2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

かれこれ3時間の旅

仕事を早めに切り上げた日、 あなたならどうします? 僕は普段は乗らない電車に乗って 普段は降りない駅で降り、 ネットで見つけておいた銭湯を目当てに プラプラ街を歩く。 感覚が少し開放されているのか、 街ゆく人たちの表情もよく見えるし、 見落としそ…

酢橘を絞る秋ごはん

我が家は徳島のNさんのところから 毎年スダチを買っている。 天候不順やらなんやらで生育が心配であった。 しかも、Nさんは他に仕事を持っていて その仕事と並行してスダチを育てている。 したがって人手がいつも不足する。 そうこう心配しているうちに、 ご…

The Diverの眼福

昨夜は三軒茶屋のパブリックシアターに "The Diver"を同居人、副会長と観に行った。 前売り券はすでに完売である。 野田秀樹の新作の脚本、主演、演出も気になるが、 それ以上に主演女優、キャスリン・ハンター(Kathryn Hunter)を 観ておきたかった。 キャス…

読書の秋、物干しの椅子

読書の秋である。 ある晩、副会長と近所で一杯やった帰り、 粗大ゴミのシールが貼ってある椅子が目に入った。 ふむふむ、我が家の物干しにこの椅子を置き、 好みのお茶を用意して読書のひとときを過ごしたら さぞ気持ちがよかろう。 持続可能な社会がテーマ…

世界若者雑談会議

写真の若者たちは世界各国から集まり 早稲田大学にこれから一年間通う学生たち。 月曜日にウェルカム・パーティが控えている。 人に会う用事があって青山の国連大学にやってきたら オーストラリア人監督のドキュメンタリー映画を 風の吹き抜ける中庭で観た後…

西新橋きつね調査

成田できつねに化かされた後、 職場のある西新橋できつねそばの値段の調査をしてみた。 http://d.hatena.ne.jp/yukionakayama/20080918/1221802975 三軒の店で330円、350円、360円。 写真は360円のきつねそば。 「ゆでたて」とうたっていたけど、 一分もしな…

みこしと串揚げ

秋分の日。 駅前の立ち飲み串揚げの店Nで副会長と一杯やっていると ご近所の町内のみこしが目の前を通り過ぎていった。 祭りでもやはり女性たちに勢いがあるね。 この日は二軒めのダイニングバーでも 祭り半纏の人たちが次から次へとやってきて大にぎわいだ…

初秋のアルバム

資源ゴミを出すために目覚めたら とても気持ちのいい秋の朝だった。 二度寝するにはあまりにもったいないので 畑に出かけてひとわたり作物の生長を確認した後、 ウォーキングに出かけた。 樹木の間、川沿いの道を厳選して5kmほどのコースを組み立てている。 …

自縄自縛の一丁目

昼ごはん時。 魚と副菜のうまい店「中川」に行こうと思ったが、 ふと西新橋一丁目・食事情シリーズが気になって 初めての店"I"(特に名を秘す)に行った。 ノルウェーサーモン焼き定食。 味噌汁、サラダ、茶わん蒸し、コーヒー付で670円。 う〜ん、確かに安…

烏骨鶏の卵、新発売

我が家のオフィシャル卵購入処であるY園(本業は造園業)では 普通のニワトリの卵だけでなくアロウカナの卵を売っている。 同居人がY園のトリたちの様子を定期的に観察しては ブログ「もるとゆらじお」に不定期で報告している。 トリたちの様子に興味を持ち…

新橋湯から恵比寿横丁へ

秘湯会は小宴の前に風呂に入り身を清める。 金曜日は代休が取れたので 副会長を誘って恵比寿横丁を再訪した。 下調べをして横丁からほど近い恵比寿・新橋商店街の 「新橋湯」におじゃますることにした。 洗い場も湯船も風景画も古典的な銭湯である。 湯質が…

間引き菜のチカラ

代休が一日取れたので畑を見に行く。 副会長がまめに虫よけ、トリよけのネットを張っている。 順調に育っているダイコンの苗を間引く。 間引き菜を畑の水道で洗うと、ほら、結構な分量になるでしょ。 そのまま食べてよし、サッと湯がいて食べてよし。 ビタミ…

成田できつねに化かされる

地上に降りて成田エクスプレスの切符を買い、 列車待ちの間に食べたのが和楽のきつねそば。 空港だから690円払うけれど、 新橋だったらせいぜい390円だろう。 外国に行くと汁もの、麺類が恋しくなる典型の症状である。 そのため、つい300円も余分に(推定)…

人柄が翻訳するメッセージ

審査が終わった。19時までかかった。 採点し終えてもう済んだかなと思うと また一点一点議論して審査結果を確認する。 これ以上、精度の高い審査はできないだろうな と思ったとき、審査が終わった。 このしつこさは見習うべきですね。 (写真上。審査で使っ…

19世紀末の工場跡で審査する

AWARDの審査はホテルから タクシーで20分ほどのCarriageWorksで行われた。 ここは19世紀末から鉄道の車両工場だった場所である。 2007年の1月に劇場、ギャラリーなど 現代アートのための空間として再生した。 ベルリンスクールで使った 旧東ベルリンの再開発…

足と胃袋と直観の一人旅

旅でやってきた街と仲良くするには 足と胃袋を使うといい。 とりわけ一人旅では。 僕の場合、名所旧跡にこだわらず とにかく歩いて歩いて歩いて 人を眺め、店を冷やかし、あたりを観察する。 時分どきになったら気になる店に入り、 メニューを見たり、隣の人…

反対の季節の街へ

きょうから5日間、シドニーに出張してきます。 オーストラリアは2年4ヶ月ぶり。 日本が夏から秋へと季節が動いているので、 シドニーは冬から春ですね。 旅は出るまでが仕事の整理や準備でせわしいですが、 いざ出かけると必ずなにかしら発見があります。 …

秘湯会キャベツ

キャベツの苗が畑で育っています。 虫やカラスに食われないように 東京にいるときは毎朝見回ります。 今年はどうなりますか。 ロールキャベツが食べられますかね。

恵比寿横丁に寄り道

夕方、品川で仕事が終わったから どこかで寄り道することにした。 恵比寿で途中下車して、 初めての街をシナリオハンティングするように歩いた。 ありました、ありました、恵比寿横丁。 昭和の時代に親しまれていた 山下ショッピングセンターを再開発して 13…

もったいない

今朝の通勤途上。 ふと気づくと、ゴミ収集トラックのボディに コトバが書いてある。 もったいない いつも携帯しているデジタルカメラで すかさず撮る。 この場所に、このコトバ。 なんだかぴったりだなぁと感心する。 足立区のお役人にできた人がいるのか。 …

おはようございます、双葉です

ダイコンの双葉が出てまいりました。 「ダイコンは9月第一週に種を蒔くタイミングがベスト」 というベテランの教えは当たっているようです。 次の段階は発育のいい葉だけを残して間引くことです。 初心者はここでためらいますが、情けは禁物。 ただし、間引…

ひっそり店をたたむ理由

少し前のデジタルノート、 「西新橋一丁目・食事情シリーズ」で紹介した 「わっかない亭」が突然店をたたむことになった。 僕は研究のために一度寄ったきりだ。 筆で書いた閉店の辞によれば この地で40年も商売を続けてきた老舗であるらしい。 理由は分から…

地味な外野手のファインプレイ

西新橋一丁目・食事情シリーズ(その19)。 この界隈を探索すると決めると、 ちょっと地味めのお店も試すことになる。 そうした中に当たりがあるから、人生おもしろい。 (と言うほどのことでもないか) 中華料理屋「栄雅」は僕にとってそんな店。 ご主人イ…

夏から秋へのトンネル

十谷(じゅっこく)温泉の旅から戻って 秘湯会はその手をゆるめることなく畑仕事を進めた。 9月第一週に蒔くのが経験的によいとされている ダイコンの種を蒔き、 ブロッコリー、カリフラワー、キャベツの苗を植えた。 カラスや虫に食われないように不織布の…

ほったらかしの湯

秘湯会が例会に出かけるときは 二日目に立寄り湯を見つけて研究することにしています。 今回は山梨市内からクルマで20分くらい行った山頂にある 「ほったらかしの湯」。 小ぶりの「こっちの湯」と大きめの「あっちの湯」を選んで どちらもお一人様600円。 秘…

湯力は疲れの素に効く

秘湯会が今回宿泊したのは 十谷(じゅっこく)上湯温泉「源氏の湯」。 山を越えた奈良田温泉・白根館が買い取り、 再生した温泉です。 白根館へは秘湯会もこれまで二度訪れました。 若主人夫妻が「源氏の湯」を切り盛りすることになりました。 旧館に泊まっ…