になってからは 時間をどう使うか…

NHK「マイ語学」、お勧めです

NHKが4月から始めたサービス「マイ語学」を使い始めた。 語学講座を放送した翌週月曜10時から一週間、 ストリーミングで放送を聴くことができる。 僕はもっぱら通勤時間にiPhoneで使っている。 1. 音質がクリアである。 2. 昔懐かしい出席簿があって、出席回…

僕の英語勉強法ー英語とJOYの接点を見つける(第4回)

★自分の好きなことを英語でやればいい ●英語を学ぶモチベーションについて 聞かせていただけますか。 40歳でラインCDになったとき、 僕は部下たちにこう言っていたんです。 「グローバルの時代が来ることは間違いないから、 最低限ツールとして使える英語能…

僕の英語勉強法ー英語とJOYの接点を見つける(第3回)

★悲観的に準備して、楽観的に実行する ●先日、MBAビジネススクールのケロッグ受講生たちへの プレゼンテーションを見せていただきました。 素晴らしい内容で感銘を受けました。 日本人が英語で行うプレゼンテーションとしては 最高レベルのものではないでし…

僕の英語勉強法ー英語とJOYの接点を見つける(第2回)

★カンヌでの試練が900点の壁を破らせた ●中山さんの入社4年目当時のTOEICのスコアは 735点と記録にありますが、 受験前になにか特別な勉強をしたんですか? 自分はヘソ曲がりな性格で、 こんなに世間がTOEIC、TOEICと騒ぎ出す前、 10数年くらい前まではしょ…

僕の英語勉強法ー英語とJOYの接点を見つける(第1回)

ふとしたきっかけから 社内の人事担当者が僕の英語勉強法をインタビューして 社内サイトに掲載したいと依頼してきた。 世の中も社もグローバル時代を迎え英語が必須となっているが、 海外に住んだり留学したりした経験を持たない社員が どうやって英語力を向…

三本締めとスカスカ果実

よく晴れた土曜日の朝ではあるが鳥居坂に向かう。 ベルリンスクール東京プログラム最終日である。 ゲストに呼ばれている。 上海プログラム、東京プログラム、 各一週間の総決算として参加者たちがなにを持ち帰るか、 全員で再考し発表し議論し検証する。 こ…

イノベーションを阻害するすべては、Stupid!

午前中は鳥居坂・國際文化会館で ベルリンスクール・東京プログラム三日目。 きょうは本田技研・元主任研究員、小林三郎さん、 英語愛称Samのセッションは 昨年の同プログラムで参加者の評価がもっとも高かった。 僕は未参加なので聴講させていただいた。 な…

ベルリンスクールが東京に来ている

僕が2006-08年に通い卒業したベルリンスクールが 昨日から東京に来ている。 世界各国から志願した40名ほどの強者たちだ。 二週間のアジアモジュールのうち、 前半一週間の上海プログラムを終えきょうから東京プログラム。 ベースキャンプになっている六本木…

次世代と共通感覚を持てるか

二日目午後からは 同僚Tさん、僕のふたりでプレゼンテーション。 5社の社員100名以上がぎっしり満員だ。 参加者が中途で席を立ったり、 スマートフォンをいじったりしないのは珍しい と主催者から聞く。 Tさんも僕も参加者を置いてきぼりにしないよう、 イン…

花粉とミツバチKellogg篇

本日午後はアメリカの名門MBAスクール Kelloggのみなさんとクリエーティブ・セッション。 事例を見せながら ソーシャルメディア時代のコミュニーションを読み解く試み "Pollen and Bees (花粉とミツバチ)"です。 さすがに世界各国から集結したKelloggの精鋭…

チーフ・シェルパは目撃する

一年間研修を通じて併走してきた後輩たちの 最終プレゼンテーションと終了式。 僕はチーフ・シェルパとして 彼ら19名(1名は出張でやむなく欠席)の登頂の瞬間を目撃しに 現場にやってきました。 未来への可能性の伸びしろがあるって素晴らしいねぇ。 せっか…

Future belongs to you

一週間のグローバルクリエーティブ研修は きょうが最終日。 最後に終了証明書、資料DVDを渡し、 集合記念写真を撮って終わります。 事務方を務めたIさん、Hさん、Fさんの三人は きっとヘトヘトになって週末を迎えることでしょう。 21人は国籍性別を越えてす…

てんやわんやの戦場食

今週一週間、僕たちのチームはてんやわんやである。 アジア各国から15人の社員を受け入れ、 なおかつ東京大阪6人の社員と合わせて21人の面倒を見る。 こうした戦場のような経験をともに積まなければ チームワークなど生まれないことを僕は知っている。 こう…

僕たちは3.11から成熟したか

グローバルクリエーティブ研修二日目。 明日以降に余力を残しておこうと残業控えめで退社。 ところがK線最寄り駅で人身事故発生。 S駅までは行けたが代替の公共交通機関はなく、 タクシーはつかまらない。 2年前の3.11を思い出す。 中途で下車した僕たちはと…