方法/メソッド

すべての道がジムになる(谷本道哉)

クリッピングから 讀賣新聞2023年3月20日朝刊 すぐトレ(歩きエクササイズ)/谷本道哉講師 足首強化 中高年にピッタリ フレイル予防にできることは 自分なりに日々取り入れていきたいと思います。 「普段の歩きをエクササイズに変えられれば、 すべての道が…

エマニュエル・トッド/堀茂樹訳『我々はどこから来て、今どこにいるのか? (上) ーアングロサクソンがなぜ覇権を握ったか』(文藝春秋、2022)

国家が家族を規定するのは分かるが、 家族構造が国家を規定するということがあるのか。 エマニュエル・トッド/堀茂樹訳 『我々はどこから来て、今どこにいるのか? (上) ーーアングロサクソンがなぜ覇権を握ったか』 (文藝春秋、2022)を読む。 我々はど…

本村凌二評:石崎晴己『エマニュエル・トッドの冒険』(藤原書店、2022)

クリッピングから 毎日新聞2022年12月24日朝刊 「今週の本棚」本村凌二評(東大名誉教授・西洋史) 『エマニュエル・トッドの冒険』石崎晴己著(藤原書店・4840円) エマニュエル・トッドの冒険作者:石崎 晴己藤原書店Amazon われわれ日本人は同調圧力に弱い…

リュウジ流 賄いパスタ <適当アレンジ編>

料理研究家でYouTuberのリュウジ。 フライパンひとつで作るパスタに興味がありました。 サイト「好書好日」で紹介されていたレシピをヒントに 初挑戦しました。 (イカスミみたいな色味ですがイカスミパスタではない) ガーリック、ロースハム、舞茸のパスタ…

熱(ほとぼ)りをさますため、しばし忘れ、放置しておく(外山滋比古)

クリッピングから 朝日新聞2022年8月6日朝刊 折々のことば(鷲田清一)■ 2460 考えごとをしていて、テーマができても、 いちずに考えつめるのは賢明ではない。 しばらく寝させ、あたためる必要がある 外山滋比古 一つの問題をじっと見ていると、 視野が狭ま…

池上彰・佐藤優『無敵の読解力』(文春新書、2021)

書名、腰巻の惹句(「本物の知性をなめるなよ。」)は 本書を出す編集者の心意気と受けとめた。 それだけの内容がある新書だ。 池上彰・佐藤優『無敵の読解力』(文春新書、2021)を読む。 無敵の読解力 (文春新書)作者:佐藤 優,池上 彰文藝春秋Amazon 「は…

おでん食いたし、行列は怖し

うまいおでんは食べたい。 さりとて行列は苦手だ。 吉祥寺の塚田水産は年末最終の三日間は行列必至。 最小の行列時間で欲しいものを手に入れるために 連立方程式に挑むことになる。 事前に電話で確認し、 営業時間が10時〜18時30分であることは確かめた。 昨…

カエルくんの超舌技を目撃した!

またも庭に現れたカエルくん。 すごい技を目撃しちゃいました。 ジッと止まりながら、 薄オレンジ色の舌をすばやく出し入れしたのです。 その間、1秒もなかったと思います。 (写真は撮れませんでした) ニホンヒキガエルは昆虫、クモ、ミミズを食べます。 …

とうとう文がなくなってしまった

クリッピングから 朝日新聞2021年7月24日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 肩の力がフッと抜けるような、みなさんの投稿に 癒されております。 ◉名文家への道 文章講座で、名文にするためには 余計な分を削れば文章が引き締まり、 文が良くなると教…

島田雅彦『空想居酒屋』(NHK出版新書、2021)

料理の腕のレベルは比べるまでもないが、 「たちのみ大王」「大王まかない食堂」店主として気になった本。 島田雅彦『空想居酒屋』(NHK出版新書、2021)を読む。 空想居酒屋 (NHK出版新書)作者:島田 雅彦発売日: 2021/01/12メディア: Kindle版 「はじめ…

今井むつみ『英語独習法』(岩波新書、2020)

クリッピングから 毎日新聞2021年2月13日朝刊 「今週の本棚」著者 今井(いまい)むつみさん 『英語独習法』(岩波新書・968円) 英語独習法 (岩波新書 新赤版 1860)作者:今井 むつみ発売日: 2020/12/19メディア: 新書 日本語の枠組みで考えない 英語学習の…

「達人の飲み方」、取り入れてみました

「獺祭」の蔵元・旭酒造の桜井博志さんが メルマガ「蔵元日記」で紹介してくれた「ある達人」の飲み方。 さっそく「たちのみ大王」でも取り入れてみました。 要約します。 1. 日本酒は一週間程度で飲みきるのが旨い。 (これがなかなかできない。つい残して…

読書猿『独学大全』(ダイヤモンド社、2020)

あてもなく大型書店をぶらつくことがある。 Book 1st.、紀伊國屋書店、三省堂書店。 なんだか自分に呼び掛けてくるような本に出会うことがある。 この日は、読書猿『独学大全』(ダイヤモンド社、2020)に出会った。 独学大全――絶対に「学ぶこと」をあきらめ…

温室効果ガス、どうやってゼロにするのだろう(池上彰)

池上彰さんが朝日に月イチ連載している「新聞ななめ読み」。 さて、10月はどのトピックを取り上げるか、注目です。 クリッピングから 朝日新聞2020年10月30日朝刊 温室効果ガス実質ゼロの「解説」 専門用語クイズですか? 日本もついに地球温暖化対策で世界…

依存しあうのでも突き放すのでもない、あんばい(小川さやか)

クリッピングから 朝日新聞2020年9月19日朝刊・土曜別刷り「be」 フロントランナー(Front Runner)小川さやかさん(42歳) 文化人類学者/立命館大学教授 大宅壮一ノンフィクション賞審査員を務める佐藤優さんが 称賛していたことで注目した人だった。 朝日…

佐藤優・山口二郎『長期政権のあと』(祥伝社新書、2020)

「面白い組み合わせだな」と思い、書店で手に取った。 佐藤優・山口二郎『長期政権のあと』(祥伝社新書、2020)を読む。 長期政権のあと (祥伝社新書)作者:佐藤 優,山口 二郎発売日: 2020/08/01メディア: 新書 山口「おわりに—われわれが選択を迫られた二つ…

オムライスに初挑戦!

冷やごはんが一人前残っています。 巣ごもり生活では、ときどきお子ちゃま風メニューが食べたくなります。 よしっ! オムライスに初挑戦だ。 刻んだベーコン、玉ねぎをバターで炒めます。 火が通ったら、トマトケチャップ投入。 小さなフランパンで薄焼き卵…

秋本治『秋本治の仕事術』(集英社、2019)

副題が面白い。 「『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由」。 秋本治『秋本治の仕事術』(集英社、2019)を読む。 秋本治の仕事術 『こち亀』作者が40年間休まず週刊連載を続けられた理由作者:秋本 治発売日: 2019/08/05メディア: 単行本 第…

佐藤優さん、中村うさぎさんと『城』を読んでいる

汐留で打合せを済ませ京橋に向かう。 同志社東京オフィス「佐藤優さん・中村うさぎさんと読む フランツ・カフカ『城』」に参加する。 カフカの未完長編『城』を50人前後の参加者とともに 月1回、1年半かけて読み解いていく講座だ。 城―カフカ・コレクション …

俵万智『考える短歌—作る手ほどき、読む技術』(新潮新書、2004)

読売歌壇(讀賣新聞朝刊に毎週月曜掲載)の短歌選評が印象に残り、 この本を古書店サイトで注文した。 俵万智『考える短歌—作る手ほどき、読む技術』(新潮新書、2004)を読む。 考える短歌―作る手ほどき、読む技術 (新潮新書)作者: 俵万智出版社/メーカー: …

金融庁報告書提言「本音が出ましたね」(池上彰)

この問題もやっぱり池上さんが掘り下げ、 分かりやすく解説してくれました。 クリッピングから 週刊文春2019年8月8日号 池上彰のそこからですか!? 連載395〘金融庁の報告書は何を書いたのか〙 参議院選挙前に突如として浮上した 「年金だけでは2000万円不足…

色とりどりの野菜が勢揃いする鎌倉レンバイ

クリッピングから 朝日新聞2019年7月1日夕刊 鎌倉市農協連即売所 あらゆる野菜 プロも常連 古都で代々90年 農家ごとに個性 ジャガイモ、タマネギ、キュウリといった一般的な野菜に加え、 ルッコラ、ズッキーニ、ビーツ、ハーブ類など、西洋野菜も目白押し。 …

知識を身につけること、その使い方を身につけること

クリッピングから 朝日新聞2019年6月27日朝刊 大学進学特集 クイズ王の受験録 現役東大生クイズ王 水上 颯(みずかみ そう)さん 基礎知識を習得し使いこなすために 受験勉強は、費やした時間が結果に反映されるまでに 少し時間がかかるものだと思います。 …

松屋がセルフサービスになっていた

改装が終わった松屋に行ってみた。 お、なんか前と様子が違うぞ。 食券を店員に渡そうとしたら、 「席でそのままお待ちください」と言われた。 病院のロビーにあるような電光掲示板があって、 自分の食券番号が点滅したら注文した料理のできあがり。 配膳カ…

小室直樹『田中角栄の呪い』(カッパビジネス、1983)

日々の読書の柱の一つとして 小室学探求を続けている。 小室直樹『田中角栄の呪いー”角栄”を殺すと、日本が死ぬ』 (カッパビジネス、1983)を読む。 編集者が付けたであろうタイトルはおどろおどろしいが、 示唆に富む真摯な「角栄学」である。 田中角栄の…

村上篤直『評伝 小室直樹(下)』(ミネルヴァ書房、2018)

先日読んだ『数学を使わない数学の講義』が 予想以上に明晰で面白かった。 村上篤直『評伝 小室直樹(下)現実はやがて私に追いつくであろう』 (ミネルヴァ書房、2018)を連読する。 評伝 小室直樹(下):現実はやがて私に追いつくであろう作者: 村上篤直出版…

18歳、無理ゲー説(原田朱美)

スクラップブックから 朝日新聞2018年7月24日「ネット点描」 高校卒業後 つまずく若者 ルール大転換 無理筋 (筆者が大学の授業で使うスライド) 「18歳無理ゲー説」という話を、 数年前から大学生にしている。 「無理ゲー」とは「クリアが無理なゲーム」。 …

南会津に48坪の土地を所有している

会長である僕と副会長の二人で構成する、 山の出で湯をこよなく愛する世界最小「秘湯会」は、 南会津郡只見町に48坪の土地を持つ地主でもある。 山の傾斜地にある土地なので 住むことも、恐らく訪れることすらできない。 (只見町公式ホームページより) 不…

一見奇異に映る配置にも理由がある(藤井聡太)

スクラップブックから 朝日新聞2018年4月6日朝刊 藤井聡太将棋六段 寄稿全文 朝日杯では、早指しとはいえ 羽生善治竜王や佐藤天彦名人に勝利することができ、 優勝という結果を含めて手応えを得られた。 (略) そんな中で、将棋ソフトを使い始めたことが 一…

佐藤昭弘『On Writing—書くチカラをつけるためのヒント』

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」テキストブックに 隔月全10回に亘って連載された 佐藤昭弘『On Writing—書くチカラをつけるためのヒント』が 大変勉強になった(2016年8月号〜2018年2月号所載)。 NHKラジオ実践ビジネス英語 2016年 08 月号 [雑誌]出版社…