手洗いで感染リスク減らすことが大切(医師・岩室紳也)

クリッピングから
讀賣新聞2月24日朝刊
読者投稿欄 感染予防に手洗い有効
医師 岩室紳也 64(横浜市


  新型コロナウイルスの感染拡大で
  マスクの品薄状態が続いています。
  不安な気持ちも分かりますが、
  このような状況だからこそ、冷静な対応が必要です。


  マスクは、感染している人が着けると、
  ウイルスを含んだせきやくしゃみなどの
  飛沫(ひまつ)が飛び散ることを防ぎます。
  しかし、ウイルスの侵入はマスクでは完全に防げないため、
  予防という点では効果に疑問が残ります。


  一方で、手洗いには、無意識に触って、
  自分の手に付着したウイルスを洗い流す効果があります。
  手を頻繁に洗うことで、食べ物を口に入れた時に、
  体内に入るウイルスを減らすことができます。


  日常の活動の中で、
  完璧にウイルスの付着を防ぐことはできないと思います。
  手洗いで、感染のリスクを減らすことの大切さを忘れないでください。


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医師の読者からのタイムリーで実践的な投稿、
すかさず掲載の判断をしたデスク、
この時期、役立つ連携プレーでした。
全文引用し再掲載しました。


我が家でもウイルス感染を過度に恐れず、
手洗いの徹底を心がけることにしました。


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