佐藤優さん、中村うさぎさんが講師を務める
同志社講座「フランツ・カフカ『城』を読む」開講。
京橋サテライト・オフィスに社会人中心に60〜70名ほど参加。
遠隔講義システムを利用して同志社大学今出川、京田辺両キャンパスから
学生15名ほどが出席した。
このシステムは京橋の神学講座で佐藤さんが採用し、
以後積極的に活用している。
最近はスムーズに接続できるようになり、
映像、音声のトラブルが少なくなって役に立つ。
佐藤さんが日頃鍛えている神学部学生(何人か名前を覚えた)、
2018年から同志社が開講した新島塾メンバーが参加した。
層が厚くなってきて、頼もしい。
若い、意欲のあるみなさんと一緒に学べるのが
佐藤講座の特徴のひとつだ。
(カフカの小説に登場しても不思議はない、佐藤さんのポートレート)
(うさぎさんが同志社大学文学部英文科卒とは知らなかった)
—上記写真2点、同志社東京オフィスサイトから引用
神学講座のように課題書籍を輪読するのかと思ったら今回は違った。
各コマ(90分)ごとに1章分を取り上げ、
両講師が対論しつつ、時折参加者に質問が飛ぶ双方向形式の講義だ。
佐藤さんに当てられて答える発言内容が
社会人、学生問わずなかなか面白い。
講座に期待するものがそれぞれ違うので、
ひとりで本を読むのとは違う発見がある。
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講義前に一回通読してきた。
確かに書き出しから奇妙な小説だ。
全25章を読むうち、17章「アマーリアの秘密」、
18章「アマーリアの罰あたり」から
僕の場合、俄然物語に入っていけた。
僕にとって「城」は勤務する会社のシンボルのように映る。
月一回、16時50分に始まって、20時に終了。
10分休憩をはさみ、90分2コマ使う講義だ。
そんなに集中していられるかなと心配だったが、
少しも長く感じることはなかった。
早くも11月の講義が楽しみになっている。
今後は京橋キャンパスにカフカ、神学の2講座受講で
月2回通うことになる。
カフカ講座は2020年11月で完結する予定だ(全28回)。
おそらく佐藤さんは書籍にする考えで
出版社、編集者を決めていると思う。
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新・リーダーのための教養講義 インプットとアウトプットの技法 (朝日新書)
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