風林火山、砂が動いた!


17日の火曜日、台北で変調を感じた。
翌18日帰国し、39.6℃まで発熱した。
そのまま三日半、寝床から起き上がれず、
22日の日曜日、近所のYクリニックでY先生に診てもらった。


昨日26日に、22日の血液検査の結果を聴きにいったら、
いくつかの項目が異常値を示し、肝機能に問題がある可能性が分かった。
Y先生に紹介状を書いていただき、
急きょ、広尾N医療センターI先生に診てもらうことになった。



広尾Nは昨年8月胆嚢除去手術をした、
いわば僕のホームグランドである。
きょう27日が年内最終の病院営業日である。
朝8時15分から待っていたが、当然患者で混んでいる。


I先生に10分間診察してもらうのに3時間ほど待つ。
いったん病院に来たら病院時間に従う以外にない。
仕事時間も、家庭時間もここでは通用しない。
すべてギリギリのタイミングで超音波、血液検査を受ける。



判断がキビキビしているI先生は淡々と僕に言う。
「超音波検査で石、もしくは砂が見つかったら、即取ります」
えっ?「即取ります」ってことは入院、手術のパターンだよね。
こちらも既に患者として経験を積んでいる。


結果は?
幸い、胆管の5ミリの通路に砂は見当たらず、
異常値を示していた血液検査の結果も快方に向かっている。
2013年 12月27日金曜日、
ギリギリのタイミングで、ひとまず無罪放免!



I先生は別れ際に僕に言った。
「痛くなったと思ったら、
 なにも食べずにお腹を空っぽにしておいて
 すぐ来なさい!」


雑駁なところもあるけれど(失礼)、
患者思いのいい先生なんだな、と思った。
2013年も、ギリギリだったな。