猛暑で絶不調


猛暑のパリから猛暑の東京に戻り、
ふと気づくと絶不調になっていた。
尾籠な話で恐縮だが胃腸がまったく機能しなくなり、
水便に変わってしまった。体中の水分が体外に出てしまう感覚である。
いくつか打ち合わせやら会議だのが入っていたので
力を振り絞って中途のS駅まで行ったのだがそこで力尽きた。
人間は身体に力がなくなると気持ちも萎える動物である。



   (重量1.06kg。今度の出張で活躍したMacBook Air


ちょうど出張に持参したMacBook Airを持っていたので、
S駅ベンチから関係者にメールを送り、
家に引き返して静養することに決めた。
水分を十分取って横になる。
考えてみると身体は自分が治る方法を知っている。
後は身体の持ち主が直ろうとしている身体の邪魔をしなければいい。



   (フランスは農業国である。トマトがトマトの味がする)


夕方にはメールの返事を書く気力も戻ってきて、
帰宅した同居人に作った雑炊(いんげん、ほうれん草、ベーコン、
卵、油揚げ)少々とトマト1/2個を食べてみた。
回復しようとしている身体には
普段の1/3ほどの食物でも力になるものだ。
体調管理には気をつけているつもりだが、
仕事を詰め込みすぎるとパンクする年齢であるのも事実だ。