ごはんとマグロでうならせる

西新橋食い物事情シリーズ(その6)。
同僚たちに早くも評判になっている店「竹鈴」に行く。
路地沿いの狭い入り口から階段を上って二階にある店。
決して有利な場所とは言えない。
なのに築地で仕入れたマグロのブツがうまいと
みんなが口を揃える。
ごはん、みそ汁、肉豆腐、
ミニマグロ、漬け物のセットで1,100円。
ごはんがおかわり自由とは言え
この界隈の昼食としてはそれなりの値段である。
しかし、ミニマグロというのに量がたっぷりついてくる。
同僚のSさんが言うようにごはんがうまい。
つい半膳おかわりしてしまう。
カウンター左隣の客も右隣の客も
ごはんをおかわりしている。
6月末で閉店と壁のポスターに
マジックインキで書いてある。
「閉めちゃうの?」とおばさんに尋ねると
「ううん、鳥助の隣りに引っ越すの」。
鳥助なら、ここから数百メートル虎ノ門に向かう方向にある
人気の焼き鳥屋だ。
よかった。
こうしたうまいものを良心的な値段で出す店は
閉めてほしくない。
さて、明日から南フランスへ出張。
西新橋の食宇宙文化人類学は研究途上だが、
いったんお休みしてパンとワインとチーズの国へ。
空き時間に市場をぶらつくのが楽しみだ。
ネット環境の事情で写真はアップロードできないかも
しれません。その場合は帰国してから載せることにしましょう。
行ってきまぁす。