古本市に参加してきた

勤務先の同僚たちが読書週間のタイミングで
古本市を開催している。
有志のボランティア活動だ。


僕も少しばかり貢献したくて週末、勉強部屋の本の整理を敢行。
ベストセラーを中心に「売れ線」と判断した厳選40冊ほどを
二日に分けてオフィスに運び、スタッフに寄贈した。


木金夕方会場に出向き、計10冊購入。
ひとり10冊まで買うことができ、100円均一。
今年は単行本を多く買ったので、1,500円カンパしてきた。
それでも古書店で買うよりずっと格安だ。
購入者はチームが選んだ二つのNPOのどちらかに投票し、
その割合で寄付が届く仕組みになっている。


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社内引っ越しのたびに大量の書籍が捨てられることに
「なんとかならないか」と行動した同僚がいた。
廃棄されてしまうはずだった書籍によって社員同士が交流し、
創り出したお金を応援したいNPOに届ける。
元手がなくても、自分たちの時間や持ち物を活用すれば
こうした貢献ができるという見本だ。


松岡正剛さんの単行本5冊を初日に入手できた。
僕にとって掘り出し物だ。
丁寧にマーキングした跡があった。
これから付けるはずの自分のマーキングと
比較対照しながら読んでいくと面白そうだ。


ボランティアチームのみなさん、
今年も本当にご苦労さまでした。


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(近所のK図書館スタッフ特製、どんぐりカレンダー)