クリッピングから
朝日新聞2109年6月21日朝刊
衆参歳費1割減 公明公約で調整
公明党は20日、参院選公約の柱の一つに、
衆参両院の給与に当たる歳費の1割削減を盛り込む方向で最終調整に入った。
10月からの消費税率を10%に引き上げることに絡み、
山口那津男代表が20日の党会合で
「国民に負担を求める以上、国会議員も身を切る姿勢を示すべきだ」
と提案。
事前の根回しもなかったため、
「公約に入れるかどうか議論する時間がない」など慎重意見もあったが、
最終的に山口氏に一任された。
削減幅1割程度を軸に自民党にも協力を求める方針だ。
政治活動は本来、金のかかるものだ。
金権政治を批判するあまり、政治家として必要な金の話が地下に潜って
国民から見えなくなる方がたちが悪い。
とは言え、参院選公約に歳費1割削減を含めることを
党代表が根回しせずに提案し、結論を一任されたことに着目した。
山口代表はどう行動し発言すれば有権者の関心を惹きつけられるか、
ツボとタイミングを心得ている政治家だと思う。
小さな記事だがクリッピングしておく。