銀河系の孤独な惑星をつなぐ仕事


僕がこのセッションを前任のKさんから引き継いで8年ちょっとになる。
初めの頃は、「グローバル」「クリエーティブ」「ネットワーク」と言っても
どこから手を付けていいやら分からず、まったく手探りだった。
それでも高い目標を掲げて根気よく説明を続けるうちに
支援してくれる上司、同僚、社外スタッフがひとり、またひとりと現れた。


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進めていくプロセスでも多くの失敗を重ねたが、
何より海外の仲間たちの支援の力が大きかった。
お金、時間、人を味方に付けなければ、
大組織の中でのスタート・アップのようなプロジェクトは
打ち上げてもやがて先細りになり長続きしない。
中核になるメンバーの意見にも耳を傾け、
改良できるところをひとつずつ改良してきた。


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僕たちの仕事は普段は銀河系の惑星のひとつで
孤独に取り組むような仕事だ。
だから、それぞれの星の住人たちが交信し合い、
年に二度はリアルな世界で顔を合わせ、
意見や悩みを交換することに価値が生まれる。
それは「クリエーティブ・ギャラクシー」として
距離のある星々をつなぐネットワークになってゆく(…といいんだけど、な)。