クリッピングから
朝日新聞2019年7月31日朝刊
日本赤軍 ”現在の似顔絵”
警視庁、手配写真古くなったので…
1972年にイスラエル・テルアビブの空港で
銃乱射事件を起こしたなどとして、
岡本公三容疑者(71)ら国際手配されている
日本赤軍のメンバー7人の現在の姿をイメージした似顔絵を、警視庁が作製した。
手配写真が古くなったためといい、
ホームページで31日から公開し、新たに情報を募る。
(略)
似顔絵が公開されるのは、レバノンに亡命した岡本容疑者のほか、
板東国男(72)、佐々木規夫(70)、松田久(70)、奥平純三(70)、
大道寺あや子(70)、仁平映(73)各容疑者。
公安部によると、手配写真は71〜98年に撮影されたもので、
寄せられる情報が年数件に減っているという。
似顔絵により記憶を呼び起こす一方、
若い世代にも広く事件を知ってもらう狙いがあり、
各容疑者の身長や傷痕、眉毛などの身体的特徴とともに
各事件の説明も書き添えるという。
(略)
警視庁幹部は「赤軍メンバーは過去に日本に潜伏していた例もあり、
手配メンバーが国内にいる可能性もある」と話す。
(小早川遥平)
70代になった日本赤軍メンバー手配似顔絵を眺めていると、
老人テロリストたちを主人公にした物語、映画ができそうな気がする。
死刑執行されたオウム真理教幹部たちと比べると、
日本赤軍メンバーは国際手配になっている分、
逮捕・自首が難しいのだなと思う。
リーダー格の活動家だった重信房子は2000年、
大阪府内に潜伏中に逮捕。
受刑者となっている。