2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ニューヨーク2012年3月31日早朝

ソーシャルメディア時代の別れと出会い

きょうは夜行便に乗るので 午前中の打ち合わせを終えれば午後は自由に使える。 敏腕広報ディレクターMさんが MoMAならぬMAM(Museu de Arte Moderna)、 ブラジル近代美術館を案内してくれた。 写真展を二つ開催しており、本日は入場無料。 ブラジル人写真家Ge…

Pollen, Bees and Beer

今回の催しの会場となったのはTeatro Raul Cortezである。 普段は演劇の上演に使われている。 僕は劇場空間そのものが大好きなので 待ち時間を利用して舞台裏などをすべて探索した。 大道具、小道具、化粧鏡など観ているだけでワクワクしてくる。 僕のプレゼ…

Tomie Ohtake Institute

サンパウロの旅を設計するとき 時差調整、会場の下見、機材チェック、リハーサルなどを考え 一日早めに現場にやってくることにした。 過去の経験からこうした準備が万全でないと 必ず齟齬をきたすものなのだ。 広報担当ブラジル人同僚Mさんが今回の仕掛け人…

サンパウロのスコール

サンパウロに来ている。 10年ぶりである。 そのとき機内から見たアマゾンの夜明けをまだ覚えている。 東京からニューヨーク経由でのべ20時間以上飛行機に乗る。 乗り継ぎ時間などを入れれば丸々一日以上かかることになる。 オフィスで打ち合わせをすませたら…

アメリカ航空業界のコストダウン

アメリカ航空業界も生き残るためのコストダウンに 必死なんだなぁと思う。 今回の旅はコードシェア便で アメリカの航空会社を利用している。 搭乗券がペラッペラの薄紙である。 機内食が質素である。 ラウンジ(ジョン・F・ケネディ空港)のアルコール、食事…

「なめこ図鑑」完成

iPhone無料アプリ「おさわり探偵なめこ栽培キット」の 「なめこ図鑑」ついに完成! 加湿器、保温器、照明器を10段階までグレードアップ。 なめこにフードをやりながら 地下室でひたすら栽培するアプリである。 どこがおもしろいんだろう、とうっかり始めたら…

こうした休日がいいんだなぁ

旅から戻ると週末が恋しい。 自分のペースを取り戻すには そうした時間がなによりだ。 サンパウロでのスピーチ、スライドに手を入れる。 見知った店数軒に自転車で買い物に出かける。 NHK英語講座のおさらい。 きょうの放送分で今年度の講義は終了。 ひとし…

旅は道連れ

パタヤから東京に戻って二日間。 香港、シンガポール、インドネシアから 同僚・仲間たちがやってきて昼間は仕事、夜は酒宴。 (と言っても近頃は酒を飲まない人も増えてきた)。 うち2人はパタヤから一緒だから ハードスケジュールも一緒だ。 旅は道連れ、と…

春の息吹が聞こえる

パタヤから戻ると 同居人が世話している我が家の小さな庭にも もう春がそこまで来ていた。 朝晩はまだ肌寒いけれど、 本当に春の息吹が聞こえてきそうだ。

アドフェスト2012入賞作品スナップショット

(パタヤのAdFest会場、通称PEACH) (AdAsiaのためのツール、Second Aid Kit。日本) (Social Bookmark。 スティーブ・ジョブズ伝記にふさわしいアイデア。日本) (ライターで煙草に火をつけようとすると 死者を弔う祈りの声が聞こえてくる。インド) (…

アドフェスト2012全入賞作品決定

12時からは全部門7人の審査委員長による パネルディスカッション。 (2人は既に所用で帰国したため審査委員長代理が出席) 今回は重要なお役目を務めているので 僕も一週間フル稼働である。 審査委員長それぞれが一二点作品を選び その作品について全員が多…

"Belief(信頼)"が降りてきた

今夜の授賞式では ダイレクト/プロモ部門審査委員長として短いスピーチがある。 前夜ふと思いついた言葉があったので 朝食を取りながらメモを書く。 "Belief(信頼)"という言葉である。 この言葉で両部門のグランプリをくくって 話してみたらどうだろう。 …

アドフェスト2012開幕

きょうはアドフェストのオープニングパーティ。 昨年は東日本大震災の影響で日本からの参加者が激減したが 今年は200人以上に回復。 アジアパシフィックを中心に 全部で1,000人以上が世界各国からやってくる。 パタヤに3年ぶりに戻ってきて、 まずまずの盛況…

スモールトークを使う

アドフェスト審査三日目。 審査が始まる前、審査の合間、審査終了後。 ご飯を食べながら、トイレに連れ立つとき、クルマを待つ間、 ちょっとしたすきまにスモールトークをする。 共通の友人の消息。最近手がけた仕事の話。夕べ別れた後の逸話。 時事問題への…

作品の生命力を見極める

アドフェスト審査二日目。 審査は生き物なのでちょっとしたことで 流れが変わることがある。 流れにのまれてリストから消えてしまう作品がある。 その一方で生命力のある作品は 自分で自分の居場所を見つけてしっかり生き残る。 デジタルの時代になろうと、 …

苦難と覚醒

アドフェストの審査でパタヤに来ている。 2003年のフィルム・プリント、 2008年のラジオに続いて審査は三度目になる。 今回は前半三日間はダイレクト・プロモ、 後半二日間は360、INNOVA、Roots三賞の審査に加わる。 1998年、チェンマイで開催された第一回ア…

内田樹『呪いの時代』(2011)

内田樹『呪いの時代』(2011)を読む。 文章は平易だが決して読みやすい本ではない。 内田の論調がいたるところでゴツゴツとこちら側に ぶつかってくる感覚だ。 呪いの時代作者: 内田樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/11メディア: 単行本購入: 5人 クリ…

バンコクで一泊

バンコクに入る。 タイの同僚に教わったRホテルに宿泊。 さすがに地元の女性陣は居心地がよく 値段もリーズナブルな場所を知っている。 彼女たちに昨年このホテルのレストランに連れてきてもらい 一品一品の料理が丁寧でうまいのに感心したのだ。 宿泊もでき…

ありふれた一日が特別の一日

僕の会社での座席は現在38階の窓際にある。 東京湾、築地市場、浜離宮の全貌が見渡せる位置である。 ときおり一面の空がキャンバスの絵のように変化し 魅力的なレイアウトを見せてくれる。 僕以外のほとんどの人たちはコンピュータ画面を見ているか、 携帯で…

3月11日、一年後のきょう

3月11日がやってくる

休日は貴重ですね。 NHKラジオ講座で英語を勉強し昼食をつくり 髪を切り(一緒にへナで染めます)買い物に行き夕食をつくり、 しかるのち「魚卯」でさばいてもらったこちで一杯やります。 一尾600円とは思えぬうまさだな。 合間合間にFoursquareでチェックイ…

忙中、なめこ栽培

どうしてこんなことになっちゃんたんだろう。 確かに先週土曜日、ウチにご飯を食べにきた 演劇プロデューサーSちゃんからその名を聞きメモした覚えはある。 本のソーシャル・ネットワーク・サービス「ブクログ」のランキングで ☆☆☆☆を越えた評価を得ていること…

春を告げる鼻

春がもうそこまで来ていることを 鼻が告げている。 花粉症なのだ。 僕の鼻は昨日から敏感に反応を始めた。 通勤電車でもあちらこちらで 鼻をすする音が聞こえだした。 昼休みは時間が充分に取れなくて 地下二階の崎陽軒に行く。 いつものシウマイ弁当は売り…

自分の時間が細切れになる

朝から細々とした打ち合わせが続き それに応じて自分の時間も細切れになってゆく。 来週火曜日から出張に出るせいか 今週はなんとなく気ぜわしい。 一通り仕事が終わりそれ以上残業する気にもならず 渋谷の立ち呑み「富士屋本店」に寄る。 人いきれがするほ…

アクションプランナー試用2ヶ月

今年のスケジュール帳は さとなおさん推薦、佐々木かをりさん考案の アクションプランナーを使っている。 試しに使い始めてちょうど2ヶ月だがなかなか具合がよい。 これまでは会社支給の手帳と デスク用の大型スケジュール帳を使っていた。 どこにでも携帯で…

焼き鮭定食考

朝出社してメールをチェックした後は ブラジルでのスピーチ原稿、キーノートスライドに取り組む。 きょうの段階の草稿を スコットランド国籍のプルーフリーダーSさんに回しておく。 Sさんに見てもらうと英文が引き締まりリズムが出てくるのだ。 気づいたらお…

春遠からじの小宴準備

毒と薬、虎穴と虎児

Foursquareで遊びながら考える。 もし「自分の行動記録をばんたびスマートフォンに 記録しておくことを命ずる」と言われたら 誰しもうれしくないでしょう。 しかし、Foursquareでは その「命令」を嬉々として果たす自分がいる。 罰則がない代わりに本来報酬…

人はなぜ書くのか

「デジタルノート」を書き続けて5年になる。 人はなぜ書くのか。考察してみたい。 僕の場合はこうである。 1. 不特定多数の目にさらす文章を書き続けることは 文章を書くための基本トレーニングである。 読む相手を特定する企画書ではその役割を果たせない。…