9年ぶり全面改訂『新明解第8版』、11月発売

クリッピングから
毎日新聞2020年9月12日
今週の本棚 改訂国語辞典をPR


辞書フェチとしては
たとえ小さなベタ記事でも見逃せません。
三省堂が誇る辞書の一冊『新明解国語辞典第8版』が
11月19日に発売されることになりました。
さっそく公式サイトを覗きます。


1972年初版の序文にこうあります。


  辞書は、引き写しの結果ではなく、
  用例蒐集と思索の産物でなくてはならぬ。


シビれる言葉ですねぇ。
編集主幹・金田一京助が書いたのか、
それとも見坊豪紀(ひでとし)だったか。
「用例蒐集(しゅうしゅう)」に生涯を費やした見坊の言葉のように
僕には思えます。



累計2,200万部。
日本で一番売れている国語辞典。
9年ぶりの全面改訂です。


発売されたら書店で立ち読みしようとは思いますが、
「新明解」だけでも旧版を何冊も持っています(それが辞書フェチ)。
1,500の新語・新項目が採録されたとは言え、
もう一冊、買うのもどうかなぁ。


  小型版2,900円/普通版(赤・白・青)3,100円/革装5,500円
  (いずれも税別)


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