努力賞をいただきました!(佐藤昭弘講師/The Writers' Workshop)

毎月14日はNHKラジオ語学講座
「実践ビジネス英語」テキストブックの発売日です。
最近は購入すると書店を出て真っ先に開くのが
佐藤昭弘先生の巻末誌上講座「The Writers' Workshop」の頁です。


f:id:yukionakayama:20200914141133j:plain:w450


「日本語の文章を、自然な英語で表現するチカラを磨く」講座。
僕は1月号(2019年12月14日発売)の問題から応募しはじめました。
実力ある常連の名前を数多く見かける
大変レベルの高い英語ライティング講座です。
実際に自分で取り組んでみると
佳作以上の入選にはまだまだ力が及ばないと実感しました。


でも、結果が気になります。
入選者は名前が掲載されます。
最優秀者の応募原稿は全文が先生の試訳と並んで載ります。
優秀者、特別賞(該当なしの回もあり)、佳作の英文は
先生の講評の中で一部分使われることがあります。


どれどれ、今月もダメだったんだろうな……
わかってます、わかってますって……
ちらっと見てテキストブックを閉じようとすると、
あれ?


f:id:yukionakayama:20200915182029j:plain:w550


最後の「努力賞」に掲載されている2名のうち1名は
紛れもなく自分の名前です。
あれれ?


「努力賞」は2019年4月号から加えられた一番新しい賞です。
佐藤先生の言葉をそのテキストブックから引用します。


  *今月号から、
  「受賞歴はほとんどないけれども応募原稿から努力のあとがうかがえる人」
  を対象とした「努力賞」を加えました。

                                (p.96)


f:id:yukionakayama:20200914160717j:plain:w650


これだ……
確かにこれまでこの講座で受賞歴はない。
レベルの高さを思い知ってから、自分なりに取り組み方を工夫し、
必要充分以上の時間を注ぎ、努力してきたのは事実だ。
そうか、僕の応募原稿が先生の目に止まったのか……


f:id:yukionakayama:20200914141210j:plain:w550


ちなみに7月号では
ヴァレンティナ・キャメリニ/杉田七恵訳
『グレタのねがい 地球をまもり未来に生きる』(西村書店)に、
ジャーナリストの増田ユリヤさんが寄せた解説文
「グレタさんから学べること」の一節が出題されました。



この機会にグレタ・トゥンベルクさんのことをもっと知ってみようと
問題の背後にある情報を調べ、整理するところから準備を始めました。
サブスクリプションで愛用しているオンライン百科辞典
「ジャパンナレッジ」(日本語版)「Britannica」(英語版)の出番がグンと増えました。
Wikipedia日本語版・英語版も併用しますが、
専門家が執筆・校閲している百科辞典は有料でもそれだけの価値があり信頼できます。


努力賞から佳作以上への道が容易でないことは想像できます。
誰に強制された訳でもなし、好きでやっていることだから、
プロセスを楽しむことができます。


でも自分の野望としては、
趣味だからと自分に「言い訳」してそこそこのレベルで終わるのではなく、
これまで届かなかった高みをめざし、これまで見えなかった景色が見てみたい。
(なんだか、将棋の藤井二冠(王位・棋聖)の台詞みたいですが(苦笑))


今回の努力賞は
そんな道中を励ましてくれる心強い道しるべになりました!