佐藤正午『鳩の撃退法』(上)(小学館、2014/2018文庫)


これは推理小説なのだろうか?
佐藤正午『鳩の撃退法』(上)(小学館、2014/2018文庫)を読む。


鳩の撃退法 上 (小学館文庫)

鳩の撃退法 上 (小学館文庫)


死んだ古本屋の親父が主人公に残したバッグに
3,403万円の金が入っていたが、どうやらすべて偽札。
直木賞作家の主人公が小説の中で小説を書いている
入れ子細工の設定になっている。
上巻を読む限りでは事件は進展しそうでしない。
下巻でどうなるのか。
ついつい読んでしまうな。



金曜日に紀伊國屋書店をぶらぶら歩いて、
山勘で文庫本を二三冊買うことがある。
この本もなんとなく惹かれて買った。
それにしても、不思議な題名だな。
題名だけ聞いたら
とても面白い小説には思えないんだけどな。