エリツィン三冊目の著書。
原題英訳は、"Midnight Diaries" (真夜中の日記)だ。
ボリス・エリツィン『ボリス・エリツィン 最後の証言』
(NSコミュニケーションズ、2004/網屋慎哉・桃井健司訳)を読む。
- 作者: ボリス・ニコラエビッチエリツィン,Boris Nikolaevich Yeltsin,網屋慎哉,桃井健司
- 出版社/メーカー: NCコミュニケーションズ
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
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僕が一番面白かったのはプーチンに大統領のバトンを渡すことを決心し、
周囲に本心を漏らさず任期前に辞職を発表するくだりだった。
大国における権力移行がこうして行われるのかと
興味津々で読み進んだ。
594頁の大著だが意外に読みやすい。
訳者の力か、もともとの文章が明晰なのか。
強面のイメージしかなかったエリツィンの人間像が
本書を読むことで修正されたのが収穫だった。
- 作者: ボリス・N.エリツィン,小笠原豊樹
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1990/03/05
- メディア: 単行本
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- 作者: ボリス・ニコラエビッチエリツィン,Борис H.Елбцин,中澤孝之
- 出版社/メーカー: 同朋舎出版
- 発売日: 1994/05
- メディア: 単行本
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