2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

都立多摩図書館に行ってきた

往路20.1km。復路22.5km。 マラソンの話ではない。サイクリングである。 こないだうちから古書店やネットで探していた本が 国立国会図書館と東京都立多摩図書館に保存されていることが判明した。 国会図書館の検索サイト 「総合目録ネットワークシステム」は…

これからの生活2010、TCSL4

大型連休第一日。 原宿クエストホールに 「イッセー尾形のこれからの生活2010 in GW クエスト」を観に行く。 今回の舞台はたっぷり2時間半。 以下の演目のタイトルは僕が備忘録代わりにつけたもの。 1. パリを旅した姑 2. 大森さんをもてなす男 3. バドミン…

樽生ヴァイス・ドゥンケルの夕べ

5月が近づくとドイツのビールが恋しくなる。 それとシュパーゲル(白アスパラ)。 ベルリンにいてもミュンヘンにいてもフランクフルトにいても この季節の悦びはドイツビールとシュパーゲル。 (バイエルンの自慢、ヴァイス・ドゥンケル。 ご覧の黒と白の2種…

私はどこかに巻きつきたい

今年は4月後半になっても雨が降って寒い日があります。 野菜の生育がままならず、値段が高騰気味。 スーパーの野菜売り場でも買おうかやめとこうか、 ついためらってしまうこと、ありませんか? 秘湯会の畑の野菜も日照時間の不足は いかんともしがたいとこ…

日本酒メモ(4月24日)@東高円寺・天★

デジタルカメラが戻ってきました。 東高円寺「天★(てんせい)」さんのおかげです。 デジタルノートを書き始めて3年ちょっと。 どうもカメラが手元になくなると、 自分の視覚が限られるようで心もとない。 習慣というのは恐ろしいものです。 いい風景に出会…

村上春樹『1Q84 BOOK3』(2010)

村上春樹『1Q84 BOOK3(10月-12月)』を読み終える。 (以下、ネタバレ含む) 1Q84 BOOK 3作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04/16メディア: ハードカバー購入: 70人 クリック: 2,125回この商品を含むブログ (650件) を見る 1984年も1Q84年…

カメラと記憶が消えた夜

またもやデジタルカメラが行方不明である。 杉並区と中野区のほぼ境界線にあるマジック銭湯・昭和浴場で 井戸水風呂につかり、 東高円寺の居酒屋「天★」のカウンターで日本酒を飲んでいた。 記録のためにと瓶のラベルを撮影していたから、 そこまでは確かに…

そこにカレイがあるからだ

金曜日ではあるが寄り道しないで家に帰る。 なぜなら、そこにカレイがあるからだ。 ただのカレイではない。 副会長が釣り部活動として出かけた海釣りの収穫。 四枚のうち一枚を進呈してくれたのだ。 体長27、8センチといったところか。 同居人が煮付けてくれ…

第1回ブクログ大賞決定

本好きのみんなが決める本当におもしろい本、 第1回ブクログ大賞が決定した。 ブクログは無料で使えるバーチャル本棚。 ソーシャルブックマークのように、 本から本へ、人から人へと飛んで、 どんな人がどんな本を楽しんでいるのか散策できるサイトである。 …

佐藤尚之『明日の広告』(2008)

佐藤尚之『明日の広告 変化した消費者と コミュニケーションする方法』を読む。 2008年1月に出版されたロングセラーである。 発表されて2年以上が過ぎたが、僕にはいまが読み頃であった。 明日の広告 変化した消費者とコミュニケーションする方法 (アスキー…

「銀座・庫裏(くり)」から「慶楽」へ

仕事が終わって、銀座・庫裏(くり)を覗いてみることにした。 新橋・庫裏の姉妹店である。 雨の火曜日。それなら客も少ないのではと推測したのだ。 カウンターは先客ひとり。今宵はスルリと入れた。 1/3合(60ml)の小サイズで 店主にお任せしてあれこれ試…

そうだ、図書館、行こう。

週末にママチャリであれこれ買い物するついでに ふと図書館に立ち寄った。 古書店でずっと探している本がもしやあるかと思ったのだ。 その本はやはりなかったが代わりに読みたかった本を見つけた。 しかも、同じコーナーに隣同士で並んでいた。 小西甚一『日…

白神山地の湧き水と『1Q84』の森

このところ日本酒に少々ハマっている。 近所にN屋という志の高い酒屋があり、 どんな有名な酒も定価売り。 酒を投機の対象にする可能性があるとしてネット販売せず、 すべて店頭での対面販売。 したがって、プレミアム価格(つまり、定価に値段を上乗せする…

雨の新橋巡礼、「庫裏」から「活力:魚金」へ

寒いとは言え春が来たせいなのか、 仕事が終わった金曜日、 新しい店を開拓してみたくなる日もある。 思えば、福島の酒「奈良萬」の縁である。 いただいた酒のあまりのうまさに夢心酒造のホームページを訪れ、 蔵元ともメールでやりとりした。 東高円寺の日…

厚く堅い板をくりぬく思想。『オバマ演説集』(2010)

岩波新書の新刊がこのところおもしろい。 堤未果『ルポ 貧困大国アメリカII』に続いて 三浦俊章編訳『オバマ演説集』を読む。 オバマ演説集 (岩波新書)作者: 三浦俊章出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2010/01/21メディア: 新書 クリック: 1回この商品を含…

「ビヤライゼ'98」で生ビール、飲んでいこう

4月中旬になっても肌寒い日が続く。 オフィスの中で仕事をしていると空調のおかげで気づかないが、 いったん外に出るとずいぶん気温が下がっている。 薄手のコートがまだ手放せない。 そんな寒さではあったが同僚Tさんに声をかけて 「ビアライゼ'98」に行く…

まっすぐ帰って勉強する日

お酒の話が続きましたが、 毎晩飲んでいる訳ではありません。 早めに帰れる日はさっさと家に帰って、 我が家の「虎の湯(ゆず入り)」につかり、自炊します。 はっきりメリハリをつけるのが時間をうまく使うコツ。 浮き世の付き合いに不義理することがあって…

裏を返しに「天★(てんせい)」

夕暮れ時にそぞろ歩きするにはまたとない日だった。 裏を返しに東高円寺の日本酒居酒屋 「天★(てんせい)」を訪れることにした。 東京コピーライターズストリート・ライブ応援団長として 同居人、副会長をこの店で励まそうと計画しているが、 人をもてなす…

いただき酒をいただく会

土曜日はいただきものの酒をいただく会。 これからだんだん暖かくなって保存状態が心配だから その前に飲んでしまおうと会長自ら企画した。 鄙願(ひがん)大吟醸 (左) 新潟・大洋酒造(酒・ほしの季節限定商品) 三百年の掟やぶり 本醸造 無ろか槽前(ふ…

春の原色図鑑2010(野菜・果実・花の部)

畑の野菜、芽が出てきたぞ

じゃがいもを埋めたあたりの土が割れ始め 芽が出てきました。 「会長、じゃがいもには水まかないでください」 と副会長が言う。 じゃがいもは高原が原産地だから乾燥を好むのだ。 小松菜の芽をピンセットで間引く。 間引き菜はちゃんと食べてあげるからね。…

築地「魚竹」にやってきた

ロサンゼルス、ハワイに住む友人のGさんが東京に来ている。 Gさんは映像ディレクターであり、プロデューサー。 東京にも住まいと仕事場を持っているのだ。 Gさんとの付き合いはもう15年になる。 いつも新領域の仕事に挑戦していて、 最先端の技術や機材の勉…

セカクリ最終講義「背骨をつくる勉強法」

セカクリ(世界クリエイティブ塾)最終講義を行う。 最終回は毎年、塾長の僕の担当である。 今年のタイトルは、 「背骨をつくる勉強法(序説)〜虫の眼、鳥の眼、歴史の眼」。 自分なりに創意工夫してきた勉強法を塾生たちに公開した。 僕のロールモデルであ…

知と胃袋の町、神保町

夕方、資料を探しに神保町へ行く。 普段、古書はアマゾン・マーケットプレイスで見つけているけれど、 それでも見つからないのでこの町にやってきた。 リアル古書店に並ぶ書物の迫力は凄いですね。 「おまえの一生をかけても、俺たち全部は読めまい」 と脅か…

細田守『サマーウォーズ』(2009)

細田守監督『サマーウォーズ』をようやく観た。 これほどの水準のアニメーション作品を いまの日本で観ることができるとは、僕たちはなんて幸福なんだろう。 既に100万人以上の人がこの作品を愉しんだのがよく分かる。 サマーウォーズ [DVD]出版社/メーカー:…

毎春訪れる、一瞬の幻

夜半からの雨で桜の花が散り始めた。 ソメイヨシノは毎春訪れる、一瞬の幻のようだ。

6回2/3までの主戦投手

副会長失踪の謎を解くため再び井戸水銭湯E湯に向かう。 若旦那に事情聴取するも昨夜は非番だったとのこと。 旦那や奥さんも僕たちの顔を見ても何も言わないところをみると 少なくともE湯になにか迷惑をかけた様子はない。 それどころか、湯船の前で常連Gさん…

花見宴会と失踪事件

陽がかげると少々肌寒いくらいの気温だったが、 秘湯会+釣り部の花見会を催した。 家から歩いて7、8分の都立S公園である。 ここには上野や井の頭公園と違って カラオケセットを持ち込むような傍若無人の輩は来ない。 花、酒肴、雑談を静かに楽しむには絶好…

平日に小さな旅を

旅したときの酒はなぜうまいんだろう。 あるとき、ふと考えた。 無論、日常から離れた開放感やら 知らぬ土地にいることの興奮など考えられる要素はいくつかある。 僕は風呂ではないか、と思った。 旅館に着いて、やれやれ、というとき、 みなさんもまず一風…

1年目の春、33年目の春

会社に男女ふたりの新入社員が入ってきました。 きょうから始まる社会人生活。 僕は給料をもらい始めてから33年目の一年が始まりました。 お互い、新鮮な気持ちを忘れないようにしようね。