神保町で至福のプレミアム・フライディ


政府に介入されるまでもなく、
午後2時間の時間休を取ってプレミアム・フライディ。
(月末の金曜日ではないですが)
だいたい、こんなことまで
行政に指図されたくないよ、一国民としては。
まったく。



昨年末、松坂屋商品券を金券ショップで換金した
通称M資金10,000円を懐に神保町古本屋街を散策。
詳細な地図を入手したので、
普段行かない領域を攻めようと
岩波ホールから反対側に向かい、一軒一軒、覗いてみる。



欲しいなぁ、と思う単行本も見つかったが、
いずれも全5巻、全25巻と大部。
お買い得で予算にははまるが、
あいにく我が家の書斎には既に余剰空間はない。
「これ以上、重いもの(=本)を増やしたら天井が抜けるよ」
と改築してくれたF棟梁に釘を刺されている。



バーゲンセールのコーナーを見る。
アマゾンでは1円の出品も数多いが、
通常257円の送料がかかり、最低価格は258円。
古書サイト「日本の古本屋」では平均300円の送料がかかるから、
あまりに安いバーゲン本は当然のことながら出てこない。


でも、実際に神保町を歩いてみると
そうした棚にも「あ、読んでみたいな」
「図書館で借りずに買っておこう」という
自分にとっての掘り出し物が見つかる。



この日は澤口書店で3冊、三茶書房で1冊買って、
4冊小計1,000円也。
澤口で500円以上買うと、
2Fの飲み物コーナーで使えるコイン、
もしくはコイン引換券をくれる。



(本日の収穫4冊)


最初の2冊で600円支払ったから、コインを一枚もらう。
自販機のドトールコーヒー100円が無料。
ここの2Fは簡易版ブックカフェで、
いま買った本を拾い読みするのにちょうどいい。


そんなこんなでかれこれ3時間。
僕にとって至福のプレミアム・フライディなのだ。