僕が覗く近所のパン屋の一軒F。
この店はパンを焼く職人さんの工房が
ガラス越しに見える造りになっている。
昼前に寄ったら保育園に通っているくらいの子供を連れたお母さんでいっぱいだった
「カレーパン、あと一ヶでなくなるところだった〜 買えてよかったぁ〜」
店を出て自転車の後ろ座席に子供を乗せた若いお母さん同士が会話をしていた。
「じゃあねぇ〜」と挨拶を交わしながら、分かれ道で別々の方向に走り去っていった。
子育てのお母さんやその子供たちの食生活の一端を
近所のパン屋が支えているんだなぁと思った。
僕はこの日、初めてピザを一切れ買った。
普段は見かけないから、ちょうど焼き上がったところだったのかな。
自分でヘラでトレーに取る。
レジで会計するとき、ビニール袋をトレーにかぶせて包んでくれる。
一切れ240円。
タバスコを少々たらしていただく。
ピザは一枚丸ごとはなかなか食べられないから、
一切れ単位で売ってくれるのは助かるな。
