The New York Times、やるじゃないか


仕事でいただく報酬だけで家計をやりくりすると、
2015年データによれば月20,000円の赤字が出ることが分かった。
そこで「猫の目家計簿」は、
月20,000円節約作戦を展開することにした。
やりたいことを全部を諦めるのでなく
ポイントを絞って節約する創意工夫への挑戦だ。



The New York Timesオンライン版を購読している。
正社員時代は全デジタルアクセスで月35ドル払っていた。
シニア契約社員になって、あれこれ調べてみると、
iPadなどタブレットのアクセスを捨てれば
月15ドルに削減できることが分かった。
Mac、PC、iPhoneからアクセスできればいいのだ。


ところが、さらに月20,000円節約となると
この15ドルが惜しい。
顧客サービス担当者とメールでやりとりしていたら、
「26週分を50%オフの7.5ドルにするから続けてみないか」
と提案された。
二日ほど考えて、家計の先行きは不透明だけれど、
まずは26週間だけ続けてみるか
と提案を有難く受けることにした。



  (例えば「TPP」で検索すると620の記事が出てくる)


NYTオンライン版で僕が一番気に入っているのが、
創刊した1851年から現在まで
165年分の記事を検索できる機能が使えることだ。
これは凄い。
そんじょそこらの無料のニュースおまとめサイトでは
とても太刀打ちできない。
歴史と伝統ある新聞のオンライン版で、
かつそれだけの投資をしてきたからこそ提供できるサービスだ。
これを僕は手放したくなかった。


営業担当の粋な計らいで
さらに最初の4週間は試読扱いで無料にしてくれた。
経済的な理由で継続できなくなったと率直に伝えたことで、
担当者たちの人間らしい対応に出会えたことが僕はうれしい。
The New York Times、やるじゃないか。