家族/家

月曜日は子どものお迎えに行くので定時で帰ります

クリッピングから 朝日新聞2024年4月13日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 今年度も一緒に 私たち夫婦は、お互い教師をしていて知り合い、結婚した。 小学生の2人の子どもがいる。 夫は指導主事という立場になって5年目。 忙しい。忙し過ぎる。 毎日帰宅が遅く、…

S家チョークアーティスト、新作発表

ご近所S家のウォールキャンバスに新作発表です。 このおウチは子どもに太っ腹で、 白壁をチョークアートに開放しています。 完成後もあわてて消すことなく、 雨等で自然に消えていくに任せています。 なんだか、このご家庭の雰囲気まで伝わってくるようです…

「お前の笑った顔がかわいい」と父は言ったもん

クリッピングから 朝日新聞2023年7月15日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 父の大きな愛 札幌市 髙野スエ(無職 88歳) 私は幼い頃、どう見ても可愛い子ではなかった。 姉は私の手を握り、近所の人に 「鼻は天を向き目は細いし、 大きくなったらどうなるかと思う…

茶色の小籠包が二つ転がっています

同居人の提案で障子、襖、布団を新しくしました。 たっぷり綿の入った布団って こんなにフカフカだったのかとびっくり。 寝るとき身体が沈んで足がつりました。 新調した布団の上に さっそく茶色の小籠包が二つ転がっています。 楽浪(ささなみ )<左>、大…

星野博美『世界は五反田から始まった』(ゲンロン叢書、2022)

タイトルがいい。 本書が取り上げた昭和20年5月の 城南大空襲についても知りたかった。 星野博美『世界は五反田から始まった』(ゲンロン叢書、2022)を読む。 世界は五反田から始まった (ゲンロン叢書)作者:星野 博美株式会社ゲンロンAmazon 「はじめに」か…

たった一つの小さな誇りは、グレることなく、気強く生きてきたこと(木下スミ子)

クリッピングから 毎日新聞2022年6月18日朝刊 読者投稿欄「みんなの広場」 グレずに気強く生きてきた 主婦 木下スミ子 75 (福岡県) 8日付本欄「自慢の父に叱られて」を読み、 何と幸せな親子関係だろうと目頭を熱くしました。 そして私の惨めな記憶もよみ…

約2年間ほとんど毎日お弁当を作り続けました(田中雅桜)

クリッピングから 毎日新聞2022年5月16日朝刊 読者投稿欄「みんなの広場」 母たちの弁当を作っています 中学生 田中雅桜15(東京都) 私は中学1年生の時から 母と姉のお弁当を作っています。 きっかけは、訪問介護の仕事をしている 母の手伝いをしたいと思っ…

では1500円になります

クリッピングから 朝日新聞2022年4月30日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉お金を取るの? 10歳の息子から 「母の日って、お花でいい?」と聞かれた私。 すかさず「気持ちだけで十分。 でも欲しいとしたら肩たたき券か、 お手伝い券かな」と答えた…

ディスカウントに抗えるか(仮定の話ですが…)

工事現場で 建設会社の名前の入った垂れ幕はよく見かけるけれど、 「シマホのリフォーム」は初めてでした。 なんだか気になるのは レインボーカラーが目立ちすぎて、 宣伝臭が強いと感じるせいでしょうか。 僕が依頼主だったら 「これ、外してもらえますか」…

丸ごと電飾の家

近頃の日没は16時30分に近づきつつあります。 プチ・ウォーキングの時間に 辺りが真っ暗になることも珍しくなくなりました。 人通りの少ない道はなんだか怖いので、 せめて街灯のあるコースを選びます。 普段とは違う通りを歩くこともあります。 おお、なん…

「大役」ではなくて「犬役」だった

クリッピングから 朝日新聞2021年10月16日朝刊別刷 be 読者投稿欄「いわせてもらお」 ◉点がなければ 娘から孫の学芸会の動画が送られてきたが、 皆マスク姿でどれが孫やらわからない。 LINEで娘に「どの子?」と尋ねると 「大役よ」というのでうれしくなり、…

トマス・ピンチョン/佐藤良明+栩木玲子訳『ブリーディング・エッジ』(新潮社、2021)

訳者代表の佐藤良明が解説で本書をこう紹介している。 近現代の<アメリカ>を、 あるいはアメリカを巻き込んで進む世界の<システム>を、 そのスタート地点から現代まで、 百科全書的な知識を駆使し、 小説という自由な形式によって語りのめすことを この…

家族経営のお店は、そろそろ夏休み

僕が通っている家族経営の店が そろそろ夏休みに入る時期になりました。 (映画の舞台にもなったパン屋K。物語に焼きそばパンが登場) (90円のあじフライが抜群に旨い総菜屋CH) (地元では知る人ぞ知る、お値打ち商品揃いのK青果) (昼時は客が店内に入り…

温かいうちに食べてみたい、と思っていました(矢部太郎)

クリッピングから 讀賣新聞2021年7月5日朝刊 「矢部太郎さんの思い出の味」 野原で摘んだツクシ インタビューを読んでいると、 矢部さんの作品『大家さんと僕』を彷彿とさせる。 人柄なのかなぁ。 連日行くこともあったツクシ狩りからの帰宅後、 ビニール袋…

桜木紫乃『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』(KADOKAWA、2021)

クリッピングから サイト「本がすき」2021/02/27 作家・桜木紫乃インタビュー(聞き手:品川裕香) 「今回は4人の人物の空間を書くという初めての試みに挑戦。 とても勉強になりました」 新作『俺と師匠とブルーボーイとストリッパー』について 桜木紫乃さん…

おひたしの腕前が上がった(…らしい)

本日は同居人が出社する日。 大王夜食弁当の発注がありました。 本日のお品書き:黒胡麻ごはんと鮭そぼろごはんハーフ&ハーフ。 菜の花おひたし。崎陽軒シウマイ(3ケ)。赤パプリカ(焼き)。 焼きかまぼこ。炙りたらこ。山椒昆布(自家製)。蕗味噌。 デ…

高速度撮影映像のように花開く山芍薬

朝起きて、同居人の庭をぼんやり眺めていました。 山芍薬(やましゃくやく)の花が 高速度撮影の映像のように開いていくのにビックリ。 三日ほどで散ってしまうそうです。 春の景色を見るために 丸一年、虫や雑草と闘っていると同居人は言います。

小池真理子「月夜の森の梟」:藤田宜永『愛さずにはいられない』(新潮文庫、2021)

クリッピングから 朝日新聞2021年3月27日朝刊別刷be 小池真理子「月夜の森の梟(ふくろう)」第39回 隠れた代表作 伝えるのは使命 2020年1月30日、69歳で亡くなった 作家であり、夫であった藤田宜永(よしなが)との日々を 同じく作家であり、妻である小池真…

たぶん、他者にはこの「ずれ」がわからない(小池真理子)

クリッピングから 朝日新聞2021年3月20日朝刊別刷be 小池真理子「月夜の森の梟(ふくろう)」第38回 満開の桜の花とずれた時間 言葉になりづらい感覚を 言葉にする技術を持っているのが作家なのだろう。 小池の連載エッセイを読むたび、そう思う。 (略) 私…

春の庭になりました

同居人が世話している庭が 春の庭になりました。 なんでも早く花が咲くと、 早く散ってしまうからイヤなんだそうです。

古希となる誕生日にも早起きし(柏屋敏秋)

クリッピングから 讀賣新聞2021年3月8日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 朝採りのキャベツを厨(くりや)に切りたれば シャキシャキですよと黄緑の声 匝瑳(そうさ)市 椎名昭雄 「黄緑の声」がうまいなぁ。 朝採り、切り立…

西原理恵子『りえさん手帖 ホントにやせた編』(毎日新聞出版、2018)

毎日新聞月曜朝刊に連載中の『りえさん手帖』。 以前の作品が読みたくて、図書館で借りてきました。 西原理恵子『りえさん手帖 ホントにやせた編』 (毎日新聞出版、2018)を読む。 りえさん手帖 ホントにやせた編 (毎日新聞出版)作者:西原 理恵子発売日: 20…

大王まかない食堂、営業中

火曜と金曜の夜に開店する「たちのみ大王」以外の日は、 「大王まかない食堂」をオープンしています。 在宅勤務の同居人の定食を作り、 ありものを利用して自分のまかないごはんを準備します。 20時以降も営業しているので、 都からの協力金一日6万円は給付…

俵万智『未来のサイズ』(角川文化振興財団、2020)

この本の著者略歴で1996年から 読売歌壇選者を務めていることを知った。 俵万智『未来のサイズ』(角川文化振興財団、2020)を読む。 未来のサイズ作者:俵 万智発売日: 2020/10/02メディア: 単行本(装幀 菊池信義) 「あとがき」から引用する。 短歌は、日…

金色のちひさき鳥のかたちして(与謝野晶子)

クリッピングから 朝日新聞2020年11月29日朝刊 読者投稿欄「ひととき」 一番好きな短歌 東京都府中市 平出恭子 主婦 75歳 祖母から孫娘へ、 一首の短歌が旅する話を読みました。 全文を引用します。 7年ほど前の、孫娘が2歳になる少し前のこと。 娘が2人目の…

ついでに賄いも、大王炒飯弁当

今週同居人はほぼ連日出社しています。 大王食堂もほぼ連日、夜食弁当製造にいそしんでおります。 本日は炒飯弁当。 僕の賄いもついでに作ります。 めざすは、崎陽軒・横浜炒飯弁当! 炒飯(豚ロース生姜醤油漬け、卵、タコさつまあげ、ピーマン、人参)。 …

辻村深月『傲慢と善良』(朝日新聞出版、2019)

物語の中にいったん入ってしまうと 頁をめくる手が止まらない。 秋の夜長とは言え、危険だなぁ、この人の作品は。 辻村深月(つじむら みづき)『傲慢と善良』(朝日新聞出版、2019)を読む。 傲慢と善良作者:辻村 深月発売日: 2019/03/05メディア: Kindle版…

図形的に美しいカタチで眠る

同居人が仕事で外出している間、 楽浪(ささなみ)さんがクッションを占有するようになりました。 (僕よりよっぽど寝相がいいなぁ…) 寒いときは猫たちのためにホットカーペットも付けておきます。 なんだか図形的に美しいカタチでスヤスヤ寝ておられます。…

秋が深まってきましたね

グンと気温が下がる日が続くようになりましたね。 同居人が世話する庭でも秋が深まっています。 散歩の道すがら、 金木犀の花が散っている景色に何度か出会いました。 もうじき冬の入り口に差し掛かるんですね。 みなさま、風邪など召しませんよう、 暖かく…

現場にヒントが転がっている

本日は同居人が出社して仕事をする日です。 大王夜食弁当の注文を受けました。 同居人は食べ物の文句はさほど言わないのですが、 好きなものの範囲が結構限られています。 弁当の日が続くと、どうしても中味が似かよってきます。 こんなときは現場に出掛けて…