おでん種仕入れに吉祥寺

秋の気配が漂ってきたな、と同居人がおでん小宴を企画立案。
大王食堂仕入部は吉祥寺・つかだまで買い出しに出掛けます。
暮れとは違って並んでいる客は数人。
対応する店員はおじさん、やや若めの男性の2名のみ。
なんだかいつもと違ってスローテンポです。


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いやいや、これがつかだのいつものリズムなんですね。
暮れには臨戦態勢を取って精鋭のおばさん軍団をズラリ揃え、
居並ぶ客の大量注文を手際よくさばき、
行列に漂う殺気を消し去っているのでした。


本日の客人はご近所の副会長、Kさん。
鍋の残りは三連休中の我が家の賄いごはんに化けます。
興奮して買いすぎないように注意しなければなりません。
(買わなすぎ!と同居人から後で叱られました。買い出しは難しい…)


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(練り物の種類が豊富で迷います。庶民価格がうれしいです)


「つかだのおでん」と並んで
「つかだのうなぎ 浜名湖直送」と看板にはありますが、
うなぎの販売はとうの昔に止めてしまったそうです。
(肝串を狙っていたのです)


「きょうから銀杏の殻を剥くから銀杏巻はまだないよ」
とベテランのおじさん。
そうか、あの銀杏は剥いたものを仕入れるのではなく、
殻付きで仕入れて、自分のところで剥いて加工してたのか。


それとも、どこかの庭で大量に拾ってくるのか…
いや、それじゃ、商売として安定的に仕入れるのは無理だろうな…
いやいや、銀杏の木を持つ寺と契約してゴッソリ仕入れる手もあるか……
真実やいかに。