2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

グリーンランドを買収できないか(トランプ米大統領)

毎月最終金曜日は朝日朝刊が見逃せません。 月イチ連載「池上彰の新聞ななめ読み」が掲載される日です。 池上さんが一ヶ月間の新聞記事からどのニュースを取り上げるか、 朝日におもねることなく、主要全紙を比較して読者にどう提示するか。 記事を書いた記…

NHK「実践ビジネス英語」を20年聴いている

2000年の夏からNHKラジオ講座「実践ビジネス英語」を聴いています。 当初は「やさしいビジネス英語」という講座名だったと記憶しています。 スキット(寸劇)の内容がとても面白く、もう20年のリスナーです。 スキットを書いているのは講師の杉田敏先生。 ア…

なぜ中国は香港に軍事介入しないのか

クリッピングから 朝日新聞2019年8月29日朝刊(国際面) 「地球24時」 香港 航空業関係者20人解雇 「逃亡犯条例」改正案を機に政府へのデモが続く香港で、 20人の航空業界の関係者が相次いで解雇された。 香港メディアが28日、労働団体の話として伝えた。 背…

枝豆ごはん(テストメニュー)で小弁当

枝豆ごはんを炊いてみました。 同居人の夜食大王小弁当。 枝豆ごはん。茹で卵(黒胡麻添え)。焼ウィンナー(粒からし添え)。 切り干し大根。ちりめんじゃこ。 枝豆はそのままだとサヤから出ないので、 硬めにゆがいてサヤから出し、米、塩少々と一緒に炊き…

病床の弟と語る幼き日(野上卓)

クリッピングから 讀賣新聞2019年8月27日朝刊 読売歌壇 俵万智選 毎週月曜日にこの欄が掲載されると知ったので さっそく新聞の頁をめくってみました。 ありました、ありました。 全部で10首選ばれ、うち3首が優秀作として 俵さんの評が付きます。 どれどれ、…

副島隆彦『国家分裂するアメリカ政治 七転八倒』(秀和システム、2019)

橋爪大三郎が副島隆彦との対談の最後にこう語っている。 (『小室直樹の世界—社会科学の復興をめざして』 (ミネルヴァ書房、2013)所載) それにしても、小室先生のちょっと危ない部分を、 副島さんはよく引き継いでいるのですね。 もともとの素質が共鳴し…

俵万智『考える短歌—作る手ほどき、読む技術』(新潮新書、2004)

読売歌壇(讀賣新聞朝刊に毎週月曜掲載)の短歌選評が印象に残り、 この本を古書店サイトで注文した。 俵万智『考える短歌—作る手ほどき、読む技術』(新潮新書、2004)を読む。 考える短歌―作る手ほどき、読む技術 (新潮新書)作者: 俵万智出版社/メーカー: …

大竹まこと『俺たちはどう生きるか』(集英社新書、2019)

古希を迎えた著者のぼやき、呟き、時々励ましのような一冊。 読むラジオ、といった感じなのかな。 大竹まこと『俺たちはどう生きるか』(集英社新書、2019)を読む。 俺たちはどう生きるか (集英社新書)作者: 大竹まこと出版社/メーカー: 集英社発売日: 2019…

夏休み期間も、大王食堂は営業しています

僕は夏休みだが、同居人は毎日仕事に出掛けている。 帰宅は深夜になることも多い。 賄い夜食の注文を受け、大王弁当をせっせと作っている。 ちりめんじゃこごはん。焼ウィンナー(粒辛子添え)。 甘くない卵焼き。竹輪。焼ピーマンおかか和え。 緑黄野菜は少…

田中正人・斎藤哲也(編集・監修)『哲学用語図鑑』(プレジデント社、2015)

斎藤哲也『試験に出る哲学—「センター試験」で西洋思想に入門する』が とても面白かったので連読した一冊。 田中正人・斎藤哲也(編集・監修) 『哲学用語図鑑』(プレジデント社、2015)を読む。 哲学用語図鑑作者: 田中正人,斎藤哲也出版社/メーカー: プレ…

伊藤詩織『Black Box ブラックボックス』(文藝春秋、2017)

事件の概要は報道で知っていたが、 なかなか本書を手に取る気持ちになれなかった。 伊藤詩織『Black Box ブラックボックス』(文藝春秋、2017)を読む。 Black Box作者:伊藤 詩織出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2017/10/18メディア: 単行本 伊藤さんは自…

ポワンと幸せな気持ちになれるんだよ

(左:大王 右:楽浪 どちらも年齢不詳、福島・浪江町からやってきた) 我が家の猫たちが気ままに、元気で、 まずまず仲良く暮らしているのを眺めているだけで 僕たちもポワンと幸せな気持ちになれるんだよ。 ありがとよ。 (……小生、ただいま夏休み中です)

宮下奈都『メロディ・フェア』(ポプラ社、2011)

この人の綺麗な文章を読んでいると心が安らぐ。 平穏無事な日々だけを描いているのではないのだが。 宮下奈都『メロディ・フェア』(ポプラ社、2011)を読む。 ([み]3-1)メロディ・フェア (ポプラ文庫 日本文学)作者: 宮下奈都出版社/メーカー: ポプラ社発売…

神宮観戦ツアー2019、対ドラゴンズの巻

夏吉例、秘湯会副会長が同居人と僕を招待してくれる 神宮観戦ツアー2019。 都心では日中35℃まで気温が上がり、「暑い、暑い」。 言っても栓のない言葉がつい出てしまう一日。 本日の相手は中日ドラゴンズである。 ヤクルト応援の一塁側内野スタンドに陣取る…

佐藤優・中村うさぎ『死を語る』(PHP文庫、2017/毎日新聞出版、2015)

二人の対話の呼吸がいい。 お互い遠慮せず、歯に衣着せずに(でも、品は損なわずに) キャッチボールをしている様子が 観客席から眺めていても心地いいんだね。 佐藤優・中村うさぎ『死を語る』(PHP文庫、2017)を読む。 死を語る (PHP文庫)作者: 佐藤優,中…

さよならが上手じゃないんだね(斎藤帆夏)

クリッピングから 讀賣新聞2019年8月16日朝刊 こどもの詩(平田俊子選) パパ 斎藤 帆夏(はんな) 今日も 帰り遅いの? さよならが 上手じゃないんだね (埼玉県狭山市・風の子保育園3歳) お仕事がパパとさよならしてくれないのかも しれませんね。(平田…

ドア越しに母の呼ぶ声おれは今(土居健悟)

クリッピングから 讀賣新聞2019年8月12日朝刊 読売歌(俳)壇 俵万智選 この歌(俳)壇では投稿時に選者を希望できるんですね。 俵万智さんの選歌・評を読んでみました。 空間にポンとはんこを押すように 輪ゴムを跳ばす君の指先 高島市 宮園佳代美 【評】よ…

余命を賭けて年金博打?

クリッピングから 讀賣新聞2019年8月12日朝刊 年金開始 75歳も可能 選択幅拡大 受給額1.8倍に 厚労省検討 政府の年金施策改定案。 真っ先に朝刊一面を使って援護射撃をしたのはやはり讀賣でしたね。 (朝日同日一面にはこのニュースは未掲載。 他面にも掲載…

半藤一利・池上彰『令和を生きる—平成の失敗を越えて』(幻冬舎新書、2019)

単行本対談としては初顔合わせではないか。 半藤一利・池上彰『令和を生きる—平成の失敗を越えて』 (幻冬舎新書、2019)を読む。 令和を生きる 平成の失敗を越えて (幻冬舎新書)作者: 半藤一利,池上彰出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2019/05/30メディア: …

佐藤優『神学の思考—キリスト教とは何か』(平凡社、2015)

三連休最終日。 東京も35℃越えの猛暑日が続き、 身体にこたえる日々ですね。 同志社講座2019の教科書の一冊、 佐藤優『神学の思考—キリスト教とは何か』(平凡社、2015)を読み終えました。 神学の思考作者: 佐藤優出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2015/01/1…

何の民意が得られたのか、さっぱりわからない(公明党・山口代表)

クリッピングから 讀賣新聞2019年8月7日朝刊 首相「改憲論議 民意得た」▶ 山口氏「何の民意かさっぱり」 公明党の山口代表=似顔左=は6日、 広島市で記者会見し、参院選で憲法改正論議をすすめるべきだとの 「民意」を得たとする安倍首相=同右=の見方につ…

牟田和恵『部長、その恋愛はセクハラです!』(集英社新書、2013)

ほとんどの男性が自分や周囲のセクハラに気付けないのはなぜか。 牟田和恵『部長、その恋愛はセクハラです!』 (集英社新書、2013)を読む。 部長、その恋愛はセクハラです! (集英社新書)作者: 牟田和恵出版社/メーカー: 集英社発売日: 2013/06/14メディア:…

やりたくないことを、やらずにすませるたくらみを(京極夏彦)

クリッピングから 朝日新聞2019年8月7日夕刊 「語彙は武器 言葉を使いこなそう」 京極夏彦さん、10代に向けた「特別教室」 ミステリー作家の京極夏彦さんが、 10代を前に、言葉を使って生きることについて本気で語った。 「17歳の特別教室」と題した講談社の…

文徳・花岡、鳥取城北・志戸に投げ勝つ

クリッピングから 讀賣新聞2019年7月29日朝刊 文徳V 魂の投げ 熊本地震経験 感謝の大舞台 クレジットはなかったのですが、 讀賣新聞記者の写真が素晴らしくてクリッピングしました。 文徳・花岡真生が鳥取城北・志戸俊輔を破った一番です。 以下、熊本日日新…

金融庁報告書提言「本音が出ましたね」(池上彰)

この問題もやっぱり池上さんが掘り下げ、 分かりやすく解説してくれました。 クリッピングから 週刊文春2019年8月8日号 池上彰のそこからですか!? 連載395〘金融庁の報告書は何を書いたのか〙 参議院選挙前に突如として浮上した 「年金だけでは2000万円不足…

ジブリ美術館、正社員募集(28歳まで応募可)

クリッピングから 朝日新聞2019年8月5日朝刊 求人広告: 開館以来、多くのお客さまをお迎えしている 三鷹の森ジブリ美術館で、一緒に働きませんか! 求める人材はこう書いてある。 28歳までの方(若年層の長期キャリア形成のため)・ 明るく元気で人づきあい…

宮下奈都『静かな雨』(文藝春秋、2016)

この作家の文章を読んでいると 言葉によって頭がすっきり整理されるような気持ちになれる。 宮下奈都『静かな雨』(文藝春秋、2016)を読む。 静かな雨作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/12/12メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件…

箱入り大王の夏

気温が30℃を越え、35℃前後まで上がる猛暑の日々が続きます。 我が家の二匹の猫たち(大王、楽浪)は 少しでも居心地のいい場所を見つけようとします。 エアコンが作り出す人工的な冷気は歴代の猫たちと同様、好まないようです。 (人間どもはそんな悠長なこ…

70代日本赤軍、手配似顔絵

クリッピングから 朝日新聞2019年7月31日朝刊 日本赤軍 ”現在の似顔絵” 警視庁、手配写真古くなったので… 1972年にイスラエル・テルアビブの空港で 銃乱射事件を起こしたなどとして、 岡本公三容疑者(71)ら国際手配されている 日本赤軍のメンバー7人の現在…

自己責任論の行き着く果てを感じる(平野啓一郎)

クリッピングから 朝日新聞2019年7月31日夕刊 生きにくい社会へ メッセージ 小説家による、メッセージ性の強いエッセーが相次いだ。 中村文則さんの『自由思考』(河出書房新社)と、 平野啓一郎さんの『「カッコいい」とは何か』(講談社現代新書)。 どち…