小野不由美『月の影 影の海(下)十二国記』(新潮文庫、1992)

小野不由美『月の影 影の海(下)十二国記』 (新潮文庫、1992)を読む。 月の影 影の海 (下) 十二国記 1 (新潮文庫)作者:小野 不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2012/06/27メディア: 文庫 (神保町・三省堂書店。シリーズ最新刊刊行キャンペーン) 巻…

村山秀太郎『中学生から大人まで よくわかる中東の世界史』(新人物文庫、2011)

スタディサプリ世界史講師・村山秀太郎先生の 初期の作品を借りてきた。 『中学生から大人まで よくわかる中東の世界史』 (新人物文庫、2011)を読む。 中学生から大人まで よくわかる中東の世界史 (新人物往来社文庫)作者:村山 秀太郎出版社/メーカー: 新…

小野不由美『月の影 影の海(上)十二国記』(新潮文庫、1992)

昨年11月のある休日、近所のK図書館で 「小説新潮」を読んでいたら なにやら大特集が組まれているのに気づいた。 「小野不由美「十二国記」最新刊刊行記念特集」。 辻村深月、萩尾望都が熱い特別エッセイを寄せている。 「いまさらガイド「十二国記」」に詳…

佐藤優さん、中村うさぎさんと『城』を読んでいる

汐留で打合せを済ませ京橋に向かう。 同志社東京オフィス「佐藤優さん・中村うさぎさんと読む フランツ・カフカ『城』」に参加する。 カフカの未完長編『城』を50人前後の参加者とともに 月1回、1年半かけて読み解いていく講座だ。 城―カフカ・コレクション …

副島隆彦『米中激突 恐慌—板挟みで絞め殺される日本』(祥伝社、2019)

副島さんの講談調文体は読み始めるとクセになる。 師匠の小室直樹さんの著作を彷彿とさせる。 副島隆彦『米中激突 恐慌—板挟みで絞め殺される日本』 (祥伝社、2019)を読む。 米中激突 恐慌-板挟みで絞め殺される日本 (Econo-Globalists 22)作者:副島隆彦出…

佐藤優・富岡幸一郎『<危機>の正体』(講談社、2019)

同志社講座・佐藤優講師「キリスト教神学」シリーズを 復習するための副読本として最適の一冊となった。 佐藤優・富岡幸一郎『<危機>の正体』(講談社、2019)を読む。 〈危機〉の正体作者:佐藤 優,富岡 幸一郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/10/30…

村山秀太郎『これ1冊! 世界各国史』(アーク出版、2019)

クリッピングから 朝日新聞2020年2月5日朝刊 アーク出版・書籍広告 歴史の面白さが堪能できる<村山世界史>の2冊! 「スタディサプリ」で世界史を勉強中の 村山秀太郎先生の著作が目に留まりました。 これ1冊! 世界各国史作者:村山 秀太郎出版社/メーカー: …

イアン・カーショー『地獄の淵から—ヨーロッパ史 1914-1949』(白水社、2017)

本文二段組み474頁、大部の歴史書であるのに読みやすい。 著者の思考が明晰であり、原文・翻訳が明快だからだろう。 イアン・カーショー/三浦元博・竹田保孝訳 『地獄の淵から—ヨーロッパ史 1914-1949』(白水社、2017)を読む。 地獄の淵から:ヨーロッパ史…

柄谷行人『哲学の起源』(岩波現代文庫、2020)

柄谷行人さんの新しい文庫が出た。 書籍広告を引用する。 まったく新しい哲学史が見えてくる! 『哲学の起源』柄谷行人 アテネの直接民主制は、 古代イオニアのイソノミア(無支配)再建の企てであった。 社会構成体の歴史を刷新する野心的試み。英語版を更…

池上彰『イギリスとEU』(2019)(佐藤優「知を磨く読書」)

「週刊ダイヤモンド」2020年2月1号掲載 佐藤優「知を磨く読書」が 池上さんの新著『イギリスとEU』を取り上げました。 池上彰の世界の見方 イギリスとEU: 揺れる連合王国作者:池上 彰出版社/メーカー: 小学館発売日: 2019/11/28メディア: 単行本 引用します…

池上彰『池上彰の世界の見方 イギリスとEU—揺れる連合王国』(小学館、2019)

都立富士高校のみなさんに行った講義をまとめた。 池上さんは名教師だなぁ、といつも感心する。 『池上彰の世界の見方 イギリスとEU—揺れる連合王国』 (小学館、2019)を読む。 池上彰の世界の見方 イギリスとEU: 揺れる連合王国作者:池上 彰出版社/メーカ…

副島隆彦『日本人が知らない真実の世界史—覆される定説』(日本文芸社、2019)

副島版・世界史が登場した。 『日本人が知らない真実の世界史—覆される定説』 (日本文芸社、2019)を読む。 日本人が知らない 真実の世界史作者:副島 隆彦出版社/メーカー: 日本文芸社発売日: 2018/10/27メディア: 単行本(ソフトカバー) 本書は「世界の先…

ロバート・キャンベル『井上陽水英訳詩集』(講談社、2019)

この企画を耳にしたとき、「あ、それはいい」と直感した。 図書館で予約し、手元にやってくるのを待っていた。 ロバート・キャンベル『井上陽水英訳詩集』(講談社、2019)を読む。 井上陽水英訳詞集作者:ロバート キャンベル出版社/メーカー: 講談社発売日:…

又吉直樹『人間』(毎日新聞出版、2019)

毎日新聞で連載小説で始まると聞いたとき、 タイトルがいいなぁと思った。 又吉直樹『人間』(毎日新聞出版、2019)を読む。 人間作者:又吉 直樹出版社/メーカー: 毎日新聞出版発売日: 2019/10/10メディア: 単行本 僕が一番好きなのは、この場面だ。 ガール…

池上彰・増田ユリヤ『現場レポート・世界のニュースを読む力』(プレジデント社、2019)

人と人の化学反応から創造性が生まれる。 その現場を目撃しつつ、その対話に自分自身も入っていくのが楽しい。 池上彰・増田ユリヤ『現場レポート・世界のニュースを読む力 —2020年激変する各国の情勢』(プレジデント社、2019)を読む。 現場レポート 世界…

佐藤優・文/西原理恵子・絵『12歳からはじめよう 学びのカタチ』(NHK出版、2019)

佐藤・西原コンビが「とりあたま」シリーズに続いて 少年少女に向けて面白い本を出した。 佐藤優・文/西原理恵子・絵 『12歳からはじめよう 学びのカタチ —優くん式「成績アップ」5つの秘密』(NHK出版、2019)を読む。 12歳からはじめよう学びのカタチ: 優…

庵治石(あじいし)のブックエンドをいただいた

元同僚・友人のUさんから 退職祝いに石のブックエンドをいただいた。 香川県高松市牟礼町(むれちょう)、庵治町(あじちょう)で産する 庵治石(あじいし)を使っている。 ずっしり重くて、石の手触りが楽しい。 ぶ厚い本を並べても、ご覧の通りしっかり受…

イアン・カーショー『分断と統合への試練 ヨーロッパ史 1950-2017』(白水社、2019)

ヘーゲル『歴史哲学』、エリック・ホブズボーム『20世紀の歴史:両極端の時代』 を読んだときのような充実感が残った。 イアン・カーショー『分断と統合への試練 ヨーロッパ史 1950-2017』 (白水社、2019)を読む。 分断と統合への試練:ヨーロッパ史1950-20…

ウルリヒ・メーラート『東ドイツ史 1945-1990』(白水社、2019)

クリッピングから 週刊ダイヤモンド2020年1月11日新春号 知を磨く読書(佐藤優)第327回 ドイツ民主主義の近未来 ウルリヒ・メーラート著『東ドイツ史 1945-1990』 (伊豆田俊輔訳、白水社、2800円)を読むと、 現下ドイツの構造問題が1990年のドイツ再統一…

午前4時に雑誌類を処分する(w/大王)

我が家のエリアで 2020年初めての資源ゴミ収集日。 8時までに出しておかないと収集してもらえないことがある。 まだ辺りが真っ暗な4時に目覚めた。 玄関に準備していた雑誌、年鑑、写真集を せっせと運び出す。 暮れにこそうじ大会で整理したものだ。 普段は…

極私的ベスト2019 <書籍篇>

2019年に読了した99冊を独断偏見で採点、 極私的ベスト2019(書籍篇)を作成しました。 ご笑納ください。 関連ページへは下線部クリックでどうぞ。 第1位 辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社、2017) (図書館書籍) かがみの孤城作者:辻村 深月出版社/メー…

聖域なき小そうじ2019

2020年からの本格的ノマドライフ開始に向け、 我が「包(パオ)」とも位置づける勉強部屋を連日整理。 会社員生活が終了したので「聖域なき小そうじ」をめざし、 長く保管していた資料も処分することに決めた。 DAISOで購入した荷造りヒモで雑誌、書籍をしば…

辻村深月『東京會舘とわたし』(上・下)(毎日新聞出版、2016)

『かがみの孤城』が素晴らしかったので、 旧作を連読したいと思い図書館で借りてきた。 辻村深月『東京會舘とわたし』(上旧館、下新館) (毎日新聞出版、2016)を読む。 東京會舘とわたし(上)旧館作者:辻村深月出版社/メーカー: 毎日新聞出版発売日: 2016/…

佐藤優『神学の技法—キリスト教は役に立つ』(平凡社、2018)

自分ひとりでは理解できなかった箇所、 独りよがりで読んでいた箇所が 著者がチューターになってくれたことで理解が深まった。 僕が月に一度通う同志社東京キャンパス講座の教科書の一冊だ。 佐藤優『神学の技法—キリスト教は役に立つ』(平凡社、2018)を読…

副島隆彦『決定版・属国 日本論—2つの帝国の狭間で』(PHP研究所、2019)

作家・評論家の副島隆彦さんが主著と自認する著作に決定版が出た。 書店で拾い読みしたところ、主著だけあって本文には手を入れていない様子。 では図書館で借りて、あらたに書き加えた箇所だけ読むことにしよう。 副島隆彦『決定版・属国 日本論—2つの帝国…

麺の量を変えても、料金は同じです

本日は汐留に出掛けます。 お昼はリンガーハットのちゃんぽんです。 麺は普通、1.5倍、2倍がすべて同じ料金(759円)。 僕は1.5倍、隣の男性客は2倍に挑戦していました。 沿線A図書館に寄ります。 本二冊を返却する前にもう少し読みたい。 イアン・カーショ…

無職の身となり、神保町へ

本日で勤め先の5年間のシニア再雇用契約完了。 この一二週間はデータ、書類、荷物を整理してきた。 自宅に送る段ボール箱はひとつで済んだ。 5年前定年退職したときにあらかた整理をし、 以降、荷物を増やさずに仕事をしてきたからだろう。 新卒で入社して正…

人のやることはどれも命懸けなんだ(都甲幸治)

クリッピングから 朝日新聞2019年11月18日朝刊 折々のことば(鷲田清一選)第1643回 自分で気づいているかどうかにかかわらず、 人のやることはどれも命懸けなんだ 都甲幸治 将来のあてもないまま、 大好きなことをやっているんだからと、 絶望すれすれのと…

池上彰『こどもにも分かるニュースを伝えたい』(新潮社、2005)

分かりやすい解説の口調とは裏腹に 硬派である。豪腕である。 池上彰『こどもにも分かるニュースを伝えたい—ぼくの体験的報道論』 (新潮社、2005)を読む。 こどもにも分かるニュースを伝えたい ぼくの体験的報道論作者: 池上彰出版社/メーカー: 新潮社発売…

辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社、2017)

いまいじめで苦しんでいる子どもがこの小説を読んだら、 世界にはまだ救いが残されていると感じるのだろうか。 それとも、所詮は自分がおかれている現実とは異なる絵空事だと シニカルに見るのだろうか。 辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社、2017)を読む…