担々麺風にまとめたトマト湯麺


社員食堂の、久しぶりのヒットメニューに思えた。
日替わり限定・トマト湯麺(560円)を食べる。
気になっていたメニューだったが、
前回食べ損なっていた。


ずいぶん昔、新宿「白龍」でトマトタンメンを知り、
麺類にトマトってずいぶん変わってるメニューだな、と思った。
でも考えてみれば、トマトは生で食べるだけでなく
加熱して持てる力を十二分に発揮する野菜である。
トマトソースを思い起こしてみれば、すぐ分かる。



社食では「黒胡椒で味をまとめた」と能書きにあったが、
挽き肉、香菜、百合つぼみ、貝割れ大根を使用して
担々麺風にまとめたように僕には思えた。


普段ここで頼むのは、
野菜たっぷりの定番・電電ラーメン(480円)だ。
美味しいだけでなく、これ一品で
それなりの量の野菜が摂れるのが合理的だから。
その電電ラーメンより80円高いトマト湯麺。
シニア社員の財布には、たかが80円、されど80円。
この味、量なら、及第としておこう。


日替わり限定から、月一回くらいでいいから
定番メニューに加わればいいのにな、と思う。
試験的提供で、どれくらい注文数が伸びるかが決め手になるね。





(「白龍トマト館」のトマトタンメン。同店ホームページより)


(註:1957年に新宿十二社通りで開店した中華料理店「白龍」は、
2002年、新江古田に移転。若い女性店長の下、「白龍トマト館」として
経営を続けていた。第2パラグラフ下線部クリックで詳細情報)