2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

病気になっても病人にならない(田部井淳子)

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月26日朝刊 折々のことば 1033 鷲田清一選 病気になっても病人にはならない 田部井淳子(登山家) 女性として 世界初のエベレスト登頂をなしとげた登山家は、 抗がん剤治療を受ける中、 夫とこう言い続けたという。 「…

あなたも僕も、崖から3回落ちる

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月26日朝刊 なるほどマネー 老後への備え方(2) 収入ダウンの崖、3回来る 1回目の崖を落ちた後だから 身に沁みて分かる記事。 60歳以降の「収入ダウンの崖」3回を 簡潔にまとめた。 60歳 1回目の崖 再雇用後の収入はダ…

Radikoでラジオを聞き、人間と猫の食事を準備する

今週、同居人は連日帰宅が遅くなる。 大王弁当、フル稼働である。 黒胡麻ごはん。インゲンとベーコンのオムレツ。 焼きピーマン(赤緑)おかか和え。かまぼこ。 グリーンアスパラ。切り干し大根。 とちおとめ(この頃はお手頃価格で買えることが多い)。 僕…

エストニア電子市民に3ヶ月ぶりに復帰した

僕は2017年2月から バルト三国のひとつエストニアのe-Resident、 電子市民である。 ユーロ圏で会社を設立することもできる。 会社で利益を上げるまでは エストニアに税金を払う義務は免除される。 (エストニア共和国国旗。三色旗だが画面では白が表示できな…

柚木麻子『ナイルパーチの女子会』(文春文庫、2018)

商社で働く栄利子、主婦ブロガーの翔子、 派遣社員で寿退社直前の真織。 女性たちの互いの距離の取り方や コミュニケーションの困難を読み進むうち、 はてこの物語は、読者をどこに連れて行くんだろうと心配になった。 柚木麻子『ナイルパーチの女子会』(単…

同志社講座「神学的思考とは何か?」(通年全10回)修了

同志社講座17春学期/佐藤優講師「神学的思考とは何か?」 (通年全10回:17年5月〜18年2月)、本日で修了。 2015年5月から「ナショナリズムと国家1/2」 「キリスト教とナショナリズム1/2」に続いて丸3年、 全30回、皆勤賞で通った。 なぜ私は生きているか―J…

ザハ・ハディッドの国立競技場が見たかった

平昌の冬期オリンピックで 日本も賑わっていますね。 この場所、2年半後の夏には 世界中からお客さんがやってきます。 いまは大江戸線の国立競技場駅で乗り降りする人は少なく、 改札口も無人です。 2年半後には人人人で、 タイヘンなことになっているんだろ…

在宅勤務は有難く、やや疲れもする

2月3回目の在宅勤務を申請、受理。 勤務先では1月から月5回までの 在宅勤務制度を試験的に実施している。 僕はもともと仕事は外でやる、 家には仕事を持ち込まない、で長いことやってきた。 でも、12月から胡留さんの在宅ケアが必要になり、 この制度の有り…

村上春樹『東京奇譚集』(新潮社、2005)

腕は立つ、けれど威圧感がなくて話しやすい。 そんな精神科医を掛かり付けにしたような5作品の短編集。 村上春樹『東京奇譚集』(新潮社、2005)を読む。 佐藤優さんが読書ノートでこの短編集に収められた書き下ろし、 「品川猿」を取り上げている。 興味を…

川沿いウォーキング、復活

外の空気に春の気配が混じるようになってきた。 久しぶりに川沿いのウォーキングコースに出掛けた。 18年間、時折歩いているこのコースはやはり気持ちいい。 自律神経が乱れがちになると、 身体のあちこちに不調が出てくる。 ウォーキングなどこれまで体験し…

熱病にかかったみたいにカポーティを読み漁った

トルーマン・カポーティ/村上春樹訳 『誕生日の子どもたち』(文藝春秋、2002)から 村上春樹の訳者あとがきを一部引用する。 誕生日の子どもたち作者: トルーマンカポーティ,Truman Capote,村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/05メディア: 単…

「連帯」は「分断」の世界に処方箋を書けるか

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月14日朝刊 オピニオン&フォーラム 未来占う「言葉の時代」 ポーランド元大統領 レフ・ワレサさんインタビュー 1989年、東西冷戦の象徴だった 「ベルリンの壁」が崩壊する契機の一つになったのは、 ポーランドの労組「…

iPhone4、あの世から二度目の生還

今週月曜日にiPhone4画面が突然真っ暗になった。 先日同じ現象が起きたときは修理店に持っていき、 バッテリー交換で復活。 今度は原因が分からない。 2011年から7年近く使っているから もう寿命なのか。 「個人の携帯はいっぺん止めちゃうと、不便だよ」 と…

奨学金制度が家族まで追い詰める

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月14日朝刊 「奨学金破産」(上) 娘が破産 400万円の重荷 定年後も仕事 月3万円返還 自分が奨学金を借り、 大学に通っていたときとは 状況がまったく変わっている。 その現実をまず理解する必要があると思った。 地道…

崖の下から「60歳の崖」を眺めている

スクラップブックから 日本経済新聞2018年2月14日朝刊 給与「60歳の崖」緩く 定年延長でも8割程度維持 人手不足 経験生かす 25年までに厚生年金の支給開始が 男性で65歳に引き上げられ、 定年や再雇用で収入が減る 「60歳の崖」が課題となっている。 人手不…

野菜高騰の日々の大王弁当

まともな時間に帰れるときは定食、 遅くなるときは弁当の晩ごはんを 同居人に提供しています。 本日は大王弁当。 黒胡麻ごはん。ベーコンポテト炒め。焼きかまぼこ。 ちぢみホウレン草おかか和え。切り干し大根。山椒昆布。 野菜が品薄で値段が高騰して、 ど…

セントオイルでパスタをつくろう

三連休最終日。 小さな洋食レストランを営む知人からいただいた セントオイルがある。 (たぶん)オリーブオイルに唐辛子、粒胡椒、 ハーブを入れて味付けをした調味料だ。 きょうのお昼はパスタだな。 同居人が作った ジャガイモとブロッコリーのサラダが …

海岸のたき火で骨にしてもらいたい(椎名誠)

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月9日朝刊 語る—人生の贈りもの— 作家 椎名誠(第14回) 僕はずっと不眠症で、 約40年前から精神科に通っていて 睡眠薬をもらって飲んでいます。 ただ体は昔から健康優良児で頑健。 それだけに肉体の衰えはつらい。 わ…

この国で私は、200%首相になりえなかった(野中広務)

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月8日朝刊 寂聴 残された日々32 「みんな先に逝く」 交友のあった野中広務さんの想い出を語る そんなある日、突然野中さんから 筑紫さん(引用者注:筑紫哲也さん)と私の2人が、 天ぷら松の小室に招待された。 3人でい…

B&B資金で紀伊國屋&BERG

気になる本の広告・記事はクリッピングしておく。 新刊は公立図書館に入らないことも多い。 入っても人気本なら一年は待つこともざらにある。 そんなときのためにB&B資金を始めた。 Book & Beerの略で、B&Bだ。 B&B資金を作るために まず、生活をなるたけ簡…

阿曽山大噴火さんが見た国会

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月7日朝刊 朝日「国会傍聴シリーズ」が面白い。 きょうは「阿曽山大噴火さんが見た国会」 裁判傍聴芸人の阿曽山大噴火さん(43)が6日、 衆院予算委員会を傍聴した。 刑事裁判を中心に 年200日以上、裁判を傍聴している…

現在の自衛隊を憲法に書いてみる(阪田雅裕)

1月から制度が始まって3回目の在宅勤務。 仕事の区切りを見計らって 近所のK図書館に新聞を読みに行く。 少し身体を動かすのも気分がいい。 スクラップブックから。 朝日新聞2018年2月7日朝刊。 オピニオン&フォーラム 憲法を考える 元内閣法制局長官、弁護…

国民投票否決でも、自衛隊合憲は不変?

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月5日夕刊 憲法改正国民投票否決でも 首相「自衛隊合憲は不変」 安倍晋三首相は5日の衆院予算委員会で、 憲法9条に自衛隊を明記する案について、 「自衛隊が合憲であることは一貫した(政府の)立場で、 自衛隊を明記す…

名護市長選報道を比較する

沖縄県名護市長選が4日投開票された。 前市議で新顔の渡具知(とぐち)武豊氏(56) =自民、公明、維新推薦=が、 現職の稲嶺進氏(72)=民進、共産、自由、社民、 沖縄社会大衆推薦、立憲支持=を破って、初当選を果たした。 朝日と讀賣の2018年2月5日夕…

ヘーゲル/武市健人訳『改訳 歴史哲學(上)』(1954)

譯者の薦めに従い下巻をまず読み、 次に上巻の「第一部 東洋の世界」を読んでから 最後に仕上げとして「序論」に取り組んだ。 ヘーゲル/武市健人譯『改訳 歴史哲學(上巻)』を読む。 メディア: この商品を含むブログを見る 「譯者の序」から引いてみる。 …

佐藤昭弘『On Writing—書くチカラをつけるためのヒント』

NHKラジオ講座「実践ビジネス英語」テキストブックに 隔月全10回に亘って連載された 佐藤昭弘『On Writing—書くチカラをつけるためのヒント』が 大変勉強になった(2016年8月号〜2018年2月号所載)。 NHKラジオ実践ビジネス英語 2016年 08 月号 [雑誌]出版社…

分からないかもしれないけれど、一緒に考えたいよ

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月1日朝刊 「小さないのち 悲しみと歩む」(3) あなたの言葉 信じるよ 虐待受けた私 同じ子増えたら嫌 長野県の石坂好恵さん(23)は、 虐待やいじめを受けている子どもたちのSOSに 耳を傾ける活動に取り組んでいる。 …

デジタル社会で悪と善が闘っている

スクラップブックから 朝日新聞2018年2月1日朝刊 流通NEM 別口座に再送金 流通網の混乱狙いか 26日午後にコインチェックが取引を停止した後、 ネット上は「巨額流失があったのでは」と騒然となった。 「ハッカーのアカウント監視はじめるか」。 午後5時半、…