開店! たちのみ大王 & 大衆居酒屋のぶちゃん

火曜日と金曜日の夜は
台所で「たちのみ大王」を開店します。
同居人の夜食弁当や自分のおつまみなどを作りながらちょいと一杯。
ま、はやい話がキッチンドリンカーという訳ですが。


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せっかく店を開くなら看板が要るな、と思って用意してみました。
ポストモダンモードで過ごす時間は
小さな差異へのこだわりが重要です(…なんちゃって)。


世の中には似たようなことを考える人がいるもんです。
クリッピングから
毎日新聞2020年6月27日朝刊
巣ごもり術 ウチの場合
本格的「おうち居酒屋」挑戦 外食気分を味わうパパ記者


  「いらっしゃい! まずは何にしましょうか?」
  5月下旬の土曜日の夜、とある「居酒屋」が開店した。
  (略)


  1歳になる長女の世話をするため、
  私は昨年11月に育児休暇を取得した。
  共働きのため、私が料理を担当。
  しかし最近はメニューのマンネリ化に頭を抱えていた。
  日常の食卓から気分を変えたい。
  料理のレパートリーを増やす機会にもなると、「開店」を決めた。
  (略)


  妻にお品書きを書いてもらい、雰囲気を演出。
  店名は「大衆居酒屋 のぶちゃん」。
  長女に離乳食を与え、お風呂も済ませた午後8時。
  さあ、開店だ。


  「まずは生ビールとポテサラをください」
  妻からの注文を受け、調理開始。
  グラスを傾けつつ鍋を振るい、
  気分はすっかり「居酒屋の大将」だ。


  特に好評だったのは、
  大葉や長ネギ、塩昆布などたっぷりの薬味を混ぜたタレを
  絹ごし豆腐にかけた「しそネギ冷ややっこ」。
  一品料理では、鶏もも肉を弱火でじっくり焼いた
  「鶏のパリッと焼き」が自賛の出来だった。
  ともに比較的簡単に調理できた。
  我が家の定番メニューになりそうだ。


  長女を寝かしつけるために途中で1時間ほど休憩したが、
  午後11時ごろまでに計7品を提供し、閉店した。
  余った食材や仕込んでいた料理は翌日の昼食や夕食に活用したため、
  無駄になることはなかった。
  妻は「『どれを食べようかな』と
  メニューを選ぶ楽しみを久しぶりに味わえた」とご満悦。
  私も新しい料理に挑戦でき、有意義な時間を過ごせた。
  (略)

                     【真下信幸】


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真下記者、育児休暇取得中なのに
巣ごもり中の読者のタメになる記事を書きましたね。
共働きの奥さまにも喜ばれて一石二鳥!の快挙ですな。
採用を決め、気前よくスペースを用意したデスク、
いい判断でした。

        —「たちのみ大王」店主 敬白