2012-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Rolling Stones

僕の胆嚢内にあった石です。 執刀医M先生が診察がてら病室に届けてくれました。 炭のような黒ですね。 これが胆嚢からコロンと飛び出してどこぞの管に詰まると みぞおちの圧迫感、背中の痛みなどの発作が出る訳です。 Rolling Stones "Paint It Black" であ…

入院第二ラウンド

昨日で仕事に一区切り。 きょうから入院第二ラウンドである。 四五泊くらいの出張と同じくらいの荷づくりをする。 まぁ、これも一種の出張ですかね。 病院には病院の独特のオーラがある。 その世界に一歩踏み入れると 昨日までの世界とは空気がガラリ変わる…

夕焼け空を見逃さないで

忙しい日々を送っていても 心にひっかかるトゲが気になっていても 夏から秋に向かおうとする一日の 夕焼け空を見逃さないで。 それはあなたの生を祝福しているのだから。

月島「魚仁」に繰り出す

上海から友人Jさんが来ている。 ソウルから東京に入り、生まれ故郷である香港に一度戻って 娘と息子が留学しているロンドンに向かう。 別の仕事も兼ねて東京に寄ってくれたのだ。 Jさんのリクエストで前回行った月島「魚仁」に行く。 会社員の天国である。 …

<狐>の書評総索引(…があったらいいな)

今年の僕の読書生活を振り返るとき、 間違いなく特筆されるのが書評家<狐>の著作との出会いである。 <狐>の存在は坪内祐三の本で知った。 やはり書評の本である。 野蛮な図書目録―匿名書評の秘かな愉しみ作者: 狐出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 1996/09…

澤本嘉光『おとうさんは同級生』(2012)

自分はどんな高校生活を送っていただろうか。 はるか彼方の高校時代を思い出そうとしながら 澤本嘉光『おとうさんは同級生』を読む。 おとうさんは同級生作者: 澤本嘉光出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/07/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 5回こ…

川上弘美『センセイの鞄』(2001/2007新潮文庫)

川上弘美『センセイの鞄』を読む。 <狐>の書評を読んでいたら手に取ってみたくなった。 速読でも多読でもなく、 <狐>が薦める遅読を意識してページを繰った。 遅読は味読(僕はこの言葉を知らなかった)でもある。 センセイの鞄 (新潮文庫)作者: 川上弘…

(同居人が)iPhoneを忘れた日

同居人がiPhoneを会社に忘れてきた。 電話と同時に目覚まし時計もなくなる。 我が家には数個の目覚まし時計があるが もはやどれも動かない。 もしくはとっくに目覚まし機能が壊れていて もはや目覚まし時計とは呼べない。 やむなく同居人にiPhoneを貸した。 …

踊るハエタロウ

ハエタロウ、いま、あんた、 そこで踊ってたでしょ。 見たよ。

犬印鞄製作所の帽子を買った

3年前、浅草を散策していたときに見つけた犬印鞄製作所。 帽子をひとつ買って通勤、出張、旅行に重宝している。 たまには洗ってローテーションで休ませてやりたい。 いま持っているこげ茶に加えて紺色を購入。4.725円。 しっかりした作りであることは実証済…

日本海の浜で石を拾う

山の温泉に出かけると時折石を拾って帰る。 今回行った小谷(おたり)温泉山田旅館は 長野と新潟の県境にある。 二日目の遠足は副会長の車でトンネルをいくつも越えて 糸魚川まで行ってみた。 日本海に面した浜で拾ったのが手前の石。 変哲のない石ですが手…

やっほーい!夏休み雲よ

夏休みロスタイム延長戦アルバム

出演者紹介Tokyo Copywriters' Street LIVE5

出演:水下きよし・高田聖子・坂東工・地曵豪ゲスト:村木仁・仁科貴 日時:2012年9月8日 17:00 open 18:00 start 会場:JZ Brat 渋谷セルリアンタワー2F チケット予約受付中 4,200円(全席指定) 申し込みURL:http://form1.fc2.com/form/?id=767369 お問い…

ものを滞留させない暮らし

人の身体も、人が暮らす空間も ものが滞留するのはきっといいことではないのだろう。 殊勝にそう考えて夏休みの小そうじに精を出した。 わざわざ運動しに出かけなくてもたっぷり汗をかく。 散らかし放題になっていた勉強部屋の丸テーブルに手を付けた。 京都…

ハーフ快気祝い

同居人が猛暑の中、仕事で新潟へ一泊二日で出かけた。 帰りに「脂肪分の少ない」うまいものを買ってきてくれると言う。 またも副会長をお誘いし付き合っていただく。 ハーフ快気祝いか。 うまさに目がくらみ写真は取り忘れた。 さよりと小鯛の一夜干し。 網…

露天風呂で河童に化ける

隣町まで自転車で出かけて 副会長と露天風呂につかっている。 ここYLは料金450円の銭湯であるにも関わらず 二階に薬湯の露天風呂を持っている。 7、8人は優に入れる浴槽の広さだ。 親父の趣味だろう。いい趣味だ。 いったん退院し一週間ぶりに娑婆に戻った。…

消化器内科民族の小テントにて

僕が入院している四人部屋は それぞれの空間がカーテンで仕切れるようになっている。 カーテンを引くと遊牧騎馬民族の小テントが四つ出現する。 日中は小テントを開け放てば 雲海が美しく都内が一望できる。 夕方には富士山の姿がくっきり見えた。 僕以外の…

庄司薫『ぼくの大好きな青髭』(1977/2012新潮文庫)

庄司薫『ぼくの大好きな青髭』を読む。 読み直すのはいつ以来か、 それとも最後の「青」はちゃんと読んでいなかったか。 1969年7月20日、アポロ11号月着陸の一日、 新宿を舞台にした庄司薫くんと彼をめぐる人々の物語だ。 四部作の最終巻である。 巻末で坪内…

予感、幸運、信頼

予感というのは案外当たるものである。 木曜朝、普段なら会社には革靴を履いていくのに 一瞬迷って動きやすいスリップオンの靴を選んだ。 大病院で診察を受けるために会社を出るとき、 MacBook Air、ポケットWiFi、充電器など一式を トートバッグに入れてき…

チラシ完成Tokyo Copywriters' Street LIVE 5

Tokyo Copywriters' Street LIVE 5のチラシが完成しました。 クリエーティブ・ブティック、ホッチキスの誇る 天才アートディレクター金井理明さんの仕事です。 天才だけあって個々の情報はちと読みづらい(苦笑)。 でも、雄壮で透明感のあるビジュアル表現…

病院の経済学

いま入院している病院には プリペイドのテレビカードがある。 一枚1,000円で買う。 テレビ(ビエラ)がひとり一台ついていて60分100円。 テレビカードとは言うもののさまざまな用途に使える。 ラウンジなどに備え付けのPCで インターネットを使うには20分100…

風変わりな夏休み

二つに一つと思っていた。 おととい受けた血液検査の結果である。 なんということもないか、すごく悪いか。 結果すごく悪くて、即大病院への紹介状をくださり、 普通だと即日ではやってもらえぬ検査を数時間で完了。 柔和なN先生に「入院だね」と結論を出さ…

身体がドスーンと重かった

朝目覚めたとき身体がドスーンと重かった。 それでも中途のS駅までは行ってみたのだが、 どうにも体調が悪い。 こういうときに無理をすると 後々ろくな事はないと直観が告げている。 はなはだ申し訳ないことだが、 駅のベンチでメールを書いて三つの予定をキ…

青柳の風干し

新宿ベルクで生ビールを二杯いただき、 帰りに我が町の十割蕎麦屋Tに寄る。 青柳の風干しを頼む。 少々炙った感じがうまい。 この店は女性がひとりでやってきて 蕎麦を食べたり、ビールを飲んだりしている。 みなさん、酷暑の中の小休止、かな?

乾燥機と水風呂

当初の予定通り、忍法代休の術を使う。 体調を整えるのにまたとない一日となった。 軟水銭湯Sの湯コインランドリーに 一週間分の洗濯物を持って出かける。 井戸水銭湯E湯の元ご主人に出会った。 息子夫妻、孫の分の洗濯物まで洗う係になったそうな。 コイン…

読書と昼寝でゴロリ横になる

帰国する前の日から身体に変調があった。 ホーチミンから香港乗り継ぎで羽田まで、およそ半日の旅路である。 帰路の機内では酒も食事も控えて静養した。 異国での不調は不安であるから 無理をせずじっとしているに越したことはない。 なんとか無事に家までた…

オートバイであふれる街

ベトナムの物価は食べ物、飲み物、タクシー料金を基準にすると だいたい日本の1/5といったところだろうか。 空港で10,000円をベトナムドンに両替すると かなり使い勝手があることが分かる。 三日目の晩は同僚Iさんが検索で見つけたレストランに出向く。 ホテ…

ホーチミンの8月を歩く

ホーチミンでフォーを食べ比べる

ベトナムと言えば僕はフォーである。 ホテルの朝食でまずフォーを取る。 そのままだとスープがあっさり、素の味である。 辛味噌を少々入れると好みの味に近づく。 昼は道路沿いの食堂でフォーを取る。 スープがうまい。 軽く炒めたような野菜が付け合わせに…