かぶの瞬間漬け(料理指南:平松洋子)


スクラップブックから
週刊文春2018年12月20日
平松洋子「この味」連載363回
うんとこしょ


平松さんのコラムには
すぐ真似したくなる工夫が散りばめられている。
今回もそうだった。


   ■瞬間漬け
   かぶを大きめの乱切りにし、
   ボウルに入れて多めに塩を振り、十五分。
   手でうんとこしょ、ぎゅぎゅっと握ってから水洗い、
   柚子酢をかけ、白ごまをふる。
   手間いらずなのに、失敗しようのない箸休め。



最後の一行にシビれますね。
「手間いらずなのに、失敗しようのない箸休め」。
大王食堂も「やってみよう!」と
平松さんから背中を押された感じです。


これからもっと寒くなってくると、
かぶ自体は甘みを増して美味しくなります。
塩気を利かせた瞬間漬け。
まずは試作してみましょう。


(連載を文庫でまとめて読めます)