クリストファー・クラーク『夢遊病者たち』(全2巻、2017)


大型連休前に予約していた本の
取り置き期限がきょうだった。
仕事を終えて日比谷図書文化館に寄る。



クリストファー・クラーク『夢遊病者たち
第一次世界大戦はいかにして始まったか』
(小原淳訳、みすず書房、2017、全2巻)。
猪木武徳大阪大学名誉教授が
讀賣新聞2017年4月23日朝刊一面「地球を読む」で
紹介していて、興味を持った。



登録している都内5区の所蔵を調べ、
千代田区が一番早く読めそうだと分かった。
僕は本を読む順番が逆でも気にならないから、
予約数の少なかった第2巻が先に回ってきた。
「訳者あとがき」「結論」を読み、
出だしを少し読む。



二冊で本文844頁の大作。
資本論』などと並行して読むから
二週間の借り出し期間では全部は読めないだろう。
読み終えた分だけ記録し、続きを読みたい本は再予約を入れ
順番を待つことにしている。



それにしても近代史でもっとも奇妙な事件のひとつが
第一次世界大戦の勃発だ。
誰もが予測しなかったにも関わらず
世界を巻き込む戦争に発展してしまった。
Ch.・クラークの、史実に基づく読み解きを聴いてみよう。


夢遊病者たち 2――第一次世界大戦はいかにして始まったか

夢遊病者たち 2――第一次世界大戦はいかにして始まったか

The Sleepwalkers: How Europe Went to War in 1914

The Sleepwalkers: How Europe Went to War in 1914

wikipedia:en:Christopher Clark
(文中敬称略)