2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

夜食をすませて、ひとり仕事

きょうも朝から会議、打ち合わせ、メール、 社外の方からのプレゼンテーションなどで目いっぱい。 ひとりで考えて文章やスライドにまとめる時間は19時以降になる。 「ひとり仕事」をやろうと覚悟を決めた日は、 地下2階マクドナルドで夜食をテイクアウト。 1…

5月30日のいちょう

ゆらりゆらりしていればよい

朝から夕まで人疲れした一日は 四ッ谷の老舗立ち飲み「鈴傳」でしめくくろう。 好きなつまみをとってボンヤリ飲んでいればよい。 報告も議論も提案も調整も説得ももはや要らない。 店の看板の時間までゆらりゆらりしているだけでよい。

その記憶は風化に耐えうるか

NHKスペシャル未解決事件「オウム真理教」第三部 「オウムvs警察 知られざる攻防」を観る。 ハードディスクに予約録画してまで テレビ番組を観るのは実に久しぶりのことだ。 再現ドラマとドキュメンタリーで構成していく手法で番組は進む。 元幹部・上裕史浩…

Pelicano Juniorを買った

万年筆が面白い。 昨年度一年間社の研修をお手伝いして みなさんの卒業記念ラミー特注万年筆を僕も一本いただいた。 書き味が素晴らしい(が、液漏れが止まらず一度交換してもらった)。 値段をネットで調べると定価でも4,000円を切る。 検索する過程で見つ…

NHKスペシャル「オウム真理教17年目の真実」

NHKスペシャル「オウム真理教」第一部第二部 「オウム真理教17年目の真実」を観る。 Facebookの友人のひとりが番組のことを書いていたので 観ることにした。こうしたリンクがなければきっと見逃していた。 番組中の再現ドラマは作品としての完成度が上がらな…

ベルリンスクールが東京にやってきた

僕が2006年から2008年まで通った ベルリンスクール・オブ・クリエーティブ・リーダーシップ(BSCL)が 東京に来ている。 この日は僕たちがホストを務め一日プログラムを実施した。 世界でたったひとつの独自カリキュラムを持つ 働く社会人のためのエグゼクティブ…

契丹と寺山修司

僕は歴史学者の宮崎先生のファンで 著書も多数愛読している。 だからこういう催しには身体が反応する。 「契丹(キッタン)ー草原の王朝 美しき3人のプリンセス」。 上野公園の東京芸術大学大学美術館で 7月から9月まで開催。 もう一本は寺山修司原作 「毛皮…

戦場のポンヌフ・ナポリタン

昼食を取りにきょうもS駅駅前ビル一号館に出かける。 市井で勝負する店を民間とすれば 社員食堂としてビル内に入っている店は半官半民の雰囲気。 日々サバイバル勝負をしている民間の迫力には 到底かなわない、と僕は思う。 この駅ビルで昼食時にひときわ人…

高崎卓馬『表現の技術ーグッとくる映像にはルールがある』(2012)

高崎卓馬『表現の技術ーグッとくる映像にはルールがある』を読む。 主に若手の企画制作者や そうした仕事を希望する学生たちに向けたであろう一冊。 高崎の現在の到達点を伝える本書は 若手でなくとも充分得るものがあった。 広告の企画制作の仕事をする高崎…

金環日食を楽しむ共感覚

金環日食に備えて眼鏡を買い、早起きしました。 みんなで自然現象を待つ共感覚が面白いですね。 Twitter、テレビも同時に見ながら観察しました。 一番クライマックスのリングができた時間帯は 黒兵衛に朝ご飯をせがまれ準備しているうちに過ぎてしまった! …

股関節とグリグリ

僕は日々愉しみにしているブログがいくつかある。 大人の風流を忘れぬ『東京自由人日記』もそのひとつ。 東京自由人さんの若き友人である藤本陽平さんの新刊、 『股関節スローストレッチ』(2012)が紹介されていた。 股関節スローストレッチ―10年先も元気なカ…

山菜まつりと「星影の小径」

よく晴れた5月の週末。 朝からこんな気持ちのいい日は一年でもそうはない。 山形に出張していた同居人の発案で本日は「山菜まつり」。 部屋をそうじし、軟水銭湯S湯で副会長とともに身を清める。 役者EM氏が本日はゲスト参加。 みず、こごみ、わらび、またた…

「竜馬」に寄って、さぁ、週末

空が鈍色に変わってきたなと思っていたら 昼食に出かけるときには大雨。 食べ終わって外に出たら晴れ間が覗いていた。 朝から会議、打ち合わせ、面談、セッションと 目白押しの一日。 最後に積み残した個人の仕事を片していたら22時。 久しぶりに「立ち飲み…

昭和を食べ、昭和を飲む

僕は47階建て高層ビルの38階で働いている。 だからせめて昼飯くらいは地面に近いところで食べたい。 S駅に隣接する駅前ビル一号館は 昭和の雰囲気を残しているというより昭和そのままである。 昨日紹介した坪内祐三『酒中日記』にも このビル内で飲食する様…

坪内祐三『酒中日記』(2010)

坪内祐三『酒中日記』を読む。 僕は日記文学・エッセイにときどきはまることがある。 池波正太郎、山口瞳、常盤新平らの日記を愛読してきた。 坪内は間違いなく三人の日記を深く読み込んでいる。 オマージュとしてこの本を書いているように僕には思える。 本…

猫の精神科医に診てもらう日

代休明け、朝から予期せぬことが起きる。 人から物を頼まれ、それがどんな理由であるにせよ、 自分が応えられないときにはなんだか無力感に襲われる。 他にやりようはなかったしなぁ、 とせいぜい自分を慰めるのだが、なんとはなしにやるせない。 こんな日は…

「とんとん」で自家製ソーセージ

土日とも鎌倉の研修に出たので 本日は「忍法代休作戦」。 3時間分ほどの宿題を持っていたので、 ま、2/3休と言ったところか。 それでも、連休後出ずっぱりだったのでホッとひと息つく。 同居人に頼まれて友人の女優Mさんに 自家製カリカリベーコンを届けるこ…

研修が終わって「どん兵衛」に寄る

研修三日目は鎌倉の町に出て行きます。 ここは地の利があり文化があり、 創造的なプログラムを作れるのが魅力です。 プログラム終了後は次の候補地の下見。 上質な研修を創り続けるには チームでの地道な積み重ねがなにより大事です。 帰り道、渋谷まで戻っ…

ワイガヤで咀嚼・消化する

三日間の研修で愉しみと言えば 僕はなんと言ってもご飯ですね。 ここ鎌倉研修所は味もよく量もたっぶり。 特に二日目の朝食は 地物の新鮮野菜サラダのバイキングが人気です。 研修終了後のワイガヤ懇親会も僕はとっても愉しみ。 実はこの時間の雑多な会話や…

毎度寝不足で、鎌倉

月に一度、鎌倉合宿に参加する。 6時起床で自宅を出るから毎度毎度ちと眠い。 鎌倉駅前で朝食のパンふたつとコーヒーを買って 研修所に向かう。 さて、今回はどんなことが学べるか。 睡眠は不足するが収穫はきっとある。

AKB48の「ガチ馬」

AKB48のJRAキャンペーン「ガチ馬」。 予想を当てたら秋のCMに出演のニンジンがぶらさがる。 メンバーの野心をくすぐりもてあそびながら キャンペーンとして実にうまく展開しているなぁ、と感心してしまった。 きっと競馬などやったことがないであろうメンバ…

石川知裕『悪党ー小沢一郎に仕えて』(2011)

石川知裕『悪党ー小沢一郎に仕えて』を読む。 石川が「悪党」の由来をまえがきに書いている。 「南北朝時代に南朝・後醍醐天皇の中心として大暴れした 楠木正成が束ねた野武士集団をイメージしている。」 (p.4より引用) 悪党―小沢一郎に仕えて作者: 石川知…

句読点に会津の「天明」

会社で仕事に取り組んでいて ふと気づくと20時40分。 いやぁ、いまから家に帰ってご飯を食べたら バタンキューでまた朝が来て仕事だ。 でも、人間の生活には句読点が要る。 会津若松の酒屋「植木屋」で買った 曙酒造「天明」を呑む。 23BY中取りシリーズ、今…

旬を後悔なきまで食べ尽くせ

我が家の食の掟は 季節の旬のものを後悔なきまで食べ尽くせ、である。 連休最終日、石川産の筍を買ってくる。 筍煮と筍ご飯。 同居人は土鍋でご飯を炊く。 土の養分を全部いただいてしまう感じだ。 量をごく少なめによそうと酒のつまみにもなる。

宮崎市定(礪波護編)『アジア史論』(2002)

宮崎市定(礪波護編)『アジア史論』を読む。 宮崎史学のひとつの集大成であり、 かつ宮崎の著作が初めての読者には最高の入門書である。 アジア史論 (中公クラシックス)作者: 宮崎市定出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2002/03メディア: 新書 クリック…

猫を洗い、酒を呑み、本を読む

こどもの日。 同居人と二人がかりでハエタロウ、黒兵衛の冬毛をすき、 風呂に入れ、猫専用バスタオルで全身をふいてやる。 風呂に入れるのは同居人、タオルでふくのは小生の仕事。 風呂場では決まって二匹ともニャンニャン文句を言う。 自分で毛づくろいする…

石川知裕『雑巾がけー小沢一郎という試練』(2012)

石川知裕『雑巾がけー小沢一郎という試練』を読む。 石川は9年間、小沢一郎の秘書を務め、 現在は新党大地・真民主に所属する衆議院議員。二期目。 2010年に政治資金規正法違反で逮捕され公判中である。 本書で石川はあえて裁判については触れない。 石川の…

坪内祐三『東京』(2008/写真: 北島敬三)

坪内祐三『東京』を読む。 近所の図書館でふと手に取り読んでみたくなった。 僕は坪内より4歳年上で、育った環境も選んだ職業も違う。 それでもほぼ同時代に東京で生まれ育ったことで 坪内が書く東京の街の記憶に僕の中で蘇るものがある。 東京作者: 坪内祐…

時代の逆風に挑戦する宿「きらくや」

磐梯熱海はさびれた温泉町である。 規模の大きい旅館、ホテルが30軒ほど並んでいるところを見ると かつては繁盛していた時代もあったろう。 「きらくや」は時代の逆風に挑戦している宿である。 1996年に社長が低価格の朝食付温泉旅館に 経営方針を切り替えた…