同志社講座「カフカ『城』を読む」第一期修了

同志社講座「佐藤優さん、中村うさぎさんとカフカ『城』を読む」
第一期が修了しました。
2019年10月開講、月1回、90分2コマのコースです。
カフカ未完の長編『城』を一章ずつ丹念に読み解いていきます。


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(全回出席すると佐藤さんから修了証をもらえます。
 意外とうれしいもんです)


佐藤さん、うさぎさんのやり取りが毎回興味深い。
お互い相手に迎合しませんから、意見が異なるときははっきりと言葉にします。
けれども、信頼に基づく反論は健全です。
相違点を確かめながら、自分は自分でどう考えるかを考えます。


(講義では池内紀訳を使っています。原語で読んでみたいな)


『城』は僕たちのいまの暮らしにも結び付いています。
新型コロナウイルスに対する社会、人々、自分の反応ひとつ取っても、
小説が書かれた時代と現在がまるで異なるとは思えません。
4月から9月まで実施する第二期が始まります。
既に申し込んで受講票も届きました。


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(撮影:田形千紘/同志社大学東京オフィスサイトより引用)