こども二人を大学に行かせる費用


読売朝刊に日本学生支援機構が調べた
2014年の学費・生活費が掲載されている。
国立大でも下宿していれば、
年間平均171万かかる。
私立大・自宅生176万円とほぼ変わらない。
文科省が提案している給付型奨学金
月3万円もらえたとして年間で36万円。



僕は国立大・下宿生だったから
いまの時代なら135万円が自己負担である。
三歳年下の弟は国立大・自宅生だったから
月2万円の給付があっても85万円。
ふたりで年間220万円。
月にして184,000円。
この数字には教科書、参考書代などは
含まれてはいまい。


建築塗装職人だった父の収入、
塾や家庭教師などのアルバイト代を加えたとしても
いまだったらふたりの息子が大学に通えたかどうか怪しい。
無理だったかもしれない。
給付型奨学金は一刻も早く実現すべきだと思うが、
それだけではこどもに大学教育を与える困難はなくならない。