牛深の真鯛に踊らされる



熊本牛深の祭りに参加している友人Nさんから
夕刻、宅急便で真鯛が届いた。
前夜、同居人に予告連絡メールが入っていたのだ。
体重計で測ると2.3kgあった。



ただちに臨戦態勢に入る。
僕はうろこはがし班、副会長は内蔵処理班、
同居人はオーブン塩焼き班として連携活動だ。
鯛のうろこをはがすときには
水をひたしたトロ箱でうろこはがしを使うとあたりを汚さない。



食卓にドドーンと登場した牛深の真鯛
今宵は禁酒日にしようかとの我が切なる願いも一瞬で吹き飛ぶ。
やはり熱燗がうまい。
ちなみに仕上げは鯛めしであった。
こうした突然の贈りものは有無を言わせぬ威力がある。
鯛が舞い踊るのではなく、
鯛によって僕らが踊らされるのだ。