松岡正剛『千夜千冊』(全8巻/求龍堂、2006)、来る!

ある夜「日本の古本屋」サイトを覗いていたら、
なんとなんと松岡正剛さんの『千夜千冊』(全8巻)が
定価の半額以下で出品されているではないですか。
もうずっと前から出物があればと狙ってきましたが、
定価の25%引きが精々。
とても手が出ません。


半額以下! 半額以下! 半額以下!
もう二度とこんなチャンスは来ないでしょう。
一日二日逡巡するだけで、
あっという間に売り切れるのは火を見るより明らかです。


こんなときのために、日頃は節約倹約し
B&B(Books & Beer)資金をへそくっています。
(ときどき、浪さんに在処を荒らされてますが)
買い! しかないでしょう。


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届きました。
美本です。
自分のお金で買ったのに、
なんだか同居人に叱られそうな気がします。
郵便屋さんが届けてくれたと同時に勉強部屋に隠匿。
夜半を待って小包(もはや大包ですが)を開きました。


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現物は何度も図書館で借りていたからよく知っています。
全巻を拾い読みしているので、全体像の見当はついてます。
しかし、しかし、しかし、手元にあるのは違います。
2Bのシャープペンシルで、そおっと線を引くこともあるでしょう。
(僕が生きている間は、売ることはないと思いますから)


あるときふと気づくと、
版元・求龍堂「生活応援半額フェア」と銘打って、
自粛中の読書中毒者に「汚損本」を半額にしています。5/6(水)までです。
(緊急事態宣言が延長されたので、フェア期間も延長されるかもしれません)
セイゴオさんの『千夜千冊』(全8巻)も半額(税込52,250円)です。
世の中、こんな予期せぬことが起きるんだな。
求龍堂さん、粋な計らい、ありがとう!)
今回の掘り出し物を見つけていなかったら、
間違いなく求龍堂オンラインストアで買っていました。
(6/1追記:フェア、6/30まで延長になりました。半額購入のラストチャンス! )


いそいそと勉強部屋におこもりに向かう理由が、
またひとつ増えてしまいました :−)
(その後、同居人は探しものをしにこの部屋にやってきましたが、
僕の買い物にはまったく気づきませんでした。やれやれ、危機を乗り切れたか……)


(全8巻の虎の巻として役立つ一冊。女性編集者Qちゃん、セイゴオさんに無邪気に迫る)


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(大王「あらら……買っちゃったのね…」)