2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

シニアの図書館生活、始まる

図書館で本を借りるのはちょうど5年ぶりである。 5年前、小西甚一先生の『学習基本古語辞典』を借りた。 長い間絶版になっていた幻の辞書だったのだ。 (2011年、大修館書店から復刊。以下のデータ参照) 基本古語辞典 新装版作者: 小西甚一出版社/メーカー:…

旅館の朝ご飯風賄い定食

大王食堂が同居人によく出すごはんは 「旅館の朝ごはん風賄い定食」。 例えばこの日は、黒胡麻ごはん。新ジャガとわかめの味噌汁。 エンドウ豆卵とじ。ベーコンアスパラ炒め。ゴボウ天。 焼紅鮭。しらすおろし。冷やしトマト。蕗と昆布の佃煮。 なんのことは…

風に吹かれて、100円オープンカフェ

僕の今週の「椿」は いわし明太(二尾)定食、納豆(100円)。900円。 いわしは最後の一人前でした。 ランチの時間になにやら税金関係らしき訪問者が現れ、 いつも冷静なご主人が会話しながらやや平常心を失っていました。 珍しいな。 まぁ、客としてはそん…

渡航『やはり俺の青春ラブコメは間違っている。』(2012)

僕は通勤定期を買ったことが一度もない。 さして深い理由もないが、 気の向いたとき、 気の向いた路線を使うことができるのが気楽でいい。 久しぶりに「立ち飲み竜馬」で一杯やって 都営地下鉄を使って本の町Jで乗り換える。 シリーズ累計350万部のライトノ…

『Law & Order 性犯罪特捜班』シーズン3 (2001-02)

ニューヨークを舞台にしたテレビドラマ 『Law & Order性犯罪特捜班』が面白い。 13、4年前に制作されたシーズン3を僕は見ているところだ。 脚本、配役、演出がいい。 連続ものは役者たちになじんでくると いっそう物語に入っていく。 Law & Order 性犯罪特捜…

挽肉ふりかけと水菜の炒飯

時間を上手に使いたいから 休日の昼ご飯は手早く作れて、 しかもおいしいもの(!)がいいですね。 担々麺用に製作した 豚挽肉甜麺醤炒め(挽肉ふりかけ)が 常備菜で冷蔵庫にあります。 卵、水菜、石垣島ラー油を使って、 チャッチャッチャッと炒飯を作って…

「舞浜」でお代わりしてしまった

元同僚Eさんが早期退職記念にくれた 「Eさんセレクション・ランチガイド」を見て S駅から徒歩3分、「舞浜」に行く。 店の前を何度も通ったことがあるが、 これほどのランチ実力店とは知らなかった。 既に4人が行列し、僕の後ろにも4人並んだ。 ランチは4種類…

新元良一講座『The Dancing Dwarf(踊る小人)』(2014)

週一回の番組も楽しみだったけれど、 テキストブックを精読するとさらに発見がある。 『英語で読む村上春樹―The Dancing Dwarf(踊る小人)』 第2巻(2014年5月号)を読む。 NHK ラジオ 英語で読む村上春樹 2014年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: NHK出版発…

麻婆は中華のファストフードです

3月に早期退職したEさんのランチリストを眺め、 S駅駅ビル1F「日本橋焼餃子」に行ってみる。 「むさしや」の斜め向かいの店だから 存在は知っていたが入ったことはなかった。 麻婆飯、焼餃子3ヶ、かき玉スープの定食を試してみる。 770円。 麻婆も餃子も中華…

焼きたてナン、二枚いってみよう

時間に追われているときはとても重宝するけれど、 10分で掻き込む社員食堂のランチはちと味気ない。 ピークを外して、地下二階「ターリー屋」に行く。 僕の働くビルでは新規参入の部類だ。 質量値段とも満足いく店はこのビルには少ないが、 「ターリー屋」は…

今夜も弁当の注文ありました

家でおつまみを作りながら飲んでいると 今夜も同居人から電話で弁当の注文あり。 同居人、赤坂のスタジオで仕事完了。 受話器を置いたら北斗町の店・フランクのベーコンを 新ジャガとソテーにしてまず一品。 緑黄野菜はグリーンアスパラ、焼きピーマンおかか…

三浦しをん『舟を編む』(2011/2015文庫版)

文庫本が出たのを機会に読んでみた。 三浦しをん『舟を編む』。 辞書づくりに励む男と女の物語。 悪党は出てこないし、葛藤もさしてない。 舟を編む (光文社文庫)作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 光文社発売日: 2015/03/12メディア: 文庫この商品を含むブ…

森の蒸留所にウィスキーを買いに行く

一年にいっぺんか、一年半にいっぺんは 白州・森の蒸留所に限定シングルモルトウィスキーを仕入れに行く。 電車では重たくて運べない。 副会長が愛車を提供し運転を引き受けてくれる。 蒸留所に行ったついでに 手造りハム・ソーセージ・ベーコンの店「フランク…

一合飯ごう二色弁当の巻

録音スタジオで仕事だった同居人が 晩飯を食いっぱくれていると最寄り駅から電話があった。 急きょ一合飯ごうでご飯を炊き、 炒り卵、ほぐし焼き鮭の二色弁当に蕗昆布佃煮(常備菜)を添える。 社の先輩A亭にいただいた飯ごうはこんな場面でも活躍。 ちょっ…

天然ブリ西京焼きにしてみた

さて、今週の「椿」ランチは どれを注文しましょうかね。 天然ブリ西京焼きにしてみましょう。 納豆(100円)を追加して900円。 「椿」に限らずどの店も焼き魚にレモンが付いてくるのは 僕はもうひとつ納得できません。 焼き魚食べるのに、なんでレモンが要…

日清ラ王・担々麺試作メモ

なんとなく気になる新製品というのがありますよね。 僕にはあるんですよ。 一度はスルーしたんですが、 会社帰り、スーパーLに寄っちゃいました。 日清ラ王・担々麺! (写真では湯気が写らなくて残念!) 具がないと寂しいから、 牛豚合い挽き、ホウレン草…

「カリーナ・プリマベーラ」を覗いた

僕の会社近辺のランチパスタの値段として 安いとは決して言えない。 けれど、シェフの凝りに凝った 毎週二品のパスタメニューを確かめに時々覗きに行ってしまう。 世界一小さいイタリア料理店と自称する、 S駅駅ビル・カウンター7席の店「カリーナ・プリマベ…

池上彰『おとなの教養』(2014)

この人と佐藤優は どうしてこれだけ著作をコンスタントに出版できるのか不思議に思う。 池上彰『おとなの教養』を読む。 副題は「私たちはどこから来て、どこへ行くのか?」。 ゴーギャンの絵のタイトルを彷彿とさせますね。 おとなの教養 私たちはどこから…

ちきりん『マーケット感覚を身につけよう』(kindle版/2015)

ちきりん『マーケット感覚を身につけよう』を読む。 副題は「これから何が売れるのかわかる人になる5つの方法」。 昨日のGAS(グローバル・アジェンダ・セミナー)同窓会で 石倉洋子先生が参考図書にあげた新刊だ。 マーケット感覚を身につけよう---「これか…

「経験」をオークションにかける

2013年に6ヶ月間通った グローバル・アジェンダ・セミナー(GAS)同窓会に出掛けた。 2010年に開講し通算4年間で144人の仲間がいる。 急な告知にも関わらず30人強の同窓生が集結した。 マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人に…

「猫の手」臨時休業

昨夜から扁桃腺に違和感がある。 ツバを飲み込むと痛い。 昨日までに急ぎの仕事、〆切のある仕事は 全部済ませておいた。 週の最終日はストップしていた仕事を再開しようと思っていたが、 どうも風邪の引き始めの感覚だ。 ここで無理をすれば必ずこじれる。 …

「椿」で初めて鯛茶漬け

今週の「椿」は 先週注文し損なった鯛茶漬けを頼んでみた。 三重産の鯛である。 凝り性のご主人だけあって 800円のランチだというのにご覧のように細部が楽しい。 胡麻を使ったタレにひたした鯛の刺身に カツオ出汁をかけて食べる。 ごはんはお代わり自由。 …

アムステルダムの客人

アムステルダムから客人が訪ねてきた。 広報部の同僚が依頼があり、 会ってみようかなと思って時間を作り準備した。 思いがけず話が弾んで 1時間半の約束が3時間になった。 期待していた以上の情報、人脈を教えてもらい、 お返しに僕からも東京の業界の動き…

「むさしや」で元気をもらう

いい店には活気がある。 毎朝目覚めるときに 「きょうはどこにランチに行こうかな?」と考えるが、 本日は迷わずS駅駅ビル1F「むさしや」。 8席のカウンター席めざして、 13時を過ぎてもまだ5、6人が行列中。 広いとは言えない厨房で三人の男性が調理と注文…

池内恵『イスラーム国の衝撃』(2015)

これはなんと充実した内容の新書だろう。 ブームに便乗した書籍とは一線を画する。 池内恵『イスラーム国の衝撃』を読む。 イスラーム国の衝撃 (文春新書)作者: 池内恵出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/01/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (49…

花見の翌日弁当

同居人が我が家の花見に作った料理をメインに 豆ごはんを炊き、ちりめんオムレツを焼いて 大王食堂謹製「花見の翌日弁当」。 すき焼きで味が染み込んだ豆腐、白滝をはじっこに添えて、 これが意外に好評でした。

桜の季節のある宴

桜の季節に若き同僚の結婚披露パーティに招かれた。 僕が社会人になった年の6月に生まれた新郎だ。 こうした集まりには近頃ほとんど縁がなくなっているのも 自分の年齢を考えれば自然なことだろう。 新婚二人が企画した宴に顔を出すと、 新婦のお父さんは僕…

広角レンズで風景が飛び込む

根が不器用なもんで、 重たい仕事を前にするとそれに集中するあまり、 周囲の風景が見えなくなりがちだ。 いや、「……だった」と過去形で言う方が精確かな。 「定年してどうです?」と聞かれると、 「責任が減って、給料が減って、時間が増えた」と答える。 …

グローバルが日常になっている

午前中はモスクワの同僚とセッション。 昼はビル地下2階でインド人もやってくるインドカレー。 午後は世界28のオフィスの作品について 委員のフィードバックを整理。 続いて台湾のクライアント、同僚のセッションに顔を出す。 最後は地元の太極拳教室で 中国…

大組織は血液を入れ替える

きのうの夕方、退職の挨拶をしていた仲間たちが きょうは姿が見えないから不思議な気持ちになる。 一方、入社式で100名以上の若者が入社してきた。 こうやって大組織は細胞、血液を入れ替えて 時代の激流の中でサバイバルを図るのだなぁ。 僕は動脈を逆流す…