2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

めざすは「旅館のうまい朝ご飯」

木金と仲間で集まりご馳走が続いたので 週末は素食でバランスを取ろう。 行きつけのスーパーS屋に自転車で買い出しに行く。 買い出しはもっぱら僕の担当である。 四季折々どんな品物が入荷しているか、 どれくらいの値段をつけているか、 生活感覚を養うのに…

津田大介「Twitter社会論」(2009)

津田大介「Twitter社会論/新たなリアルタイム・ウェブの潮流」 (2009)を読む 僕はいま発売されている文藝春秋二月号に掲載された 梅田望夫の書評がきっかけで手にとることにした。 2006年7月に始まったツイッターは2009年に世界中でブレークした。 「実際に…

入船ツアーを企画した

一週間分の仕事をすべて終えた。 今宵は「入船ツアー」と銘打って遊ぶ。 まず男子3人は中央4番・入船湯で待ち合わせ。 銭湯の湯舟集合というのがシブいでしょう。 (入船湯はモダンなマンションの地下にある) 同居人はクリエーティブ・ディレクターS氏との …

西新橋火事・罹災店舗からのメッセージ

今月17日に起きた西新橋火事のその後。 罹災店舗の前にメッセージが貼ってあった。 この三軒をひいきにし 消息を心配しているという方のために以下転載しておく。 まずは大正時代に創業した元祖居酒屋「まるきん」。 「お客様方々 御見舞い有難とう(ママ) …

行列のできるインドレストラン

西新橋の気になる飲食店も だいたい行き尽くしたかなと思っていたけれど、 気にはしながら昼時になるとつい忘れてしまっていた店があった。 インドレストラン「グランドダージリン」である。 西新橋界隈ではインド料理のレベルも高いが、 この店も行列だった…

与謝野馨「民主党が日本経済を破壊する」(2010)

与謝野馨「民主党が日本経済を破壊する」を読む。 この本を読んでいてこんなことを考えた。 日本の金融資産は1,500兆円ある。 しかし、国債・借入金残高は900兆円ある。 民主党が日本経済を破壊する (文春新書)作者: 与謝野馨出版社/メーカー: 文藝春秋発売…

東京コピーライターズストリートライブ第三夜(予告)

コピーライターの才能に恐れ入ることがある。 例えば「日記帳」という題で複数のコピーライターが競作すると 自分ではとても思いつかないような物語を生み出してしまう。 その物語は人の声に乗せられて原始の生命を取り戻す。 いまの広告がコピーライターた…

雪国で暮らすための道具

旅人は雪を見ると少し興奮して なんだか非日常の世界が開けた気がする。 雪国で暮らす人たちはそれが日常だから そこで暮らすための道具をいろいろ工夫する。 (スコップは基本中の基本。食堂でも駅構内でも すぐ目につくところにいくつも用意してあります)…

餃子を食べに、雪の魚沼

魚沼は雪また雪である。 こんなに降り積もった雪を見るのはいつ以来だろうか。 いや、生まれて初めてかもしれない。 なんせ背丈を遥かに越えた雪がそこここに積もっているのだ。 副会長と相談して昼は外に食べに行くことにした。 長靴と傘を宿で借りて雪の中…

雪見風呂とワイヤレス・ラン

栃尾又温泉に来ている。 米どころ、酒どころで知られる新潟・魚沼である。 秘湯会のホームグラウンドの一つ、宝巌堂に泊まっているのだ。 雪の季節に訪れるのは初めてだったから、 車でなく電車とバスを乗り継いでやってきた。 上越新幹線浦佐駅から上越線に…

揺りかごのとちおとめ

同居人が仕事をした栃木のFM局Sさんから 特別なとちおとめが届いた。 Sさんの実家はイチゴを作っているのだ。 僕が普段買うとちおとめと違って 大粒でりっぱな揺りかごに収められていて とてもおいしかった! このケースを考案したことで 実を痛めずに空輸で…

一日10,000歩の旅

一日会社で仕事をしていると 階段を上り下りするくらいでは 僕にはエクササイズの量が物足りない。 そんな日は帰る時に一駅二駅余分に歩く。 帰り道は決めていないから東西南北、 どっちに向かってもいいようにおおよその経路を考えておく。 会社を出てエイ…

病院内を漂流する

病院は巨大なシステムである。 そこでは医師も看護士も患者も システマティックに動かなくてはシステムが機能しなくなる。 とは言え、たった10分診察してもらうために なんであれほど待たされるのか。 半病人、半怪我人が世にあふれているのか、 はたまた相…

会社の近所が焦げていた

月曜日、地下鉄出口を出て会社に向かおうとしたら 消防自動車が停まっていて、会社のご近所が焦げていた。 昨日未明に発生した火事の現場だった。 僕は自宅でハイチ地震の様子をネットで追いかけていて 勤め先の近くの火事にはまったく気づかなかった。 火元…

「直感のブランディング」(2009)

ディヴィッド・ヴィンジャムリ「直感のブランディング」読む。 ブランディングの本と聞くと「またか」と思うかもしれないが、 予想していたよりずっと内容がよかった。 事実にもとづく7つの物語で構成されていて 普通の人たちが立ち上げたブランドについて …

温泉会議開催

きょうは温泉会議の日である。 温泉会議とは世界最小組織・秘湯会(会長と副会長のみ)が 春夏秋冬、山間の源泉をめぐる旅について相談し取り決める会議である。 この会議は無論温泉に入りながらやる会議ではない。 駅前のスーパーS屋に切り落としの北海道産…

怪しいインドで遊ぶ夜

三ヶ月に一回、第二金曜日の夕方は「二金会」。 正月休みが入ったので、今回は第三金曜日。 参加社員と会社がお金を出し合って 地下でミニミニ懇親会を開きます。 今夜は怪しいインド特集。 (DJマハラジャに扮した同僚Kさん。機材一式を自宅から調達) (会…

コトラン・アナログノート

コトラン 「さぁ、そろそろきょうの日記を書かないと、な」

ある昼時の喪失感について

昼休みにソニービルのハイビジョン旭山動物園展を観に出かけ、 帰りにあそこで昼ごはんを食べようと思っていた。 ない! どうして、ないんだ! 確かにこの貼り紙の向こう側には 僕が20年以上通ってきた食事処「きっど」があったはずだ。 豚ナスピーマン炒め…

泥にも負けず、マドルスルー

雪こそ降らなかったけれど寒い一日でしたね。 このところ「マドルスルー」という言葉を思い浮かべています。 梅田望夫さんが著書で紹介してくれた言葉です。 シリコンバレーの人たちが先の見えない泥の中で進みながら、 不屈の精神で自分たちの仕事を進めて…

真昼の決闘(サイレント版)

畑じまいと奈良萬

きょうは陽が出ているうちに「畑じまい」です。 2008年3月から1年11ヶ月借りてきた 5坪の区民農園の使用契約が今月いっぱいで終了します。 この区画74番で ずいぶんたくさんの種類の野菜を作らせてもらいました。 昨年の夏野菜の出来には秘湯会としては満足…

イカ大根とカリカリベーコン

正月が明けて最初の三連休。 小そうじや宴会の予定もなく、 案外ゆっくりした時間を過ごせるだろうと 年末から楽しみにしていました。 駅前のスーパーS屋で うまそうなヤリイカが確かに僕を呼んでいました。 畑の大根(野口の種から育てた固定種)と一緒に …

銭湯天国の実力派「幸の湯」

僕の週末のお楽しみは東京銭湯お遍路。 カバンに手ぬぐい忍ばせて、 第62湯は大田12番・幸の湯にやってきました。 大田区の銭湯は初めてです。 都内銭湯全895軒制覇第一号Oさんのホームグラウンドとして 銭湯ファンに知られる幸の湯。 一度はおじゃましてみ…

ルノワールの女たち

次に観たい展覧会はこれ。ルノワールです。 ルノワールはきっと偏愛、溺愛しながら 女性たちを描いたんじゃないかなぁ。 まなざしがどうもエロティックです。 芸術ファンには通俗的と笑われるかもしれませんが、 僕はルノワールの女たちを眺めているのが大好…

万年筆の斎戒沐浴

自分が風呂好きというだけではない。 お正月は愛用の万年筆も湯につからせ 日頃の垢を落としていただく。 ときどきこうして斎戒沐浴してもらうと、 また一段と書き味がよくなるのだ。 ちょうど15年ほど前のある機会に、 知人にお祝いとしてモンブランをいた…

神さまの力と聖地チベット

我が社恒例の儀式、 新年仕事始めの日には地元の神社に出かけて 商売繁盛を祈願します。 ビルの谷間に移転した日比谷神社に上司、同僚とやってきました。 まだ白木の匂いが残っています。 他力本願だけではいけませんが、 変化を読み切れない時代、 神さまの…

この樹が眺めてきた時間

区民農園の土地を提供してくれている地主Sさんの家の樹。 すっかり葉を落として冬の姿になりました。 樹齢何百年になるのかな。 どんな時間を眺めてきたんでしょうかね。 人間の時間とはまるで単位が違いますね。

聴くことのなかった物語を聴く

世の中の物語は 語り尽くされているかのように見える時もあるのに どうして人は物語を求めるのだろう。 休暇を利用して同居人のライブラリーからDVDを借りて観る。 邦画では熊井啓監督の「日本列島」(1965) 「日本の黒い夏 冤罪」(2000)「帝銀事件死刑囚」(1…

「ふたりのベロニカ 」(1991)

正月二日の午前中と言えば朝風呂である。 秘湯会のホームグラウンド、井戸水銭湯E湯に出かける。 大晦日やら二日の朝風呂やらは 普段来ない客が来ていて普段より混雑している。 親子も見かける。これでよい。 身近な銭湯が廃業しないためには、新規顧客の開…