2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
この頃、我が家の二匹の猫で取り合い?になっている ハウス型猫ベッド(本来は楽浪さんのねぐらです)。 超自由形の大王がまたもやらかしてくれました。 「大王タイムス」特ダネ写真です。 しかし、なんでハウスの中で 「ヘソ天」をやらなきゃいけないんだ !…
クリッピングから 讀賣新聞2021年9月27日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 アディショナルタイムのような一年を 笑みつつ父はわれにくれたり 垂水市 岩元秀人 【評】いつ終了のホイッスルが吹かれてもおかしくない アディショ…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月25日朝刊 「折々の言葉」(鷲田清一)● 2155 人生は、定めなさがいくらか少ない夢である パスカル 人がもし毎晩同じことを夢見ていたら、 それは日頃じかに見ている物事と同じほどにリアルだろうと、 17世紀のフランスの…
先日「イラストレーター安西水丸展」を見た折に なんだか気になっていた一冊を図書館で借りてきた。 安西水丸『大衆食堂へ行こう』(朝日文庫、2006)を読む。 大衆食堂へ行こう (朝日文庫)作者:水丸, 安西朝日新聞社Amazon 「あとがき」から引用する。 (略…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月25日朝刊別刷be 中川いさみ「コロコロ毛玉日記」47 クーちゃんがすっかり中川家のネコになって 二匹とひとりの日々が定着しました。 我が家で暮らしている大王がケダマ、 楽浪(ささなみ)がクーちゃんに ちょっと雰囲気…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月25日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 6歳のお孫さんの一言に 「なるほど、そうだよな」と共感しちゃいました。 ◉恋愛マスター 6歳になったばかりの孫と楽しくおしゃべり。 保育園の○○君のことが好きだ、と教えて…
4年前放送された1時間50分のラジオ番組が 一冊の新書にまとまった。 半藤一利/加藤陽子/保阪正康 [編著] 『太平洋戦争への道 1931-1941』(NHK出版新書、2021)を読む。 太平洋戦争への道 1931-1941 (NHK出版新書)作者:半藤 一利,加藤 陽子,保阪 正康N…
訳者代表の佐藤良明が解説で本書をこう紹介している。 近現代の<アメリカ>を、 あるいはアメリカを巻き込んで進む世界の<システム>を、 そのスタート地点から現代まで、 百科全書的な知識を駆使し、 小説という自由な形式によって語りのめすことを この…
クリッピングから 讀賣新聞2021年9月20日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、書き留めます。 アルコール禁止されてる店先で 手にアルコール吹きかけている 上尾市 関根裕治 【評】言われてみれば、なんとも皮肉なものである。 コロナの時代を象徴…
講師の武田砂鉄と司会の伊集院光が 一冊の名著を前に対論している面白さがある。 Eテレ100分de名著/ル・ボン『群衆心理』。 NHK 100分 de 名著 ル・ボン『群衆心理』 2021年 9月 [雑誌] (NHKテキスト)NHK出版Amazon 今月は砂鉄の柔らかな挑発…
クリッピングから 毎日新聞2021年9月20日朝刊 読者投稿欄「女の気持ち」 思わぬ出来事 それは持病のため、 何度目かの入院をしていた去年のことでした。 コロナ禍で誰とも面会ができず、 娘は「お母さん、帰ろう」と電話をしてきます。 私も帰りたいと思いま…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月18日朝刊 「折々の言葉」(鷲田清一)●2148 「今いる場所がすべてじゃないんだ」と考えると、 脳が活性化しますよね。 萩尾望都 例えば母が子を愛せない気持ちをそのまま描いてもつらいだけ。 これまでSF系の物語や動物へ…
クリッピングから NHKラジオ語学講座「まいにちロシア語」 2021年10月号テキスト(9月18日発行) 読者投稿欄「うたごえ」 NHKラジオ まいにちロシア語 2021年 10月号 [雑誌] (NHKテキスト)NHK出版Amazon テキストを買ってくると、 読者のおたよりを…
久しく人気がなく、誰も使っていなかったハウス型猫ベッド。 このところ株急上昇で大王、楽浪(ささなみ)が 取り合いになって混戦状態に。 人間の世界なら 「石油が出た!」「あそこは古来から我が国固有の領土だ!」 と突然大騒ぎして相争うような感じでし…
同居人が仕事に出掛ける日。 大王夜食弁当の発注がありました。 野菜・果物仕入れのベースキャンプのひとつ、 駅向こうのK青果は週に何度かは覗いています。 (お買い得商品がズラリ並ぶK青果) 豪雨で被害を受けている産地が多く、 葉物の入荷が減って、値…
またも庭に現れたカエルくん。 すごい技を目撃しちゃいました。 ジッと止まりながら、 薄オレンジ色の舌をすばやく出し入れしたのです。 その間、1秒もなかったと思います。 (写真は撮れませんでした) ニホンヒキガエルは昆虫、クモ、ミミズを食べます。 …
クリッピングから 朝日新聞2021年9月11日朝刊 書籍広告 幻冬舎文庫 阿佐ヶ谷姉妹『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』 文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ!」 月曜日パートナーを務める阿佐ヶ谷姉妹。 人柄、語り口が面白くてよく聴いている。 その…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月11日朝刊 読者投稿欄「声」 地域密着ラジオの名づけ親に 無職 丸田茂子(新潟県 72) 自分が名づけた地元FM局の放送を いまも日々楽しんでいる丸田さん。 気持ちの持ちようの豊かさが伝わってきました。 1995年、地元の新…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月11日朝刊 息子奪ったテロ 探った20年 9・11報告書翻訳 若者も知って 居間の引き戸を開けると、 イスラム教、タリバン、テロから米軍情報機関まで、 大量の9・11に関連する本が押し込まれていた。 「もう何冊あるかわから…
クリッピングから 讀賣新聞2021年9月6日朝刊 書籍広告/中央公論新社 樋口恵子『老いの福袋』 老いの福袋 あっぱれ! ころばぬ先の知恵88作者:樋口恵子中央公論新社Amazon 図書館の予約状況を調べていると、 いまどの本がみなさんに読まれたがっているのか、…
クリッピングから 讀賣新聞2021年9月6日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌、3首書き留めます。 すり減ったしゃもじがお櫃に凭れてた 少し疲れた母の顔して 大和郡山市 四方護 スパイスのような上司が今日辞める 辛口だけどイヤじゃなかった 入間市 …
土曜日は「今週の本棚」を読みたくて毎日新聞朝刊を買う。 本書はその書評欄からスピンオフした一冊。 池澤夏樹・編/寄藤文平・絵 『わたしのなつかしい一冊』(毎日新聞出版、2021)を読む。 わたしのなつかしい一冊作者:池澤 夏樹,小島 慶子,川本 三郎,辛…
世田谷文学館で開催中の「安西水丸展」、 覗いてきました。 訪れたみなさん、上手に場所を譲り合って、 密を作らないよう空間を使っています。 コロナ禍での作品鑑賞の秘訣を僕も学んできました。 水丸さんとお仲間たちが残してくれた宝物殿を めいめい自由…
クリッピングから 朝日新聞2021年9月4日朝刊別刷be 中川いさみ「コロコロ毛玉日記」44 クーちゃんは何かに似ている スターウォーズのヨーダだ! クーちゃんはいつも私が寝ていると 枕元にやって来て パシッ ゴニョゴニョ言っているが… ゴニョ ゴニョ ゴニョ …
クリッピングから 朝日新聞2021年9月4日朝刊別刷be 読者投稿欄「いわせてもらお」 今週もニヤリ、 顔の筋肉が緩みました。 期せずして醸し出される笑いが とってもありがたいです。 ◉ワクチン② コロナ禍で外出できず、気分転換に服を買った。 久々の夫とのお…
9月に入った途端、 あんなに暑かった日々が一変しました。 雨もよく降ります。 しばらく見かけなかったカエルくんが現れました。 どうも秘密の抜け道を使って 隣家と我が家の庭を往来している様子です。 いったい普段どこに暮らして、どんなものを食べている…
9月3日に菅総理が自民党次期総裁選(9月29日投開票)不出馬を表明。 本書は、前著『長期政権のあと』(祥伝社新書、2020)に続いて、 タイムリーな出版となった。 佐藤優/山口二郎『異形の政権ー菅義偉の正体』 (祥伝社新書、2021)を読む。 異形の政権 ――…
クリッピングから 毎日新聞2021年8月28日朝刊 「音のかなたへ」 梅津時比古 毎月第4土曜日は、 梅津時比古さんの音楽のような文章に引き込まれ、 幻想の中で過ごすひとときが楽しみだ。 夜のガスパール (略) ラヴェルに《蛾》と題するピアノの小品がある。…
怖い物語は苦手ですが、これは大丈夫でした。 帯に「笑顔と苦笑がこぼれるユーモア悪霊時代小説」とあります。 輪渡颯介(わたり そうすけ)『悪霊じいちゃん風雲録』 (早川書房、2020)を読む。 悪霊じいちゃん風雲録作者:颯介, 輪渡早川書房Amazon 腰巻に…
クリッピングから 讀賣新聞2021年8月30日朝刊 読売歌壇(俵万智選) 今週も好きな歌3首、抜き書きします。 梅雨明けを急かすみたいに軒下の 風鈴のとめどない舌打ち 大阪市 toron* 【評】夏を呼ぶ風鈴の音を、 マイナス評価でとらえたところが新鮮だ。 「風…