クリッピングから
讀賣新聞2020年5月18日朝刊
在宅ワークスペース作り
在宅での仕事、学習の時間が増えた日々、
家庭でのスペース作りを助ける商品が活躍し始めている。
(略)
書斎がなくても、集中しやすいスペースを作ったり、
コンパクトに畳んで収納できたりする家具などが人気だ。
イトーキ(東京)の折り畳みできる机「ONOFF(オノフ)」は、
折り畳んだ状態だと厚さ24センチの箱形だが、
開いて天板を下ろすと仕切られた空間を作り出せる。
8万9千円(税込み)。
「オノフ」は値段が高くて手が届かないかなと思ったら、
同社「ユビック」を検討するのもよさそうだ。
僕はひと組欲しいな。
(イトーキホームページより:「ユビック」シリーズ)
ワーキングデスク「UBIQ(ユビック)」は、
コンパクトで軽く、持ち運びしやすいのが特長だ。
担当者は「集中したい時は壁に向かって机を置き、
リラックスしたい時は窓際に運ぶなど、
気分に合わせて動かせるのが人気です」と話す。
机といすのセットで2万7900円(同)から。
同社は東京五輪などで在宅ワークが増えると見越し、
2017年に家具の開発に着手。
実際に家庭で使ってもらい、「仕事と家庭の切り替えをしたい」
「リビングに置いても違和感のないものがいい」
といった要望を反映させた。
そうか。
東京五輪時の需要増を見越して3年前から
在宅ワークに役立つ家具を開発し始めていたんですね。
企業の先見の明に感心しました。
値段が手頃で、
面白グッズのような製品も出てきました。
サンワサプライ(岡山)でも在宅ワーク向けの商品が人気だ。
「プライバシーテント」(7980円税込み)は、
広げると部屋の中に自分用のスペースを確保できる。
上部や側面を開けて光りを入れることも可能だ。
"Where there is a will, there is a way."
(その気になれば、道は開ける)
という英語のコトワザをお客さんの側からもじれば、
"Where there is a will, there is a space."
(その気になれば、場所は創り出せる)
一方企業の側に立てば、
"Where there is a will, there is some profit."
(その気になれば、利益は創り出せる)
といったところでしょうか。