スクラップブックから
朝日新聞2018年5月15日朝刊
ネット点描
ロシア、ネット発信に力
大使館が過激ツイート
過激な投稿の数々で、
筆者を含む多くの「ファン」の注目を集めているのが、
在日ロシア大使館のツイッターだ。
(略)
けんか腰の日本語を繰り出すこともしばしばだ。
例えば「日本には言論の自由がある」と指摘する投稿に対して
「日本には言論の自由があるって #JokeOfTheDayだよ!
教えてあげるけど、ロシアには今貴国が夢にさえ見ないような
言論の自由がある」と反論するといった具合だ。
(略)
関係者によると、公式アカウントの「中の人」は、
大使館政務部で報道・広報を担当する日本語に堪能な
若手外交官だという。
(略)
投稿内容は大使館の公式見解という位置づけだ。
昨年、世界各地のロシア大使館のネット発進力を競う
コンテストが開かれた。
1位に輝いたのは、在インドネシア大使館だったという。
当時、大使を務めていたガルージン氏は今年、
駐日大使として着任した。
このことも、在日大使館のアカウントが活発化した理由の
ひとつのようだ。
(略)
(駒木明義)
駒木記者のロシア関連記事には注目だ。
公式ツイッターからでもロシアの日本に対する視点が
垣間見えることを教えてくれる。