同志社講座秋学期「カフカ『城』を読む」に応募した

定年後5年間通っている同志社社会人講座。
4月からコロナ禍で休講が続いていたが、
10月の秋学期から再開されることになった。
感染防止対策を徹底し、定員をこれまでの100名から36名に減らす。
申し込み開始初日にホームページのニュースに気付いて手続きした。


f:id:yukionakayama:20200831211953j:plain
f:id:yukionakayama:20200831212004j:plain

同志社大学東京オフィスホームページから。撮影:田形千紘)


同志社卒業生である作家の佐藤優さん、中村うさぎさんの対論で
カフカの未完の長編『城』を精読する。
2019年秋学期に開講し、現在12回(一コマ90分)まで進んで中断していた。
長編小説がすべて未完に終わったカフカだけに
この講座も未完に終わるかなと危惧していた。
再開の決定を喜びたい。


(講座では池内紀訳・白水uブックス版を使う)


『城』は再読、三読していくと味わいがまったく変わってくる。
講師お二人の縦横無尽な対論に加え、
佐藤さんの教え子である同志社大学の学生たちが
遠隔画像システムで参加するのが楽しい。
キャンパスに戻ったような気持ちになれる。
なんとか36名の枠に入って、参加したいものだ。


死を語る (PHP文庫)

死を語る (PHP文庫)

聖書を語る (文春文庫)

聖書を語る (文春文庫)

(講師お二人の丁々発止ぶりはこれまでの共著で実証済み)