Arsでの対話から着想をもらった


Ars Electronicaアルス・エレクトロニカ)2011の
すべてのプログラムが終了し、僕たちも帰国の途につく。
同僚、友人と現地でともに作品を観て対話を続けることで
自分の考えが深まった。来る前の予感通りだ。



今年両方参加することができたCannesとArsの違い。
CannesはFestival of Creativityと名前を変えたが、
Arsほどのクリエティビティを世に提示できたか。
広告は世の中をリードするどころか、
遅れを取り始めていないか。



単にソーシャルメディアを使うことと、
ソーシャルであることを混同していないか。
コンピュータを使ってたったひとりで制作するエネルギーに
大組織のチームは負けていないか。
デジタルの表現や技法だけを見過ぎて、
その表現を産んだ動機、背景、文脈を見落としていないか。



これからのチームづくりの着想を現地でもらってきた。
Brain Child として育ててみようと思う。