京橋に通って講義を受ける


月一回、17時30分の終業ベルが鳴ると即退社し、
京橋に向かう。
同志社東京オフィスで開講されている
佐藤優講師の講座に通っているのだ。


京橋中央通りに面したビル3Fに東京オフィスがある。
明治屋本店の真向かいだ。
中央通りはニューヨークなら五番街を連想するような
見晴らしのいい道路である。
クラシックなビルがそこかしこにまだ残っている。



2016年春講座は5月から9月まで
キリスト教ナショナリズム1 —民族の底流にあるもの』
(全5回/一括受講料15,000円)。


   「日本人の我々は宗教、民族に疎いが、
   このふたつを理解しておかないと
   いま世界で起きている出来事を解読することはできない」


佐藤講師がシラバスや講義で強調する点だ。



   (同志社東京講座サイトより引用)


70~80人くらいの受講生が毎月熱心に通っている。
僕よりやや年上に見えるある女性は、
これまで3講座ずっと一緒で
講義終了後も佐藤講師に質問していた。


知の体系を個人として装備しておきたいと
学び続けるシニアがいることに僕も励まされる。
質疑応答が20分以上続き、20時20分頃終了。
始まる前は佐藤講師が疲れきった表情で気になったが、
講義中はいつものようにエネルギッシュな語りに戻って安心した。


佐藤講座は知の山脈をヘリコプターで俯瞰する役割なので
事前事後の自習で本当の力がつく。
月に一度、活を入れられに通う感じだ。



講義が終わると決まって小腹が空いているので、
近所の「はなまる」に寄ってから帰宅する。
かけ(小)130円。
揚げ玉、おろし生姜、白胡麻をのせれば、
晩ごはんまでのつなぎのりっぱな軽食だ。
こんなに安くて旨い外食メニューはめったにないな。


10月開講の同志社東京講座
佐藤講座以外にも同志社教授陣を中心としたメニューが揃っている。
興味のある方は下線部クリックでご覧ください。
こどもたちの夏休みが終わって
大人たちも新しいことを学ぶ季節です!