スタディサプリ世界史講師・村山秀太郎先生の
初期の作品を借りてきた。
『中学生から大人まで よくわかる中東の世界史』
(新人物文庫、2011)を読む。
2011年本書出版時点での
先生の「著者紹介」を引用する。
1963年横浜生まれ。
早稲田大学卒、同大学院修了(社会思想史)。
現在、秀英予備校&秀英BBSブロードバンドスクール講師。
16歳のとき単身欧州を旅行、
19歳のときサハラ砂漠を縦断。
ゴレ島からミンダナオ島、ゴラン高原からアンデス高原、
アウシュヴィッツ収容所からトゥールスレン収容所など
世界史の現場百余国を歩いてきた。
1989年に「ベルリンの壁」開放の日、
そこを通過した最初の日本人である。
著書に『世界一わかりやすい世界史の授業』(中経出版)がある。
講義に必携の世界史資料集に書き込みながら本書を読むと
複雑怪奇な中東史が徐々に頭に入ってくるから不思議だ。
先生が旅した経験が本書にもコラムとして活かされている。
解説のわかりやすさで言えば、
池上彰さんの好敵手が10年下の世代から現れたな、
という読後感だった。
- 作者:浜島書店
- 出版社/メーカー: 浜島書店
- 発売日: 1998/08/01
- メディア: 単行本
現在スタディアプリ講義や著書で、
大学受験生を中心に熱烈に支持され続けているのも道理だ。
ノマドの僕も学生さんたちの中に紛れ込ませてもらって
先生の世界史講座を勉強している。