クリッピングから
讀賣新聞2019年8月7日朝刊
首相「改憲論議 民意得た」▶ 山口氏「何の民意かさっぱり」
公明党の山口代表=似顔左=は6日、
広島市で記者会見し、参院選で憲法改正論議をすすめるべきだとの
「民意」を得たとする安倍首相=同右=の見方について、
「何の民意が得られたのか、さっぱりわからない」と述べた。
山口氏は「憲法を議論することを否定する政治家はあまりいない。
(与野党の)合意を作りながら議論を進めていく努力が与党、
特に自民党に必要だ」とも語った。
7月の参院選で自民党が単独過半数の議席を取れず、
引き続き公明党と密に政権を共同運営することになった余波が
山口代表のこの発言にも現れている。
安倍首相の物言いにブレーキをかける政治家が自民党内で少数派である今、
公明党、特に山口代表の存在感が増している。
この発言を安倍内閣を応援する讀賣新聞が
取り上げ記事にしたのが目を引いた。