賞/プライズ

思い出の読売文学賞アンケートから

クリッピングから 讀賣新聞2024年2月19日朝刊 読売文学賞 75回を迎えて 「思い出の読売文学賞アンケート」から抜き書きする。 【小説賞】 安部公房『砂の女』 「いま読んでも作家の想像力と知性に圧倒される」(須永紀子) 和田芳恵『接木の台』 「こんな地…

コボちゃんの小袋にピーターラビットが入っていた

読売新聞東京本社文化部から 1000円の図書カードが届いた。 前略 平素より読売新聞をご愛読いただき、 誠にありがとうございます。 このたびは「読売歌壇・俳壇」にお寄せくださいました作品を、 十二月二十五日付の朝刊に掲載させていただきました。 つきま…

「たから」と「希望の朝」

クリッピングから 讀賣新聞2024年1月8日朝刊 読売書き初めコンクール入賞作決定 ゆ浅りえさん(小二)の「たから」と 内藤綸香さん(小五)の「希望の朝」。 伸び伸びとした墨の字を見ていると なんだか心安まる。 応募総数1876点から選ばれた特選4点のうち、…

絶望的な状況の中で見いだされるようなものでなければ、希望の名に値しない(柄谷行人)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月28日朝刊 2022年度朝日賞受賞スピーチ 哲学者・批評家 柄谷行人さん 力と交換様式作者:柄谷 行人岩波書店Amazon 朝日賞受賞は、私が昨年秋に出した 「力と交換様式」が評価された結果だと思います。 これは、私が長年取り…

「個人商店」にしかできないことをシャベル1本でやろう(星野博美)

クリッピングから 朝日新聞2023年1月28日朝刊 第49回大佛(おさらぎ)次郎賞受賞スピーチ ノンフィクション作家 星野博美(ほしの ひろみ)さん 世界は五反田から始まった (ゲンロン叢書)作者:星野 博美株式会社ゲンロンAmazon(受賞作「世界は五反田から始…

ニョコ、ハチピ、ピピッチの図書カードが届いた

届きました、届きました。 NHKテキストの三大スター、 ニョコ、ハチピ、ピピッチ勢揃いの図書カードです。 ただの図書カードではありません。 佐藤昭弘先生の英文ライティング講座 "The Writers' Workshop" (「ラジオビジネス英語」テキスト連載)に挑戦す…

佐藤亜紀『吸血鬼』(角川文庫、2022/講談社、2016)

書評サイト「All Reviews」が企画運営する オンライン対談イベント「月刊All Reviews」。 5月に作家・川本直、書評家・豊崎由美(フィクション担当責任者)が 佐藤亜紀の新刊『喜べ、幸いなる魂よ』(KADOKAWA、2022)を紹介。 後半には客席にいた佐藤も参加…

Amazing Russian Listenerトロフィー(レア度A☆☆★)獲得しました!

アプリ「NHKゴガク」ラジオストリーミングで 新しいトロフィーを獲得しました。 「ロシア語の講座を1000回以上聴いた! Wow! Amazing Russian Listenerトロフィーを獲得!」 と書いてあります。 レア度は真ん中のA ☆☆★(一番上のS ☆☆☆ではなかった)。 現在…

第2回PEPジャーナリズム大賞受賞作発表

クリッピングから 毎日新聞2022年7月16日朝刊 第2回PEPジャーナリズム大賞受賞作発表 ベタ記事だが参考のため記録しておく。 ■「オシント新時代」取材班に表彰盾 公益財団法人「国際文化会館」は15日、 東京都内で表彰式を開き、 「PEP(政策起業家プラット…

第53回大宅壮一ノンフィクション賞、決定

クリッピングから 毎日新聞2022年5月14日朝刊 大宅壮一賞に鈴木さんと樋田さん 第53回大宅壮一ノンフィクション賞に、 鈴木忠平さん(45)の 「嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか」(文芸春秋)と、 樋田毅さん(70)の 「彼は早稲田で死んだ 大…

16万人の小学生がえらんだ "こどもの本” ベスト10

クリッピングから 朝日新聞2022年2月12日朝刊 結果発表 !! 小学生がえらぶ! 第3回 ”こどもの本” 総選挙 これは楽しいベスト10ですね。 16万人の小学生が選んだ第1位の本、 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(作/廣嶋玲子 絵/jyajya) (偕成社、全17巻、2013-20…

助けあい、黄河文明、大樹の鼓動、王鐸

クリッピングから 讀賣新聞2022年1月10日朝刊 「読売書き初めコンクール」入賞作品決定 「助けあい」「黄河文明」「大樹の鼓動」。 頭では知っていた言葉が 墨文字で書かれると、存在感が違います。 こちら側に迫ってきます。 「助けあい」は、 「助」の「力…

第69回菊池寛賞発表

クリッピングから 朝日新聞2021年10月12日朝刊 菊池寛賞に小川洋子さんら 幅広い文化活動の業績に贈られる第69回菊池寛賞 (日本文学振興会主催)が11日発表され、 作家の小川洋子さんらが選ばれた。 賞金100万円。 僕は以下のお二人の受賞に注目しました。 …

三島賞・山本賞・大宅賞・山本美香賞、決まる

クリッピングから 朝日新聞2021年5月15日朝刊 三島賞・山本賞・大宅賞・山本美香賞決まる ■三島賞と山本賞決まる 第34回三島由紀夫賞・山本周五郎賞(新潮文芸振興会主催)の選考会が 14日、東京都内のホテルで開かれ、 三島賞は乗代雄介さん(34)の「旅す…

宇佐見りん『かか』(河出書房新社、2019)

作家が創造した「かか弁」を読むことに少し習熟してくると、 俄然楽しくなって、物語に入って行けた。 宇佐見りん『かか』(河出書房新社、2019)を読む。 かか作者:宇佐見りん発売日: 2019/12/13メディア: Kindle版 「かか弁」について、 作者は小説の中で…

上間陽子、第14回 [池田晶子記念] わたくし、つまりNobody賞受賞

クリッピングから 朝日新聞2021年3月20日朝刊 筑摩書房広告 上間陽子『海をあげる』 第14回 [池田晶子記念] わたくし、つまりNobody賞受賞 「[池田晶子記念] わたくし、つまりNobody賞」ホームページによれば 賞の趣旨は以下の通りだ。 日本語による「哲学エ…

島田雅彦『君が異端だった頃』(集英社、2019)

2020年10月「100分de名著」の谷崎潤一郎4作品講義が とてもチャーミングだった。 島田雅彦『君が異端だった頃』(集英社、2019)を連読する。 君が異端だった頃作者:島田 雅彦発売日: 2019/08/05メディア: 単行本(文字だけで構成した水戸部功の装幀が目を引…

「BMW」で通勤する90歳総務部員・玉置泰子さん

クリッピングから 朝日新聞デジタル2021年1月30日 私に定年はない 90歳の「世界最高齢」総務部員 (朝日デジタルから) 90歳の現役フルタイム総務部員・玉置泰子さん。 小見出しの「ヨガをしてから「BMW」で出勤」に興味を引かれ、 記事の中味を読み始めた。…

生きる力(松家由依)

クリッピングから 讀賣新聞2021年1月11日朝刊 小中高校生が参加する「読売書き初めコンクール」 2020年度入賞作品決定。 (応募総数計1621点/審査員 書家・新井光風) 特選 生きる力 高松市立牟礼北小3年 松家由依(まつか ゆい) 小学3年生・松家由依さん…

佐藤優さん、第68回菊池寛賞受賞!

月に一度、京橋まで出掛けます。 10月から再開した同志社講座に通っています。 僕が現在取っている講座は、 対論に学ぶ「佐藤優さん・中村うさぎさんと読む フランツ・カフカ『 城』」。 お二人とも同志社出身です。 城―カフカ・コレクション (白水uブックス…

まず自分が動く人、尾畑春夫さん、緑綬褒章!

クリッピングから 讀賣新聞2020年11月2日朝刊 社会奉仕活動に長く従事した人への緑綬褒章 尾畠春夫さん(81) 2018年8月、山口県周防大島町の山中で 行方不明になった男児を3日ぶりに見つけた。 東日本大震災や熊本地震での活動と合わせ、 「スーパーボラン…

宇佐見りん、最年少21歳で三島賞

高橋源一郎がレギュラーラジオ番組「飛ぶ教室」 (NHK第1、毎週金曜21:05-21:55)で激賞していて気になった作家。 名前を調べ直して覚えたら、産経の記事が目に留まった。 クリッピングから 産経新聞2020年9月28日朝刊 最年少で三島賞 宇佐見さん 「自分が納…

「やった」と小さく叫びました(竹村安信)

クリッピングから NHK「実践ビジネス英語」8月号テキストブック READERS' FORUM(おたよりコーナー) 6月号のThe Writers' Workshopの佳作に自分の名を見つけ、 思わず「やった」と小さく叫びました。 早期退職後2007年から毎回参加して数回佳作に選ばれたも…

第104回ピュリツァー賞が発表された

クリッピングから 毎日新聞2020年5月6日朝刊 アラスカ地元紙 治安実態を暴く ピュリツァー賞 米コロンビア大は4日、 優れた報道をたたえるピュリツァー賞を発表した。 最高の栄誉とされる公益部門には、 警官不足のため治安維持機能が失われている 米北部ア…

温水プール・スタンプラリー、ゴールイン!

僕が通うS区総合運動場温水プールでは 1月6日から2月14日までスタンプラリーを実施。 この期間中にスタンプ10ケ貯めると、 一回券(2時間)1枚、もしくは一時間券2枚がもらえる。 一ヶ月少々の間に10回通うのはハードルが高いと思っていたら、 初回、毎週金…

福引き商品券でジェットストリームを買った

地元の吉例福引きに出掛けた。 スタンプ台紙5冊(30枚で1冊)。 通常なら商店街で37.5x5=187.5円の買い物ができる。 2等1,000円、3等500円が出て約9倍、1,700円に化けた。 係の女性二人が「おっ」と注目してくれた。 二度目に3冊持って行って引いたら、 今度…

歳末福引き大会が始まります

わが町は商店街スタンプ発祥の地である。 大手の店が進出してくれば個人店、家族経営店はひとたまりもない。 スタンプを発行することで弱者連合を組み、 お客さんに便宜を図り、細く長くお付き合いしていく戦略だったのだ。 年末の福引きセールが始まる。 ス…

terakoya旋風を巻き起こした

半年に1回、世界各国のクリエーティブ・リーダーが集まる会議を 僕がコーディネートしています。 一日半にわたる白熱の議論をオブザーブする権利を得た若者4人です。 ロンドン、ワルシャワ、ジャカルタ、台北からやってきました。 (前列左から、David、Kasi…

小説を選ぶとき、ブッカー賞は頼りになる(小野正嗣)

クリッピングから 朝日新聞2019年6月26日朝刊 文芸時評 作家 小野正嗣 多様性 ぶつかり合ってこそ 文学賞の審査 人はどのようなきっかけで小説と出会い、 それが読みたくなるのだろうか。 小説の選択の指標として文学賞はどうだろうか。 僕がかなり頼りにな…

柚木麻子さん、直木賞取れるかな?

クリッピングから 朝日新聞2019年6月17日朝刊 直木賞 初の全候補女性 第161回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の 候補作が発表された。 選考会は7月17日、東京・築地の「新喜楽」で開かれる。 直木賞には窪美澄さん、原田マハさん、柚木麻子さんらが候…