数年ぶりに歯医者に行く


泣く子と地頭と歯痛には勝てず、
ネットのクチコミを頼りに会社から歩いて15分のM歯科に行った。
歯医者にはもう数年行っていないから、
いい状態のはずはないと覚悟していた。



まずレントゲン写真を撮り
画像をコンピュータに取り込み
ビジュアルを使って院長の懇切丁寧な説明を受ける。
これが近頃の治療の流行なのか。
あちこち痛んでいる自分の歯の状態を
リアルに映像で見るのはなんとも言えない気持ちだ。
来週には再び出張を控えているためその旨告げる。
治療が中途になり海外で歯痛が再燃するほどみじめな事態はない。



M歯科はインプラント治療が専門のようだが
自分の歯は限界まで使いたいとも思う。
この先かかるであろう治療費を思い浮かべると
なにとなにをあきらめることになるのか。
きょうは基本となる歯の磨き方を教わった。



自分がそうなってみると
都会の街にはそこここに実にたくさんの歯科があることに気づく。
オフィス街だけに働く人の時間に合わせて
夜の9時まで診療しているところもある。