定年後5年間通っている同志社社会人講座。
4月からコロナ禍で休講が続いていたが、
10月の秋学期から再開されることになった。
感染防止対策を徹底し、定員をこれまでの100名から36名に減らす。
申し込み開始初日にホームページのニュースに気付いて手続きした。
(同志社大学東京オフィスホームページから。撮影:田形千紘)
同志社卒業生である作家の佐藤優さん、中村うさぎさんの対論で
カフカの未完の長編『城』を精読する。
2019年秋学期に開講し、現在12回(一コマ90分)まで進んで中断していた。
長編小説がすべて未完に終わったカフカだけに
この講座も未完に終わるかなと危惧していた。
再開の決定を喜びたい。
- 作者:フランツ カフカ
- 発売日: 2006/06/01
- メディア: 新書
『城』は再読、三読していくと味わいがまったく変わってくる。
講師お二人の縦横無尽な対論に加え、
佐藤さんの教え子である同志社大学の学生たちが
遠隔画像システムで参加するのが楽しい。
キャンパスに戻ったような気持ちになれる。
なんとか36名の枠に入って、参加したいものだ。
(講師お二人の丁々発止ぶりはこれまでの共著で実証済み)